世界史で考える沖縄と中国の絆at WHIS
世界史で考える沖縄と中国の絆 - 暇つぶし2ch574:世界@名無史さん
10/11/13 13:42:28 O
中国は、琉球の内政に干渉しなかったというが、できなかったのです。中国に内政干渉をさせなかったのは、薩摩藩の支配があったからです。
 中国の使節は、毎年やってきて、琉球に半年間滞在したが、連日、宴会を催し、琉球の内政に関心をもたせなかった。
そして薩摩藩は、琉球王の後継者問題もおこさせなかったので、李氏朝鮮のように、中国皇帝の裁可をうるために、莫大な金品を使うということもなかった。
 琉球は気候が良く、環境もよいので、今のチベットや東トルキスタンのように、中国人がやって来て住みつき、原住民(琉球の人たち)よりも多くなり、国を乗っ取られるということも起こりえたはずだ。
ところが、琉球は、現代のチベットや東トルキスタンのようにならなかった。
 薩摩藩は、琉球を通じた間接貿易で利益をあげたのは確かです。しかし、朝貢貿易だけが中国との貿易ではない。
『朝貢』は、中国との貿易の環境作りにすぎない。当時の日本では、海外との貿易は、長崎の出島に限られており、それ以外は、密貿易ということになる。
だから、中国と直接の交易はできなかった。だから、琉球に中国へ朝貢させることは、とても重要でした。
それと同時に、中国に琉球の内政干渉をさせないことも重要でした。
 また、薩摩藩は江戸幕府の許可を得て、『琉球通寶』という貨幣を発行し、琉球に貨幣経済を持ち込み、経済の一体化をはかっている。
中国皇帝の下賜品を「仮に」薩摩藩が全てを搾取したからといって、琉球経済がおかしくなるだろうか、とても思えない。
 琉球の人たちの呻吟は、琉球王の苛政にある。琉球王を史実に違えて、美化するようになったのは、戦後のアメリカ支配の時からだ。
 沖縄のバカは一人だけにしておきましょう。


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