ジェンダーの歴史at WHIS
ジェンダーの歴史 - 暇つぶし2ch200:世界@名無史さん
10/12/13 22:23:45 0
>>199

何気にラストで童貞処女を否定してるな(笑
セックスできない人は、しようと思わない人は人間の欠陥品かね。

201:世界@名無史さん
10/12/13 22:25:30 0
今の世間の性体験を煽るというかなんというか
ありゃまさに強迫観念だよ。どこに価値観の多様性なんてあるのやら。

202:世界@名無史さん
10/12/13 22:25:37 0
中絶は別にいいけど、産んだ子供を放置したら社会的制裁が加えられる日本
一方、中絶は絶対反対だけど、産まれた子供を放置したり虐待しても摩擦がすくないキリスト教圏

なんか面白いな

203:199
10/12/13 22:29:47 0
>>200
すまんが自分は、童貞処女だよ。
しかもAセクシャルなので、今後もする予定ない、する気もないな。
ただコミュニケーションの形は人それぞれ。
自分みたいにセックスしたくない人もいれば、すごくしたがる人も身の回りにいる。
セックス以外のコミュニケーションをしたいと思う自分と同じくらい
セックスでコミュニケーションしたいという人もいる。それを止めるのは無理だろう。
自分と同じコミュニケーションの取り方をしたい相手と、
コミュニケーションせずにはいられないってのは、同じだ。

204:世界@名無史さん
10/12/13 22:32:57 0
私は発達障害者なんだけど、親が七歳までに間引いてくれたらよかったと思っているよ。
発達障害はある程度成長しないとわからないから、現実には無理だけどね。
ちなみに私自身はぜったいに子供はつくらない。子供が私と同じ発達障害者として
生まれてきたら可哀相だから。

205:世界@名無史さん
10/12/13 22:34:31 0
>>202
これはあるよな。なかなか面白いと思う。
何だかんだで、どっちもそれなりにバランスは取れてるよね。
産むなら責任持って産め、持てないなら産むな、の日本型と
とりあえず産んでおけ、その後は神様だか社会だかの思し召しにまかせていいから、のキリスト教圏

206:世界@名無史さん
10/12/13 22:50:44 0
キリスト教(というかオリエント一神教)自体が人口希薄地帯で生まれた
もんだからな。生産力確保のためにアンチ中絶化するのは当然。
日本やアジア圏は生産力が大きいために、余剰人口が生じるのが早かった
それで間引きを容認する文化が生まれた。
特に日本は前史時代では世界でも有数の豊かな地域で人口密度も高かった
それがイザナギとイザナミのようなおおざっぱな死生観を産んだ一つの要因なのかもしれない
イザナミ「私は日に1000人を殺します」
イザナギ「それなら私は毎日1500人の子供を産もう」

207:世界@名無史さん
10/12/13 22:58:52 0
>>190
私は高齢処女で、世間の価値観でいえば「負け組」なんだろうけど、でも
そんなこと気にしてないよ。

「恋愛できない女は負け組」「やっぱり結婚こそが女の幸せよね~」と
言われても、「あっそ」と思うだけ。

人それぞれ、その人に合った生き方がある。私は自分のことを恋愛や結婚に
向いていないタイプだと考えているからしない、ただそれだけ。

208:世界@名無史さん
10/12/13 23:05:53 0
今の世間の性に関する「勝ち組、負け組」の価値観の煽りはすごいからな。
ここにいる人、世間の価値観から距離を置いて泰然とできるってのは偉いよ。

209:世界@名無史さん
10/12/13 23:32:08 0
>>186
>モース一人の印象だけで「アメリカより」なんていわれてもなあ。
「先進国」の人間が「未開の国」に行って

「個々には物質的豊かさはないけど、我が国と違って子供の笑顔に満ち溢れてる」とか言うのは今でもお約束だな

210:世界@名無史さん
10/12/14 01:20:36 0
>>191
このスレに該当者がいるのか?

性欲は人間の基本的な欲求だが、その欲求に従うと子どもができる。
子どもがほしくない場合、その欲求をどう処理するか、というのが基本的な問題。
欲求を制御できる人間ばかりなら、中絶の是非が問題になることもない。

211:世界@名無史さん
10/12/14 22:26:55 0
>>202
その一点だけでもキリスト教圏が日本(仏教圏)より道徳的に遙かに優位にあることがわかるんだが

「水子供養」のように堕胎や間引きを正当化する教義があるだけでも仏教が許される時が来ることは
永遠にないだろうね

212:世界@名無史さん
10/12/14 22:39:51 0
>>211
仏教を攻撃する気はないけど
『日本霊異記』で行基が説法に聞き入っている母親から
乳飲み子を取り上げて橋の下に投げ落として
因果がどうのと説くという話はさっぱり意味が分からんかった。
そもそも高徳で知られる行基がほんとにそんなことしたのかと思うし
乳飲み子をわざと殺してまで説く必要性なんかあるのかと。
赤ん坊の命が軽すぎ。うろ覚えなんで誤解があるかもしれん。

213:世界@名無史さん
10/12/14 22:47:35 0
今調べなおしたら、乳飲み子じゃなくて10歳の障害児だった・・・。
余計始末が悪い気がする。

214:世界@名無史さん
10/12/14 22:51:19 0
それと橋の下じゃなくて淵に投げ入れて溺死させる話だった。

215:世界@名無史さん
10/12/14 23:14:18 0
でも市井では障害児は何か祝福を受けた存在だとみなされた地域も多い。
結局日本的楽観主義によってどんな思想も最後には骨抜きにされていった。
「原罪」なんて日本では絶対に受け入れられないだろう

仏教説話集はあえて日本的感覚からはずして衝撃的な話を作る場合も多いし

日本仏教だって最初は因果応報の哲学だったのが「みんな救われるよ」教に変容した

216:世界@名無史さん
10/12/15 00:18:02 0
あのー、「ジェンダー」からどんどんずれてってるんですが。

217:世界@名無史さん
10/12/15 08:26:38 0
>>211
キリスト教……というかそのベースのユダヤ教も、大概アレなエピソード多いぞ。
旧約聖書とか読んでると、それこそ神様の生贄に息子を捧げようとして褒められる話とか
飢饉で子供食う母親の話(しかもそれが悪いと描かれるのではなく、他人の子供だけ食べて、自分の子供を食べさせなかったのを非難される流れ)
とかあったりするし……。

218:世界@名無史さん
10/12/15 19:08:04 0
>>20
>今の世間の性体験を煽るというかなんというか
>ありゃまさに強迫観念だよ。どこに価値観の多様性なんてあるのやら。

日本のムラ社会では、「他人と同じであること」「社会集団の枠から外れていないこと」
を重視するから、その影響もあるのかも。

最近よく語られる「非モテの苦しみ」なんてのも、カレカノがいないことそのものが
辛いのではなくて、「仲間内で自分だけ童○だから、飲み会でいつもバカにされる」
といった、承認欲求の問題が彼らを苦しめている。




219:世界@名無史さん
10/12/19 16:34:19 0
>>121>>122
男女の間に「身体的な力の差」がある限り、表面はいくら取り繕っても男性上位の
社会が続くのでは?

男性は、「男のほうが力が強いからいざとなれば女たちのことは抑え込める」
と考えが深層心理の中にありそうだし、女性の側も、「今は文明が発達しているから
女性の権利が認められているけれど、文明が崩壊したり、何かの理由でバックラッシュが
起こったら、再び女性が経済的に自立できない世の中に戻るのではないか」
という不安がある。

国際政治でも、リベラル思想や国際法のような、ジャイアニズムに歯止めをかける
仕組みも存在しているが、それでも最後にものを言うのは力。

220:世界@名無史さん
10/12/21 05:57:04 0
>>219
最後にモノを言うのは経済力ですぜ。力は金で買える。
金が発達していない社会でも、食べ物作ったり維持したりする機能を
コントロールする奴が、ただ力が強い奴より偉い。
いくら腕っ節が強くても、飯が食えなきゃ死ぬしな。
女性の権利が認められるようになったのも、
工業化以降の社会では、それが国の経済力に繋がるからに他ならない。

221:世界@名無史さん
10/12/21 06:02:10 0
あ。
やや言葉不足なので追記するね、ゴメン。
強盗しようにも、三人くらいに袋だたきにされたら、子供相手でも負けるからな。
結局人の流れや結束をコントロール出来る者が強く
それは経済の流れをコントロールできる者だという意味。

222:世界@名無史さん
10/12/21 13:11:14 0
ばかばかしい似非保守と似非リベラルがわめいてるな
キリスト教とかフェミとか関係ない
進化生物学的にオス優位も子殺しも当たり前
人類史を通じれば、オス優位、子殺し当たり前の時代がほとんどなんだよ
キリスト教(と勘違いしたバカ似非保守)やフェミだの言ってる世界の
人間には理解できないだろうが。
キリスト教的価値観とかほざいてる連中は似非保守の似非伝統に
毒されてるな
こういうの多いよな
ある時代のある暴力を否定した人々が権力をとると、また別の
けがらわしい似非伝統をねつ造して、それを前提にしてまたその
時代の自称リベラルがその自称伝統の暴力性を指摘、しかしその自称
リベラルも結局は・・・

動物農場じゃないけど、しょせん似非保守プロライフや似非リベラルプロチョイスも、
達之介みたいな奴の変種にしか見えない。

俺はプロライフとプロチョイスの撃滅と、人間本性であるオス優位や子殺しの
廃絶、真のライフとチョイスを願っている。
けがらしい母性・家庭イデオロギーや安っぽいフェミニズムにノー!
もちろん小林達之介にもノー!
純潔やフリーレイプにノー。
セーフフリーセックス万歳。
避妊と性教育を否定する人間は全人類の敵。

・・・でもこれも、結局オス支配、親支配の人間本性に利用されるんだろうな。


223:世界@名無史さん
10/12/21 13:24:00 0
あと中絶や嬰児殺の責任は男だけにあると俺は主張するね。
自分はプロチョイスではないが、中絶や嬰児殺が児の殺害であり、
弱者への絶対的暴力であるのと同様、望まない児の存在は女性への
性的虐待であるし、そうである以上中絶や嬰児殺で女性を罰することには
著しい不正義が存在する。
女性の権利や児の命を踏みにじる、おぞましい望まない妊娠(これ自体レイプ)
の責任は男性のみにある。
男性のみを罰するべきだ。望まない妊娠や出産や育児、中絶や嬰児殺を
もたらした責任、避妊をしない責任で。
むろん、これだけでは男性は震え上がって絶対に賛同しないだろう。
バカライフやアホチョイスの男は、自分たちに被害がないからこそ、偽善者プロライフや似非リベラルプロチョイス
などという妄言をほざけるのであって、被害が来るとわかったら仮面を
かなぐり捨ててくるだろう。
こういう男を懐柔するためにも、避妊と性教育を徹底し、性教育で
男に『フリーセックス(むろん夜這いカルトのようなフリーレイプじゃない)したいなら、避妊を徹底しろ。
避妊を徹底すれば楽しく自由にセックスできる。さもなくば強姦殺人犯』と
飴と鞭で叩き込むべきだ。
理想主義は決して男にも利益をもたらさないわけではないことをアピールして、
男の協力も取り付けるべき。

むろん、知性ある批判者からは、プロライフやプロチョイス同様、
オス優位、親優位の人間普遍の抑圧を正当化する偽善に成り下がるのではという
批判はあるだろうが、それでも男の協力を取り付けて、実質的に
リプロダクティブレイプや中絶・嬰児殺を急減させるほうが良いと俺は考える。



224:世界@名無史さん
10/12/21 13:34:06 0
避妊具を安価に、簡便に、気楽に、そして確実に手に入れられる制度の
充実が不可欠だ。
費用は男性からの特別税で賄うべき。
なぜなら散々女性の権利や児の命を踏みにじったのは男性だから。

また性教育や避妊を否定する人間は、それだけで全女性への強姦、全胎児と
全嬰児への殺戮、純潔カルトや夜這いカルト推進、こういったものに同意した
に等しいと教えるべき。
なぜなら避妊のない世界では、人間の生物学的な傾向にそのまま忠実に、
オス優位のセックス秩序の元、女性は望まない妊娠を
拒めず、児は必要ない場合すっきり殺され、男性同士の利益を侵さない限り、
フリーレイプになってしまい、またそれを嫌がる人間は
バカ純潔カルトになるしかなく、その場合性の自由は抑圧されるという、悲劇的な
性秩序にしかならない。
避妊のないセックス秩序は、あまりにもストレスが全員にかかってしまうんだよ。
やれ文化だの〇〇教だのイデオロギーだの関係なく普遍的にそうなってしまう。
そんな秩序を復活させろとわめく避妊否定は、口先でライフだのなんだのいおうが、
現実には全女性への強姦と全児童の殺害に同意したに等しい。

目指すべきは、安全で自由で楽しいセックス秩序であって、バカライフやアホチョイス
の出る幕はない。
宗教だの世俗だの文化論だのくだらないプロパガンダも不要。
ただ避妊と性教育、そして本当の問題はなんなのかを明らかにし、男性支配、親支配に
責任があるのだということを明示することだ。


225:222
10/12/21 13:44:18 0
つーかキリスト教的価値観とか、儒教的価値観とか、夜這い的価値観って、
あれ仮に実在したとしても、所詮プロパガンダだしな。
所詮『規範としてそういうことに・・・』ってこと。
いつの世も、本当のセックスヘイターなんざほとんどいないし、同時に
本当の性の自由もない。
セックスでは公的なオス優位の普遍性に比べれば、女が主導権を握れる面は
多々あるが、それでも望まない妊娠やレイプ、強制売春など、やはり全体として
オス目線。
コストに見合わない児の殺害は当たり前。そこに偽善やフェミニズムの入り込む
余地はあまりない。
規制されていてもいくらでも抜け道はあるし、自由に見えても実際は力関係で自由ではない
(今の自由経済だってそう)。
同性愛は普遍的に存在しているが、同時に同性愛メインの人はいつも少数派で、
いくら同性愛に寛容でも、やはり微妙に社会にはヘテロ目線が存在している。(戦国時代の武士や、
イスラーム世界の少年愛みたく、同性愛自体はふつうにみられる場合でも、
ヘテロの女役を男の子に投影した、異性愛の延長としての同性愛である場合が多く、
ヘテロ中心主義の影がある。)

そう考える俺としては、やれキリスト教、やれ日本の自由で寛容な性文化、
やれ純潔、やれプロライフ、やれプロチョイスだのという議論をバカらしく感じる。
いやもちろん、いろんな意見があること自体は、社会を豊饒化させる点で
異議あるんだけどさ。
それにしてもステレオタイプすぎるというかね・・・

226:222
10/12/21 13:49:46 0
まあ進化生物学をよく学び、そしてオス優位、親優位の生殖における
不平等に強い憤りを感じる女性からは、俺の意見もまた、プロライフオスや
プロチョイスオス同様、しょせん繁殖戦略の一環、女や第三性別を懐柔して
利益を得ようとするオスの戦略としか見られないだろうし、それはプロライフや
プロチョイスのオスがたどった道を考えれば十分過ぎるほどまともな批判だ。
願わくば第三性別や女性から、俺の意見やそれを超える意見が出てほしい。バカライフや
アホチョイスではなく。
そうすれば、バカライフ・アホチョイス体制も用済みなんだろうな、本当に。


227:世界@名無史さん
10/12/21 21:12:27 0
「人間社会は利害で動いている」といわれるが、冷徹な利害の計算以外に、
男性の性欲やプライドで動いている面も多いと思うよ。

ニュー速+板で理系がしょっちゅう文系叩きやってるけど、あれは「女」の
問題も絡んでいるよね?

URLリンク(www.amazon.co.jp)
高校生の頃から理科受験クラスでおとこばかり、大学も工学部で男ばかり、
職場も技術系で男ばかり、で、毎日朝10時から夜中まで机に張り付いて仕事して、
へたすると休日も出勤で、決定的に女性と知り合う機会がもてないまま、35すぎて
リビドーも枯渇してしまい、勢いも情熱もなくなって恋愛も結婚も逃す多数の
理科系技術者を知っている身としては、著者の言う事なんぞ、ちゃんちゃら
おかしいのである。



228:世界@名無史さん
10/12/21 22:03:05 0
男性の嫉妬の対象は金(出世)と女(モテ)。
男性はいつの時代も、富と権力で女性たちをひきつけ、集めてきた。
これが富と権力をかき集めるという行為の裏に隠れた、本当の目的。

帝国主義時代のヨーロッパ人が、世界中の植民地から珍しい動物・植物・
美術品・物産などを集めて博物館・美術館に収めたが、あれは巨大ハーレムに
いろいろな民族出身の女性を集めて悦に入っていた専制君主と同じ心理なのかな…


229:222
10/12/22 03:23:26 0
いや、オスにとってのメス、メスにとってのオスは利害として最重要の一つ
これが利害でないという奴は文明に毒されてる

230:世界@名無史さん
10/12/22 21:51:18 0
『アステイオン73』(阪急コミュニケーションズ)に、池内恵氏が
「イスラームとの私的な闘争―新・西洋中心主義?」という文を寄稿している。
内容はアーヤーン・ヒルスィ・アリーの著作"Nomad: From Islam to America:
A Personal Journey Through the Clash of Civilizations"の紹介なのだが、
アーヤーンと英国の歴史家ニオール・ファーガソンンの交際について触れ、

アーヤーンとの交際により、ファーガソンは「黒人への偏見がない」「異文化に
寛容な」「アフリカ支援に尽くす」先進的人物であるということになる。
それは同時に「世界から優れた・美しいものを引き寄せる」欧米の社会の優越性の
証左となる。
しかし根底には、「文明世界に渡ってきた美女」を「ムスリム男性の魔の手から
庇護する」という、独特の優越意識や征服感情が潜んでいるとみられる。
しかしそれは都合よく隠蔽される。アーヤーンという存在は、西洋白人男性の
知識人にとって、西洋文化の普遍性・優越性へ内心の確信を深めさせ、同時に
アリバイも提供する、極めて心地よい存在である。
(中略)
研究者からは忌み嫌われ無視される一方で、白人男性優越主義を内に抱える
欧米の多数の読者からは、倫理的優越の確信だけでなく性的自尊心も共に
与えてくれる類まれなポルノグラフィとして消費されるだろう。

とあった。

231:世界@名無史さん
10/12/22 21:59:37 0
なんかね、女性が(いやひょっとしたら男性も?)真に自由になるには、尼さんにでも
なるしかないのかと思った。

アーヤーンはソマリアで父の強制する、見知らぬ相手との結婚から逃れてオランダに
難民としてやってきたが、欧米に移住した後も、結局白人男性の優越感を満足させる
ための道具として利用されている。(本人がそれを自覚した上で行っているか
どうかはわからないが)。

アーヤーンのことを「勇気あるフェミニスト」と評する人々もいるけれど、
フェミニズムとは一体何なのか…


232:世界@名無史さん
10/12/24 00:59:50 0
私はこの手の話題に全く詳しくないのですが
大学で受けたジェンダー論の講義ですら
働いて帰ってきた夫が家で寛ぐことを父権的だと非難していました

彼女らは何を望んでいるのでしょうか

233:222
10/12/24 23:32:33 0
>>232
あなたはフェミニズムの悪い面だけを見て、
ジェンダーや家父長制を復活させようとする
似非保守?
フェミニストじゃないけど、それには絶対反対だね

234:世界@名無史さん
10/12/24 23:43:00 0
>働いて帰ってきた夫が家で寛ぐ

こういう発想自体が
「夫が外で働き、妻が家で家事をする」ことを前提に語られているからでしょ?
それに働いて帰ってくる妻もいる、ということが無視されている。

235:世界@名無史さん
10/12/25 09:54:54 0
仕事に家事に育児に大車輪だったカーチャンは偉かったなあ…
全部できて当然、弱音はいたらフルボッコと今思えばとんでもない環境だった

236:世界@名無史さん
10/12/25 11:36:06 0
同じ非モテでも、喪女より喪男のほうが他罰的傾向が強いのはなぜなのかなあ。

喪女で、「私に彼氏ができないのは男が悪い」という人はあまりみかけないけど、
喪男は、「顔が悪いから彼女が出来ないんだ」「最近の女は見た目でしか人を判断しない」
と責任転嫁ばっかり。

237:世界@名無史さん
10/12/30 11:51:29 0
URLリンク(komachi.yomiuri.co.jp)
草食系男子はなぜ草食?

ここのコメント欄で男どもが過剰反応しててワロタww
草食系男子といっても、

(1)Aセクシュアルのように性欲や恋愛感情がもともとない人
(2)性欲も恋愛感情も人並みにあるのだが、傷つくのが嫌で、あるいは女性と
付き合うのが面倒くさいなどの理由で草食になった人

の二通りがあるかと。
傷つくのが怖いといって恋愛に尻込みするのは結局、自己愛が強いから。
こういう屈折した性格の男は、肉食系男子よりもやりにくいかもしれない。
よっぽど母性愛が強くて、相手を包みこんであげられるような女性なら別だけど。


238:世界@名無史さん
11/01/01 03:03:27 0
これは前々から思っていたことなんだが
日本の女性差別と、西洋の女性差別ってちょっと種類が違うな、と思った。
海外の女性差別は、野蛮な(と父権的価値観からみなされる)母性原理を
父権によって支配し、克服する感覚なのに対し
日本の女性差別は、母性に対して幻想を際限なく拡大させて、
現実にはあり得ない形の母性を妄想し、
その妄想通りに動いてくれない現実の女性を叩くことで
妄想を維持しようとする感覚に思える。

239:世界@名無史さん
11/01/01 07:50:52 0
>>238
西洋、とくにプロテスタント圏には、日本のような女性に対する甘えというのは
あまりなさそうだな。

日本の「負け組」というのは、社会的地位の低い人間、あるいは経済的に貧しい人間
ではなくて、「共同体から外された」あるいは「共同体の主流に乗っていない」
という意味で使われているような希ガス。

喪男が「共同体の復活」を唱える保守に走るのも、彼女がいない・結婚できていない
自分が、共同体からハブられた、価値のない人間のように思えるからかもしれない。

240:世界@名無史さん
11/01/01 08:55:22 0
実際共同体から排除されて蔑視されるのだから
反発するのは寧ろ当然だろう。

241:世界@名無史さん
11/01/01 10:52:37 0
高度成長期の日本人男性は、職場でも家庭でも、下駄を履かされて生きてきたからなあ。

女性(つまり人口の約半分)にはキャリア・パスが存在しなかったし、
グローバリゼーションによって、新興国の労働者と競争する必要もなかった。
経済が右肩上がりで、女性の社会進出の道がほとんど閉ざされており、
さらに見合い制度が存在していたおかげで、魅力のない男性でも結婚できた。

ここにきて男性の地位が急速に低下しているように見えるのは、単に
男性優遇措置がなくなり、正当な価値評価がはじまったにすぎない。
それでも、下駄を履かされて生きてきて、それが当然の権利だと
思いこんできた男性たちにとって、自明だったはずの権利を失うことは、
これまで持ち上げられてきた下駄の高さの分だけ大きな喪失感となる。
「男らしさ」などというのは、周囲が男性中心主義を認め、忖度して
くれていたから成り立っていたのであって、下駄がなくなってしまえば、
そこに残るのは自己主張ができず、何らかのアクションを起こすことも
できないただの根暗男。

242:世界@名無史さん
11/01/01 14:12:49 0
>>241
えらく攻撃的だな。「男らしさ」を求めて
何かあれば「男なんだから」というのは女の方だっただろうに。

243:世界@名無史さん
11/01/01 14:16:58 0
社会では「男なんだからこれくらいのことは・・・」
少年期でも「男なんだから我慢しなさい」

「男らしさ」なんか当の男にとって負担でしかないんだがな。
全然得なことなんかない。何が下駄なんだか。

244:世界@名無史さん
11/01/01 17:43:52 0
>>238
西洋の女性差別は「レディーファースト」に表れている。
レディーファーストは女性をか弱いものとして、
男の保護下に置かれるものだという考え。

日本の「母性幻想」はまったくその通り。

>>242
>>243
女でも「女のくせに」とか「女なんだからそんなこをしてはダメ」とか
普通に言われてきたよ。

つまりそれは「男より女の方が上であるべき」という考えがベースになっているので、
男は女より優っていなくてはいけないし、女はへりくだってい三歩下がってなくてはいけない。
下駄をはいてでも男が上だと見せかけなくてはいけなかったということで、
「負担」と「下駄」は表裏一体。

245:世界@名無史さん
11/01/01 17:52:22 0
いや、「男なんだから」って男より寧ろ女から言われた記憶が強いんだけど。
そう言う女は自ら男の下位にあることを望んで「男らしく」と
「下駄をはかせ」「負担をかけている」の?

246:世界@名無史さん
11/01/01 18:08:36 0
女は自分の都合よく男を動かしたい時には
「男なんだから」と言って、同時に
男女平等だと主張しているよね。

平等なら「男なんだから」なんて言うのはやめるべし。

247:世界@名無史さん
11/01/01 18:11:18 0
男に負担を強要してきたのは明らかに女だな。

248:世界@名無史さん
11/01/01 19:12:33 0
>>238
河合隼雄『母性社会日本の病理』(講談社プラスアルファ文庫) という本に
この辺の事情が詳しく書かれてるね。

>>247
それは帝国主義時代にキプリングが「白人の重荷を背負え」とうたったのと
同じ自己欺瞞だな。
「支配者」の立場に立って、被支配者(有色人種、あるいは女性)に、
「俺たちこそが被害者だ」と言っているわけだから。

>>246
男女ともに、ジェンダー規範から解放されるのが一番いい。
男性の中にも、草食系男子のように、マッチョ的な価値観から離れて
のんびり生きている人たちがいる。こういう生き方が許されるように
なったのはいいことだよ。

あと、男女平等だというのなら、日本女性が白人男性と付き合っていても
文句をいうべきではない。日本女性の側は、日本人男性が白人女性と
付き合っても文句を言ってはいないわけだから。

249:世界@名無史さん
11/01/01 20:50:55 0
男も「女なんだから」って言いますよ。
「そんなんじゃヨメに行けねーぞ」とか。
男も「女なんだから」というのはやめるべき。

そして女が男を都合よく動かしていると思ったら
それに乗らないこと。自分が乗っておいて文句を言うのはナシ。

たとえば飲食代をどちらが払うか。
本当に平等を望むなら割り勘にするべきだが、
女に払わせると男のメンツにかかわる、と思う男がいるのも事実。
男が払うものと思ってハナから払うつもりのない女もいるけれど。
それで「女は男を利用している」と思うなら、初めから
自分は男女平等だと思ってるからメシ代は割り勘、と言っておくこと。

それが男女が「お互い」ジェンダー規範から解放される第一歩。

250:世界@名無史さん
11/01/01 22:27:33 0
社会的な地位の話をしてるのにどんな反論のつもりなのか

251:世界@名無史さん
11/01/01 23:00:24 0
女性の中には昔から、「売れ残り」「いかず後家」「いき遅れ」と呼ばれる
負け組女性がいて、共同体の中で蔑視されていたが、喪男たちは、まさか
男性が彼女たちと同じ地位に転落する時代がこようとは夢にも思っていなかったんだろうな。

第二次世界大戦で、日本軍がオランダ領東インド(現在のインドネシア)を占領した際、
「支配者」の地位から転落したオランダ人が、それまでインドネシア人をぶちこんでいた
収容所に入れられてショックを受けた、というエピソードを彷彿させる。
まさか自分たちが見下していた有色人種と同じ境遇に陥るとは思っていなかったんだろう品。

252:世界@名無史さん
11/01/02 01:34:34 0
>>240
わざわざ共同体を復活させようとしているところがミソ。
共同体に甘えたいんだよ、要は。
でも女性の自立は共同体の解体やらなんやらとほぼ同時進行に起こったわけで
アレな人たちは、共同体から除外されたんじゃなくて、
共同体から個人が自立してしまった時代に、
自立できないままついていけなくなったってことではないかと。
勝手に疎外感募らせてるけど、実は疎外なんてもともとされていない
疎外する主体がないんだから。
でもそのことに気づかず、「俺たちは疎外されてる!!」
と思っているのかも知れない。

253:世界@名無史さん
11/01/02 09:33:33 0
>共同体から個人が自立してしまった時代に、
>自立できないままついていけなくなったってことではないかと。

スレ違いだが日本の老人には、子どもたちの家で老後の面倒を見てもらえず、
老人ホームに放り込まれると、「自分は負け組になった」「共同体から除外された」
と思いこむ人が多い。
古い世代の人たちにとって養老院というのは、身寄りのない人(つまり社会の中の
負け組)が行く、精神病院のように暗くてじめじめした所というイメージだからな。

今は明るくて綺麗で快適な老人ホームも増えているけれど、それでも絶対嫌だ、
自分の子供(といっても実際に世話をするのは息子の嫁)にみてもらいたいという
人が多いね。

あと、TVで「孤独死」とか「無縁社会」とかいって騒いでいるけれど、共同体が
解体された、個人主義の社会では、人間は一人で生まれてきて、一人で死んで行くのが普通。

個人主義が存在しなかった前近代の日本でも、出家して家族との縁を断ち、
山奥の庵にこもって、一人でお迎えを待つという死に方を選んだ人たちは一定数いた。

254:世界@名無史さん
11/01/02 13:51:52 0
>出家して
そりゃ公家、武家の出身とかごくごく一部。
しかも既に十二分に家庭を営んでおり、生計に何の悩みもなく生きられた特権階層。
一種の宗教的遊戯だよ。

今の孤独死は本当に孤独で、生計も営めない人たちが絶望の中で死んでいくもの。
案外フェミって頭でっかちなんだな。

255:世界@名無史さん
11/01/02 16:06:06 0
残飯食って生活してる若い男たちの実態を調査してる女性の存在なんてフェミには全く無縁の世界だろうなw

256:世界@名無史さん
11/01/02 20:19:29 0
同じ非モテでも、喪女より喪男のほうが他罰的傾向が強い、と2chのあちこちで
指摘されているのはみんなよく知っていると思うけど、その理由は、男性の方が
プライドが高く、アイデンティティにこだわる傾向が強いからでは。
現実を直視すれば自己崩壊してしまうかもしれないと恐れているんだろうな。

さらに、恋愛において女性は上書き保存、男性はファイルに一つ一つ名前を付けて
保存、といわれているけど、歴史問題においても男性の方が未練が強そう。
小○よし○りとか『国○の歴史』の西○幹二とかね。
女性だと、
「そんな過ぎ去ったことをクヨクヨ悩んでも仕方ないじゃん、それよりも次行こ、次!
今度こそ下手を打たないように、国際社会の中で上手く立ち回るのよ!」
てな感じ。

257:世界@名無史さん
11/01/02 20:26:14 0
>>256

一般化がひどい文章の典型だね。男性はこうだ、女性はこうだ、って。
櫻井よしことか、工藤美代子(この人は関東大震災での朝鮮人虐殺を正当化したとんでもだけど)とか
どう説明するんだ。

258:世界@名無史さん
11/01/02 20:35:06 0
工藤が「日本民族は虐殺などできる民族ではない」と記述しているのを見たときには
こっちのほうが頭抱えたよ。

259:世界@名無史さん
11/01/02 20:37:08 0
>>257
すべての男性・女性がそうだとはいわないけれど、そういう傾向がまったくないと
言い切れる?

安易な一般化は確かによくないことだが、だからといって男女の間に
違いがまったくないというのも別の意味で極端だな。

260:世界@名無史さん
11/01/02 20:40:13 0
個々人それぞれの歴史観としか言いようがないだろうに。
男が小林よしのりに親和性があって、女は違うなんて
おかしすぎる。

261:世界@名無史さん
11/01/02 20:46:31 0
>>256
男性優位的思考を女性優位的思考に逆転させただけだな。

262:世界@名無史さん
11/01/02 21:13:11 0
>>258
それは、昔からよくいわれる「感情的で極端に走りやすい女性」の典型では?

>>261
なにか誤解されてるようだけどね、私は女性が男性より優れているなんて
思っていませんよ。むしろ、トップクラスの人間だけを比べれば、男性の方が
上だと思っている(少なくとも現時点では)
ただ、男性の性質が良い方向に発揮されればスゴイ結果を生むけれど、
悪い方向に発揮されるとどうしようもなく(以下ry といっているだけで。


263:世界@名無史さん
11/01/02 23:21:09 0
もし女性が世界政治を支配すれば・・・
Women and the Evolution of World Politics
フランシス・フクヤマ /ジョージ・メイソン大学政治学教授
URLリンク(mudaimudai.exblog.jp)

ここでフクヤマに反論しているフェミニストたちには、「女性も男性と
同じでなければならない」という強迫観念があるのかもしれない。

URLリンク(www.nikkei.com)
>ボノボはチンパンジーに比べ、競争がない分、道具の発明や使用がまるで少ない

この動物学者のインタビューを聞いていると、メスの地位が高い社会では
進歩が止まると解釈できるから、フェミニストにとっては居心地が悪いだろう。

264:世界@名無史さん
11/01/03 17:10:06 0
>>256
前半部分は同意。
フェミニズム攻撃に走る男がいるのは
アイデンティティの崩壊を恐れているからだろう。

265:世界@名無史さん
11/01/03 17:23:05 0
フェミニズムは実は男性優位を女性優位に転換したいだけの概念。

266:世界@名無史さん
11/01/03 17:24:04 0
ところで出家と孤独死についての頭でっかちフェミの反論はないの?

267:世界@名無史さん
11/01/03 19:32:24 0
>>266
今の日本では、年をとっても最低限の衣食住には困らない、という人が大勢いるんだから、
昔の公家や武家の「まねごと」ぐらいはできるんじゃないの?
本物の美術品が手に入らないから、ミュージアムグッズを部屋に飾るようなもの。

私も一生独身を通すつもりでいるから、たぶん狭いマンションの一室で孤独死
しているところを数日後に発見される、みたいな死に方をするんだろうけど、
それでいいと思ってる。

ところで私はフェミニストじゃありませんよ。保守的な家庭で育ったせいで、
フェミにはこれまで何の関心も持っていなかった。
私がジェンダー問題に興味を持ったきっかけは、2chの毒女板や鬼女板や喪女板を
にやってきて、肉便器だの中古だのブスだのババアだの売れ残りだのと罵倒している
男性の存在。
「なんでこの人たち、こんなに女性を罵倒しに来るんだろう?女性には男性用の
板に行って荒らす人はほとんどいないのに」
で、チンパンジーやゾウアザラシのオスを観察するように、人間の男性のことも
観察して、彼らの心理を分析できないかと考えたわけ。

268:世界@名無史さん
11/01/03 19:40:59 0
最低限の衣食住にも事欠くからこその孤独死なんだがな。
好きで独身通して好きで孤独死する趣味人の死に方と
アパートの家賃すら払えずに路上で死ぬ人と一緒にしたら駄目だろ。


269:世界@名無史さん
11/01/03 20:03:13 0
>>243
過去に男性にはかされてきた下駄の一つに「不妊」の原因についての問題があると思う。
昔はほとんど不妊の責任は女性側にある、ということにされてきたから。
今は医学が発達したので、男性不妊の問題もクローズアップされているけどね。
というより、現代でも不妊の責任を妻に押し付ける男性がいるということに
驚かされる。

URLリンク(cherry161.blog43.fc2.com)
夫の許せないプライド

270:世界@名無史さん
11/01/03 20:11:44 0
遺品整理業者が見るニッポンの「孤独死」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

「とくに孤独死が多いのは団塊世代の男性。高度経済成長期に就職し、
結婚しないで、わりと無計画に生きてきたタイプに多い。持ち家もなく、
預金もない。仕事をリストラされ、勤労意欲がなくなった男性もいる」
孤独死した男性の部屋からは、生活が崩れていることを感じることが多いという。
「食事はコンビニ弁当とインスタント食品ですませ、電気製品は壊れたまま。
病院にも行かず、薬局で市販の薬を買ってきて服用している。その一方で、
高度成長期を担ってきたという自負だけはあり、勝ち負けをとくに意識
しているのがうかがえる」
その点、女性は部屋が片付いている場合が多い。
(中略)
だが、都監察医務院のデータにもあるように男性に比べ女性の孤独死は少ない。
吉田さんは、こう言う。
「女性は、男性と違って肩書などにはあまりこだわらない。趣味もあり、
近所の人とも立ち話もするし、コミュニケーションの輪が広いため孤独死が少ない」





271:世界@名無史さん
11/01/03 20:18:48 0
日本の特殊性は専業主婦の存在。
濃密に息子を愛し関与するから息子は独立できない。

272:世界@名無史さん
11/01/03 20:19:06 0
>>270
なんか悪意ある記事だよね。
団塊男性が孤独死するのは自己責任だとか言いたげな。
自己責任論の好きな読売だからと見るのは偏見?

273:世界@名無史さん
11/01/03 20:24:55 0
朝日新聞も年末に孤独死の連載していたけど
こんな見方はしていなかったように思う。

274:世界@名無史さん
11/01/03 20:28:09 0
>>243
一応書いておくけれど戦前は長子への一括相続で長子は親の世話をする義務があった。この制度を破壊したのは相続を均等にしたGHQ。

275:世界@名無史さん
11/01/03 20:38:55 0
産経と読売は自己責任論大好き。

276:世界@名無史さん
11/01/03 20:43:44 0
団塊は戦前の長子による親の世話という価値観と均等相続によるその非現実化に引き裂かれた世代だな。

277:世界@名無史さん
11/01/03 20:47:09 0
>>272>>275
喪男って保守なのかリベラルなのか、そのスタンスがよくわからんな。
結局、両方のいいとこ取りをしたいだけなのか。

278:世界@名無史さん
11/01/03 20:48:41 0
明確な勝ち組になった女性が
明確な弱者である孤独死男性を自己責任論を用いて蔑視するのは
勝ち組の論理でいえば殊更不思議なことではない。
そういう風に他者を見下すやり方は嫌いだけど。


279:世界@名無史さん
11/01/03 20:49:44 0
女性解放もいいけど、いいかげん男性も解放されるべきだと思うんだ
女性観と男性観がセットでジェンダーなんだし

280:世界@名無史さん
11/01/03 20:51:26 0
>>277
そういう君こそ本当に男女平等を求めているのかどうか分からんな。
男性優位を女性優位に転換したいだけ?
それに人間、単純に保守だのリベラルだの区分けできるのか?

281:世界@名無史さん
11/01/03 20:53:57 0
ウヨサヨと単純な二分法で区分けするのと実はたいして変わらない
>保守なのかリベラルなのかスタンスがわからん


282:世界@名無史さん
11/01/03 21:10:08 0
戦前男が強かったのは制度的に長男がほとんど遺産相続していたという点を忘れないように。

283:世界@名無史さん
11/01/03 21:25:43 0
戦前に戻ろうとか言っている人がいるの?

284:世界@名無史さん
11/01/03 21:27:29 0
>>278
女性の中にも「負け組女性は」いっぱいいますが、何か?
てゆーか、私も喪女で負け組だし。
私は自分に「女としての魅力が欠けている」ことを自覚しているから、「女同士の競争」
から降りて、一生独身で生きていく道を選んだんですが。

>>279
女性の側も「男のくせに」とかいうことはやめるべきだけど、たとえば体育会系
ホモソーシャル内での抑圧とか、勝ち組男性が負け組男性を馬鹿にするとか、
こういうのは男性自身が解決しなければならない問題ですよね。
メンズリブのように、こういう問題に真面目に取り組んでいる男性もいるんだろうけど、
なぜかネットでは女叩きばっかり。

>>280
男性優位を女性優位に転換したいとまでは思っていませんね。
というより、どの道そんなことは不可能だろうし。
さっきも書いたけど、喪男が他人に迷惑をかけずにいるのなら彼らを批判する
こともしません。でも現実には彼らが女性関連の板を荒らしまわるので、女同士で
マターリ話をすることができない。

285:世界@名無史さん
11/01/03 21:34:39 0
>>284

>ネットでは女叩きばっかり
2ch以外に目を向けたことはあるの?
真面目に女性同士で討論できる掲示板はいくらでもほかにあるよ。

286:世界@名無史さん
11/01/03 21:47:09 0
言っておくけど2chから出て行けって意味じゃなくて
2chではどの道無理なんだからそういう場所なら他に求めるべし
という意味。

287:世界@名無史さん
11/01/07 08:34:51 0
まぁ、ν速とか男女板とかはは、いわゆる非モテDQNの巣窟にはなってるわな。
まとめサイトとかは、ν速とかから持ってくること多いから、
必然的に2chは非モテDQN率高い感じには見える。

288:世界@名無史さん
11/01/07 22:16:12 0
昔、男女で国家を分けたらどうかと妄想したことがある

日本男王国と日本女王国で二つに分けて
前者は優秀な男が政治経済の実権を握り
後者は優秀な女が政治経済の実権を握る
両国とも、生殖能力しかないようなあまり優秀でない層に
生殖行為に専念してもらう。
共通の天皇を頂いて国家としての共通性を維持しつつ
両国で政策を競い合うという方法。

289:世界@名無史さん
11/01/10 20:45:00 0
フェミニストの理論というのは、
「この世の人間がすべて強い意志・精神力を持ち、なおかつ合理的に行動する」
という前提が先にあって成り立っているように思える。

たとえば職場で女性に対する差別が完全に解消されたとしても、
「美人や処女や若い女性を求めるという男性の傾向」
「自分より社会的・経済的に同等か、それ以上の階級の男性に惹かれるという女性の傾向」
が完全になくなるとは思えない。

これらの傾向をなくそうと思えば、それこそ子供のころから洗脳教育でも
しなければならないと思うが、そうするともはやそれは全体主義国家・統制国家に
なってしまうのでは?

290:世界@名無史さん
11/01/12 12:43:37 0
>>289
>「この世の人間がすべて強い意志・精神力を持ち、なおかつ合理的に行動する」
>という前提が先にあって成り立っているように思える。

てめー経済学者に喧嘩売ってんの?
全世界のホモ・エコノミクスさんに謝れ!

291:世界@名無史さん
11/01/12 20:22:06 0
経済学にはプラス・サム・ゲーム(参加者全員がともに得をする)という概念が
あるけれども、
「処女ゲット」はゼロ・サム・ゲームだからなあ。
ある男性が処女をたくさん食っちゃえば他の男性はそれだけ損をする。
もちろん、男性のほとんどが「処女なんか価値がない」と考えるようになれば
この問題は解決するけど、残念ながら今のところはそうなっていないわけで。

「合理的に」考えるならば、いまどき相当の名家でもなければ、何が何でも
子供(後継ぎ)を得る必要はない。
しかし現実には「女の意地」などといって不妊治療に血道を上げる女性、
医師から男性不妊を告げられてプライドを傷つけられる男性はいまだに多い。

292:世界@名無史さん
11/01/13 19:28:59 0



【台湾】馬英九総統「日本には謝罪責任がある」…従軍慰安婦問題で日本は自国の「恥部」を隠すべきではない [12/27]


台湾の馬英九総統は26日、台北市文化局や台湾婦女救援基金会が主催した、台湾の
元従軍慰安婦らの対日訴訟に関する特別展に出席し、「日本政府は歴史の過ちに対して
謝罪する責任を持つ」と発言。注目を集めている。環球網が台湾の報道を受けて伝えた。

主催者となる台湾の元従軍慰安婦らが対日訴訟を求めた2000年から、同基金会の活動
は今年で10周年を迎える。展示会では、元従軍慰安婦らによる日本への賠償要求や、
従軍慰安婦問題の教科書記載などを求める運動などが紹介された。

馬総統はこれまでも元慰安婦の名誉回復活動に積極的に参与しており、同基金会が制作
した台湾人元慰安婦に関する記録映画の撮影や、元慰安婦への補償活動などに関わった。
また、2008年には、元従軍慰安婦8人と会談し、同問題への関心の高さを示している。

馬総統は、特別展開会のあいさつで「日本は歴史で犯した過ちと向き合うべき」と述べ、
日本は自国の「恥部」を隠すべきでなく、また、謝罪責任を逃れるべきではないとの見解を
示した。


スレリンク(news4plus板)




293:世界@名無史さん
11/01/13 19:57:36 0
歴史の話がほとんどないな。
俺含め語れる人がいないんだろうが。

「女の歴史」とか「男と女の時空」とか「ジェンダーと歴史学」とか「強姦の歴史」とか「御一新とジェンダー」とか「処女の文化史」とか
図書館においてあるけど、「御一新とジェンダー」以外男には手に取りにくいな

294:世界@名無史さん
11/01/13 22:12:50 0
>>242>>243
>「男らしさ」なんか当の男にとって負担でしかないんだがな。
>全然得なことなんかない。何が下駄なんだか。

トーマス・キューネ編『男の歴史 市民社会と〈男らしさ〉の神話』(柏書房)、
ジョージ・L・モッセ『男のイメージ』(作品社)などを読むと、男性に対して
社会が加えてきたジェンダー的抑圧を知ることができる。

で、古臭いジェンダー的抑圧に苦しんでいる男性が大勢いるにもかかわらず、
日本を含めた先進国で、メンズリブ運動があまり盛り上がらないのはなぜなんだろう。
小谷野敦なんぞは、
「男だの女だのという二項対立的性にこだわるのはやめましょう、人間には
多様なジェンダーを生きることができるのですなどというポストモダニスト的
広言を吐く人もいるが、よしてほしい。人間はそんなに簡単に変わるものではない。
私はポストモダンとアメリカは嫌いなのだ」
とまで書く。

女性の中には、おしゃれもメイクもダイエットもせず、完全に「女」を捨て、
異性にモテることも期待せずに生きている人がいるが、男性もそうしたら
楽になると思うんだが。

295:世界@名無史さん
11/01/13 22:39:36 0
男≒人間だから、「男」から完全に離脱するのは「女」を完全に捨てるより難しいでしょ。

ちょっと「男らしさ」を捨てたくらいでは、男の枠内から外れない。
逆に言えば「男で在り続ける」ことの負担はそれほど大きくない。
お洒落やダイエットはともかく、メイクくらいはしておけよ!という圧力にさらされ続ける女よりは
ある意味楽。

歴史じゃねえな

296:世界@名無史さん
11/01/14 21:30:01 0
堀内真由美『大英帝国の女教師―イギリス女子教育と植民地』(白澤社)には、
19世紀にアジア・アフリカで活動を行ったイギリス人フェミニストの活動に
ついて描かれているが、
彼女たちがインド人女性を本国の白人女性と対等だとは考えていなかったとか、
オスマン帝国崩壊後、中東を訪問したフェミニストが、「ユダヤ人フェミニストグループ」
の活動をたたえ、「遅れたムスリム・パレスチナ女性もこれを見習うべきだ」と
語っており、結局「帝国意識」や「人種意識」と無縁ではいられなかったことが
指摘されている。
「リベラルのほうがかえって植民地主義的」だということは世界史板ではこれまで
さんざん指摘されてきたけどね。

そして悲劇的なことに、イスラーム世界では、女性「解放」という話題は帝国主義による
陰謀を疑う深い猜疑心から自由ではなくなる。

なんか、フェミニズムやジェンダーについて調べていると、暗~い気分に
なってくるんだよなあ。
被害者意識に凝り固まった狂信的フェミニスト、男性側からのバックラッシュ、
それらを政治的に利用しようとする勢力・・・

297:世界@名無史さん
11/01/15 20:21:31 0
母系制の時代には戦争が無かったってマジ?


298:世界@名無史さん
11/01/15 21:29:12 0


人間の社会では
いつも女性差別や中絶・嬰児殺や
女性の望まない妊娠や育児や家事の負担(リプロダクティブ・レイプ)や
暴力があった
バカライフやアホチョイスのいう理想の過去なんてない
男が女を支配し
親が子供を支配し
性暴力も子殺しも当たり前
それが人間の社会

あんたの言ってるのは、定住生活のできるような資源の豊富でない、多くの狩猟採集民
社会では、恒常的、長期的な戦争は、それを支える殺し専門の軍隊も作れないし、
奪い合う資源地や貯えもないので起こらないってこと
が元ネタなんじゃないの?

ま、それにしても、他の集団の女性をレイプするために暴力をふるったり、集団間のいざこざから暴力になったりは
ふつうにあるらしいけどね。
農耕や定住生活が戦争を激化させたという学説はそれはそれで今でも正当
とみなされてるが、
かつてのような平和な原始人(狩猟採集民)という概念は、もうかなり修正されてる。

あと、母系制は母権性じゃない。

299:世界@名無史さん
11/01/15 22:58:27 0
>>298
>バカライフやアホチョイスのいう理想の過去なんてない

やっぱりそうか

若桑みどり氏が『戦争とジェンダー―戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論』
(大月書店)で、戦争の原因が家父長制であると書いているのを読んで、なんだか
トンデモ臭いなと思ったんだが。

「家父長制さえ無くなれば~」「帝国さえ無くなれば~」「資本主義さえ無くなれば~」
あるいは、
「社会がキリスト教化されれば~」「民族自決が実現されれば~」「国境を越えた
女性の市民運動をつくれば~」

・・・もう、この手の言説は聞き飽きたわ。

300:世界@名無史さん
11/01/15 23:04:59 0
「戦争の原因が家父長制である」ってのもどうかと思うが、それを読んで
じゃあ「母系制なら…」と質問しちゃうのもどうかと思うが。

母系制と母権制をごっちゃにしちゃ駄目だろ
母権制社会はバッハオーフェンらによる仮説だが、現在ではその実在を支持する人はフェミニストを含めて存在しない。

家父長制は、男性優位社会という意味と、地中海などに見られる家父長絶対権力家族社会って意味の二つがあるので
後者の意味の家父長制と母系家族社会は相容れないが、普通前者の意味で使われるし

301:世界@名無史さん
11/01/15 23:14:24 0
>>300
いや、若桑氏自身が、
「母系制の時代に戦争はなかった」
と書いているんですよ。

この人、もともとはイタリア美術史が専門だったんだが、ジェンダー論に
手を出してからおかしくなってしまったんだな~


302:世界@名無史さん
11/01/15 23:17:58 0
そっか。それならしょうがないな。


303:世界@名無史さん
11/01/16 00:19:16 0
しかし過去200年間民主国家同士の戦争が皆無という事実は兵士の母親である女性の声を政権が
無視できなくなった事も一因である、とは考えられないだろうか?
ロシアの「兵士の母の会」などの活動を見ているとそう思えるのだが。

304:世界@名無史さん
11/01/16 03:05:51 0
ロールズがフォークランド戦争は?と突っ込まれてたな。
アジェンデ政権打倒とかはどうよ?

戦争はともかく、とりえず狭義の家父長制社会で、血の復讐の応酬などが激しいとは言われてるな。

305:世界@名無史さん
11/01/16 09:40:23 0
おまいら今75歳の人が家父長制のもとで教育を受けたってリアリティもって理解してる?

306:世界@名無史さん
11/01/16 11:06:39 0
かつて、戦争を起こすのは、帝国主義的な段階に達した資本主義であり、
社会主義体制となった国家同士が戦争を起こすことはないはずだ、と
言われていた時期もあったな。

ベネディクト・アンダーソンは1978年、1979年に起こったヴェトナム、カンボジア、
中国の間の戦争が、「革命的マルクス主義体制の、革命的マルクス主義体制に
対する大規模な戦争」であったことに強い衝撃を受けたと述べている。

307:世界@名無史さん
11/01/16 14:44:15 0
プロライフやプロチョイスって、普通の男にとっては
なんら説得力ない議論だよな
歴史上ほとんどすべての社会の男にとってみれば、
プロライフやプロチョイスって何それおいしいの状態

308:世界@名無史さん
11/01/16 14:47:28 0
若桑みどりのいう家父長制がどういう意味なのかは別として
戦争に行くのはオスが主流で、最初期の戦争の目的には
レイプがあったという学説、実際にすべての戦争で性暴力が
程度の差はあれ普遍的に存在していることを考えると
戦争はオス優位の社会を強化するってのは言えそうじゃないか?

309:世界@名無史さん
11/01/16 15:21:24 0
>>308
若桑みどりのいう家父長制は、ケイト・ミレットが『性の政治学』で定義したのと
同じらしい。

ラジカル・フェミニズム
URLリンク(note.masm.jp)

•「ラディカル・フェミニズム」は,個人的だと思われていた男女の「性」そのものが,
政治的な支配関係を含んでいると考える。このフェミニズムの方法は,「個人的なことは
政治的なことである」というスローガンからも,明らかである。
•ケイト・ミレットは,『性の政治学』(1970年)で,「家父長制」という概念を用いて,
性の領域での男性の女性支配の起源を明らかにした。
•家父長制のもとでは,男女の生殖機能の自然的な違い(女性の出産・哺育)から
労働の分業が生じ,これによって男性が社会的に利益を得るシステムが生ずる。
◦女性の性と生殖は,強制的な異性愛に基づく「結婚-母性」という枠組みに組み込まれ,
この枠組みが歴史的に制度化されて,男性の支配と女性の被支配という権力構造が
生み出されてくる。
(後略




310:世界@名無史さん
11/01/16 22:33:06 0
確かに途上国なんかの男女関係は公共の場の立ち振る舞いから男女間の人口比率(胎児検査で女性と分かると
中絶される!)まで権力関係が歴然と可視化されているよな。
しかし男女間に限らず人間関係には権力関係が必然的に付いて回るのは当然だろうが、これはちょっと極端だろ。
だから「ラディカル」なんだろうけど。

311:世界@名無史さん
11/01/16 22:42:25 0
アメリカのジャーナリスト兼フェミニスト、スーザン・ブラウンミラーは、
「レイプは本能ではない」
「自然界に強姦が存在することを観察した動物学者は私の知る限り一人もいない。
動物の世界におけるセックス―正確には交尾―は、メスが発する生物学的信号によって
ひき起こされる周期的な行動にほかならない。それ以外の時期には性的関心は皆無である」
「そこではメスの意思に反した強姦もない」
と書く。

本当に動物の世界に強姦が存在しないのかどうか、専門家でないからよくわからないが、
仮にあったとしても学者はこういう微妙な問題に関してコメントしたがらないかもしれない。


312:世界@名無史さん
11/01/17 22:36:00 0
サルの種類によってはボス以外の交尾は禁じられている。

313:世界@名無史さん
11/01/18 19:23:22 0
>>222-226
>ある時代のある暴力を否定した人々が権力をとると、また別の
>けがらわしい似非伝統をねつ造して、それを前提にしてまたその
>時代の自称リベラルがその自称伝統の暴力性を指摘、しかしその自称
>リベラルも結局は・・・

フランス革命にも、最初は女性が参加し、コンドルセやオランプ・ドゥ・グージュ
などによって両性の平等が唱えられ、民衆協会やクラブで実際に女性による活動が
実践されたにもかかわらず、やがてロベスピエールやジャコバンクラブとの反目が
始まり、国民公会の命令によって女性のクラブが閉鎖され、女性がクラブに
参加することが禁止されて、ついにはナポレオン法典によって家長権と女性差別が
強化されることになってしまったなあ。

314:世界@名無史さん
11/01/18 19:42:57 0
>>222
>・・・でもこれも、結局オス支配、親支配の人間本性に利用されるんだろうな。

秦郁彦『現代史の対決』(文藝春秋)の「カンガルー裁判・『女性国際戦犯法廷』見聞記」
で紹介されていた話。

・・・見落としてはならないのは、昭和初年の軍部ファシズム時代に、華やかに
おどった少壮軍人の背後に師父的存在である民間の思想家(たとえば北一輝、
大川周明、平泉澄)が控えていたように、フェミニストたちには男の伴走者が
寄りそっていることである。
女性法廷でも事実認定の分野では吉見グループの男たちがその役割を演じているが、
思想的師父ないし知恵蔵に当たるのは『世界』12月号の特集に松井女史と並んで
「歴史と裁き」なる論文を寄稿した高橋哲哉(東大助教授・哲学)だろう。
(中略)
高橋は、賢明にも正面からの挑戦は避け、まわり道をしながら哲学風なレトリックで
はぐらかしを試みている。まず強烈な欧米中心主義、男権主義に染まった既成の
国際法を脱構築しようと呼びかける。何やら第二次世界大戦中に欧米流の国際法を
脱却した「大東亜国際法」を構築しようと説いた安井郁を思い出させるが・・・


きっと、昔から、現状に何かしら不満を抱いていて、世の中が変わりさえすれば
真の男女平等、ユートピアが実現すると考えて、結果的に男性の野心家に
利用されることになってしまった女性というのは一定の数存在したんだろうな。

キリスト教も、福音書には女性蔑視的な記述は見当たらないけれど、
「コリント人への第一の手紙」「テモテへの第一の手紙」あたりになると
女性差別的な記述が出てくる。



315:世界@名無史さん
11/01/18 20:57:30 0
>>311
専門家でもなんでもないので良く知らないが
イルカはあんな可愛いみてくれで強姦するらしい。

316:222
11/01/19 00:23:42 0
222は314の慰安婦に対する見解を支持しません。
あれは314の個人的な見解です。
秦を支持し、高橋を否定する314は間違っている。
314こそ、女性を利用しようとする野心家だ。

317:222
11/01/19 00:25:30 0
314みたいな奴がいるから、2chは怖い。
いや、世の中みんなこんなものかな。
気持ち悪い。

318:世界@名無史さん
11/01/21 05:12:13 0
別にそういう人たちが一方的に野心に利用されていたとは言えないと思うけどな。
実際に活動が制限される女性である以上、バックアップは必須。
→ Win-Winの両得の仲間だったってだけのことで。

つか222も314も、潔癖すぎるだろ。
誰もが誰かを利用しているし、その糸はあちこちに伸びまくっていて
お互いに利用し合っているのもしょっちゅう。ただそれだけのことだ。

319:世界@名無史さん
11/01/21 05:34:45 0
あと歴史的な流れについてちょっと考察。

歴史上のパラダイムシフトが起こる時ってのは、
前時代のメインプレイヤーはハブになり、それまでサブであった者達がメインになる。
なぜなら新しいパラダイムに乗っかるのに、前時代のメインプレイヤーは必ず遅れるから。
前のパラダイムで十分に生活できる者は、前のパラダイムのやり方を維持しようとする。
結果新しいパラダイムに乗り遅れる。
そして、前時代のメインプレイヤーは、前時代にパラダイムを戻そうとする存在として警戒される。

これが原始社会から、父権社会への移行時にも起こって女性差別が始まったんだと思うんだよね。

そもそも「竈の番・家を護る・壺や布などを作る」といった行為は
ほとんどの部族社会でも女の仕事とされるし、父権的社会が成立してからもそれは同じ。
ただ、原始的な生活をしていた初期の人類にとって、これらは人類の持つ文明の全てと言える。
要するに人類のメインプレイヤーはメスで、オスはサブのおまけだった。
これはオスが動物を狩り、メスが植物類を採取することが多いことからも見て取れる。
動物性タンパクと植物・穀物類で、どちらが一日でも欠けたらまずいのかは明らか。
動物性タンパクは長期間摂取しなくてもなんとかなるが、植物系を絶つのはかなり厳しい。


320:世界@名無史さん
11/01/21 05:38:42 0
ところが人類はある時期に、生産力を爆発的に向上させるパラダイムシフトに辿り着く。
文字の発明・文字によって書かれる法律によって統治される国家の発明
狩猟採取ではなく計画的に行われる農耕の誕生
これらはおおよそ、ほぼ同時期に発生した、ひとまとまりのパラダイムシフトだ。
で、これらの新しい技術を独占することになったのは、当然それまでのパラダイムではサブだったオスだ。
これらの技術は、人間を他の動物とは違う者たらしめるモノとして認識された。
これが、人間≒男 となっていることの由来だろうと思う。

この時期に「権威」という概念が発生した。
父権社会があっても、母権社会がないのはこのためだ。
これ以前の社会はそもそも権威という概念自体がない。
権威は屈服による支配によって維持されるので、前時代のパラダイムのメイン層であった
女性や、母系的な文化を悪魔的として、暴力的に叩きのめし支配しようとするようにもなる。
キリスト教などの世界宗教は、この時期に発生した発明品なので、女性差別的なのは当たり前。

321:世界@名無史さん
11/01/21 05:50:15 0
ところがこの「権威」という発明品がメインだった時代も終わりを告げる。
市民革命などを経て新しいパラダイムシフト「商業中心の合理主義」的社会の誕生だ。
これはまぁ、活版印刷とかで紙幣がざかざか刷れて、大航海時代のおかげで
世界中の労働力がネットワークで結ばれるようになり、蒸気機関などの発明で
いわゆる工業が発達するようになった時代。

この時代にはそもそも支配・権威という概念の体現が、前時代のメインプレイヤーとして嫌われ
王様が殺されたり、世界宗教へ対する反発が深まり、権威を極力排するために、人権の概念なども生まれた。
またこの時代になると、もはや前時代のさらに前時代である母系社会へ退行したらどうしようという恐怖心もなくなっている。
もうそんな時代には戻りようがないからだ。
むしろそれによって女性などの、労働力たり得る存在を人間の範囲から外してしまうことは
損失となれども利益にはならない。これは母系的な文化を根強く持っていたために支配されてしまった黒人などへの差別も同様。
こうして社会の利害と反差別主義の利害が一致し、いわゆる差別が排されるようになっていった。
この延長線上にあるのが現代。ただ、未だに前時代のパラダイムをひきずってはいるため
いわゆるバックラッシュなども発生する。

まぁ、専門家でも何でもない人間が適当に考察した内容なので、色々とアレだろうが
とりあえずこんな考えどうよ、ってことで。ひとつ。

322:世界@名無史さん
11/01/21 05:57:43 0
ちなみに母系時代も暴力や支配は存在しただろうね。
部族抗争なんて今でもしょっちゅうだし、むかしもしょっちゅうやっていただろう。
ただ、それが生活のメインにはなるってほど役には立たなかった。
これらがもの凄く役に立つようになるのは、権威という概念を支えるようになり
ひいては国家運営などを支えるようになってからだ。

323:世界@名無史さん
11/01/21 20:38:38 0
>>321
>むしろそれによって女性などの、労働力たり得る存在を人間の範囲から外してしまうことは
>損失となれども利益にはならない。これは母系的な文化を根強く持っていたために支配されてしまった黒人などへの差別も同様。

文明の進歩によって、女性や黒人などへの差別が解消されるのは望ましいことだが、
同時に新たな問題が出てきているような希ガス。

最近、発達障害(ADHD,ADD,AS)や学習障害(LD)がクローズアップされるようになっているが、
これらは文盲の人間が大半だった時代、あるいは工場労働、職人、自営業に労働力が
吸収されていた時代には存在しなかった社会問題だ。

324:世界@名無史さん
11/01/21 20:53:23 0
>ただ、未だに前時代のパラダイムをひきずってはいるため
>いわゆるバックラッシュなども発生する。

非モテDQNは、日本のムラ社会の、悪しき平等主義の産物じゃなかろうか。
学校でバレンタインデーにチョコレートを上げるのを禁止(もらえない生徒が
かわいそうだから)、あるいは運動会の徒競争で差が出ないようにするとか。

そういう教育を受けてきた連中が、実社会に出ると、そこは完全自由競争の世界。
いくら学歴が高くてもモテない奴はモテない。
そこで、悪平等に染まった男たちが、
「俺たちが他の男と同じもの(女)を手に入れられないのはおかしい」
と考え、自分を選んでくれない世間の女を逆恨みする。

今、日本は、共同体を単位とする社会から個人を単位とする社会へと移行する
過渡期にあるが、個人として自立できていない連中(つまり非モテDQN)は、
自分の弱みをさらけ出して、「強者としての弱者」の論理を前面に押し出す。




325:世界@名無史さん
11/01/21 21:26:39 0
伝統的に中国映画はマッチョな男らしさを抑圧した
URLリンク(literaselect.seesaa.net)
(前略)
現在、主役でないにしても、香港(或は広東)カンフー映画に女性のカンフー使いが
多く出て来る。男並に戦い、ビシバシ拳を入れられ、剣を揮い、投げ飛ばされ、
高所から蹴落とされる(その真剣さ、しんどさが好きで香港映画に活躍した
日本人女優がいた筈)。中国女は強い、男女差別なしだとノホホン見ていただけだったが、
どうもそれは間違いらしい。

<その理由としては、先ず第一に、中国において伝統的に、マッチョな男らしさを、
低次元のものと見なす傾向が強かった…文化の担い手となるのが文人であり、
文人=権力者、肉体派=下層階級という図式が根深く存在していた。…
<さらに、第二の理由として、…マッチョな男性のイメージは、実社会における
暴力や権力構造を否応なく喚起させてしまうために、むしろ、女性身体を媒介として
暴力性を表象しようとしたことが挙げられる。…

※ジェンダーや女性差別のあり方も、民族や文化によって違っているんだな。
アメリカではリドリー・スコット監督『G・I・ジェーン』がヒットしたが、
あれは女性が男のように暴力的(?)になることで賞賛され、最終的に男たちに
受け入れられるというストーリーだった。
欧米や日本には、伝統的にマッチョ礼讃・武勇礼讃の文化があるから。
中国では倭寇みたいなのは野蛮人としかみなされない。

326:世界@名無史さん
11/01/21 23:10:15 0
><さらに、第二の理由として、…マッチョな男性のイメージは、実社会における
>暴力や権力構造を否応なく喚起させてしまうために、むしろ、女性身体を媒介として
>暴力性を表象しようとしたことが挙げられる。…
これは日本のオタ文化でもそうだな。
戦闘美少女とか、あるいは性暴力行使者としてのスーパー攻め様系百合キャラとか

327:世界@名無史さん
11/01/22 23:30:09 0
日本で"進歩的な"ジェンダー教育が普及することでどんな影響があるのかは色々と
予想されたけど

ウヨ「性道徳は破壊され堕胎が激増して社会崩壊だ!」→中絶件数は4分の1に激減
サヨ「旧道徳に縛られない新しい自立した個人が誕生!」→若者の半数以上が保守化

と予想とは裏腹な結果が出ているのが面白い
一体どうなってるんだか

328:世界@名無史さん
11/01/23 00:56:00 0
堕胎はキツいし、奔放なセックスは面倒臭いってのもあるか?

だいたい性教育つうたら、お互いに理解尊重して大事にして
ちゃんと避妊して~うんたらかんたら、説教臭いというか説教そのものって気がしますな

329:世界@名無史さん
11/01/23 20:41:28 0
URLリンク(www.rui.jp)
自己実現の呪縛~どんどん不幸になっていく米国の女性たち①
URLリンク(www.rui.jp)
理想像のための男女関係~どんどん不幸になっていく米国の女性たち②

330:世界@名無史さん
11/01/23 22:14:43 0
URLリンク(www.cyzowoman.com)
「環境が整ったなんて希望的観測」上野千鶴子が女性の社会進出の実態を暴く
[『女ぎらい』刊行記念インタビュー(前編)]

数度の改正を経た男女雇用機会均等法により、
育児休暇など雇用者の権利が確保され、
法律上は女性にとって働きやすい社会に近づいたと言われている。
しかし、不況における将来への漠然とした不安が"婚活"ブーム、
「母になる」ことこそ女性の幸せだとする「ママ崇拝」まで引き起こしている。
かつてフェミニズムは、女性をそうした「家庭」の中に閉じ込める社会を弾糾し、
真の男女平等を訴えた。揺り戻しとも取れる現代の風潮に、
フェミニズムは何を寄与するのだろうか。
日本のフェミニズムを長きにわたり牽引する上野千鶴子氏を直撃取材。
データから社会を分析する社会学者である氏に、
アラサー女性として肌で感じる問題点をぶつけてきた。

―上野さんの近著『女ぎらい―ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店)を興味深く拝読しました。
上野さんがおっしゃるミソジニーという感覚は、
サイゾーウーマンをはじめ、女性をターゲットにする
媒体が避けては通れない課題だと痛感しました。

上野千鶴子氏(以下、上野) ミソジニーとは「女性嫌悪」「女性嫌い」とも訳されます。
でもそれよりしっくり来るのは「女性蔑視」でしょうか。
男にとっては「女性蔑視」だけど、女にとっては「自己嫌悪」ですね。
女の人生は男性目線で評価され、自分の価値を自分の物差しで計ることさえできない。
そういう、自分でコントロールできない状況に立ち向かうのは大変だから、
メディアが提供する情報に安住したい気持ちになるのではないですか。

331:世界@名無史さん
11/01/23 22:15:34 0
―そして最近、女性のミソジニーが「自己嫌悪」から「女性嫌い」へと変化していると思うのです。
フェミニズムのように女同士が連帯できない。
女自身が自らを細かくカテゴリー分けして反目し合っているように思います。

上野 あら、私だって女性に嫌われ、無視されてきたのよ。
あなたたちだって、「うるさいオバさん」って思って取材にきたんでしょ? 
昔から女の足を引っ張るのは女、と言われてきました。
ただ、今はその足の引っ張り合いが複線化してきたんじゃないかしら。
かつては女の評価軸が単線だった。ちょっと古すぎる例えかもしれないけど、
その昔、女学校には「卒業顔」っていう言葉があったんです。
女学校って3年間あるんだけど、卒業まで誰にも選ばれずに中退しなかった女性を称して「卒業顔」。

―なんて直接的な表現......。

上野 キレイな娘は女学生時代に目をつけられて売れていく。
女は経済力のある男に選ばれることで評価が決まる時代だったから。
今は林真理子さんや勝間和代さんみたいに、
自力でリッチになる女性のモデルが出てきて、
結婚だけが幸せじゃないということが分かってきたでしょう。
でも評価軸が増えた分、それが錯綜しているんでしょうね。

332:世界@名無史さん
11/01/26 07:36:20 0
少子化が進むと結婚できるのは美男美女だけになるから、民族的に美男美女が増えて
いくんだろうな。つまりこれからは男vs女じゃなく、美男美女vs醜男醜女が
戦う世界になる。

333:世界@名無史さん
11/01/26 09:41:47 0
>>332
今の日本では弱者男性、弱者女性の双方に不満が高まっているが、なぜか両者が
連帯しようとはしない。

弱者男性が、
「男性もまた、女性と同様に男らしさを押し付けられ、競争社会を生き抜く
強さや暴力を無意識に刷り込まれるが、その従来の男性像を捨て、自分らしく
自由に生きることを目指す」
ようになればいいのだが。




334:世界@名無史さん
11/01/27 11:00:11 0
スレリンク(gender板)
男同士の助け合い、横つながりの強化

335:世界@名無史さん
11/01/28 20:51:21 0
スレリンク(wmotenai板)l50
女を叩く女【5】
スレリンク(lifesaloon板)l100
「専業主夫」が増えている
スレリンク(tomorrow板)l100
【勝ち組ニート】専業主夫のヤツ集合 2


336:世界@名無史さん
11/01/29 00:17:00 0
ジェンダー教育が猛威を奮った日本の中絶件数
1955年 → 117万件
2007年 →  25万件

キリスト教原理主義者が中絶医師を射殺して回っているアメリカ
中絶件数 推定130万件

何故こうなるのか…
男性の草食化か、女性が男性に避妊を要求できるようになったからか?

イザナミ・イザナギ夫婦と蛭児の神話から続く堕胎・間引きの伝統は
どうなってしまったのだろう。

337:世界@名無史さん
11/01/30 08:43:49 0
Who Stole Feminism?
URLリンク(www.ywad.com)
アメリカの90年代のフェミニズムの最も目立つ特徴は、いわゆる「ジェンダー論」を
中心に置いて尖鋭化したフェミニストたちが、権力の場を確保したということだろう。
個人的に強く印象に残っているのは、クリントン大統領のモニカ・ルインスキー・
スキャンダルのときに、NOWをはじめとする有力なフェミニスト団体が大統領を
擁護する立場に回り、モニカ・ルインスキーの人格攻撃を行ったことだった
(『義憤の終焉』の項も参照)。もう走り出してしまって止まれないんだろうな、
と思ったことだった。
(中略)
その仕事から浮かび上がるのは、強力な武器としてのpolictical correctnessの
概念を利用して大学に入り込み、ネットワークを使って影響力を強め、政府機関との
結び付きを強化し、クラスを通じて後継者を増やすという自己拡大的なシステムの
像である。特に重要なのは、政府の金を集める仕組みを作り上げたことで、
「女性のためのプログラム」に注ぎ込まれる大量の資金を使って、大学やその他の
機関内にその種のプログラムの「専門家」、すなわちジェンダー・フェミニズムの
シンパの職を確保するという戦略。もちろんフェミニズムは産業としても大きく
なっているはずだが(ロマンス小説の産業に入り込もうとして失敗した、という
話はなかなか面白い)、根幹のところでは政府の金で支えられているというのが皮肉な点である。


338:世界@名無史さん
11/01/30 15:24:08 0
>>331
さらっと勝間と林をブスって言ってるような気がw

339:世界@名無史さん
11/01/30 15:41:32 0
右系のアメリカ政治解説者はフェミニストや社会主義者の圧力団体を、
左系の同解説者は宗教右派や全米ライフル協会などの圧力団体を
紹介してくれるけど、その辺の団体の勢力図はどんなものなのかね?

日本のマスコミから見られるのはコーラン燃やして気勢を上げるような
困った団体ばかりだし。

340:世界@名無史さん
11/01/30 19:30:29 0
>>19でも指摘されているように、フェミニズムといっても一枚岩じゃないんだよな。
欧米、とくにアメリカでは、フェミニズムは最左派の第三世界主義者から、
極右の欧米中心主義者までの広い範囲にまで分布しているそうで。

米国で、湾岸戦争に参戦した女性兵士は四万人で、全体の12%にあたる。
これに対して、アメリカの主流派フェミニズム団体(NWO)は肯定的な評価を与えている。
アフリカの女性性器切除について、古典的なリベラル・フェミニストはこれを
非難するが、ポストコロニアル・フェミニストは欧米のフェミニストの植民地主義的な
姿勢を批判する。
ブラック・フェミニズムは、すべての女性が同じ抑圧構造のなかにいるのではなく、
人種によっても抑圧の程度がそれぞれ異なるという認識にたって、人種差別と
性差別の二重の抑圧構造にいる黒人女性が、従来のフェミニズムに異議申立てを行う。


341:世界@名無史さん
11/01/31 13:15:23 0
>>293
ジョルジュ・ヴィガレロ『強姦の歴史』(作品社)を読んでみた。

中世~近世のヨーロッパは、現代よりはるかに暴力があふれた社会であり、
戦争で都市が陥落した後の掠奪、些細なことから起こる喧嘩や決闘、子どもの
しつけや徒弟の修行では当たり前のように鞭が使われるなど、ある程度の暴力が
日常的だったが、強姦(性暴力)についても同様だったらしい。
当時の人々は、強姦について特別な感情を交えず、淡々と日記に記している。
また、強姦は被害女性に対する犯罪というよりは、女性を所有する人間(父親、
夫、奉公先の主人)に対しての犯罪と考えられていた。
さらに、暴力と強姦は、当事者の社会的身分が重視されるという点がまったく
共通していた。加害者の身分が高ければ罪は軽くなり、身分が低ければ罪は重くなる。



342:世界@名無史さん
11/02/04 00:53:39 0
親戚の男にレイプされた14歳少女、その男に訴えられ公開処刑される[バングラディシュ]
URLリンク(blog.livedoor.jp)

>この少女は日曜日に既婚者である彼女のいとこからレイプされ、その後そのいとこ
>の男性から姦淫の罪で責められた。彼の家族は憤り彼女に殴るなどの暴行を
>加えた後、村の仲裁人がイスラム法に則り彼女にムチ打ち100回の刑を宣告した。
>
>彼女は80回のムチを受けた後、意識を失い運ばれた病院で死亡した。

もう訳わからん
イスラム原理主義と男女厨の親和性は異常

イスラム世界のフェミニスト頑張れ

343:世界@名無史さん
11/02/05 12:32:17 0
>>342
女性の肉体・貞潔性を男性(父親や夫など)の「財産」と考えた場合、その女性が
男の財産を適切に管理しなかった罪で裁かれなければならない、ということなのかな。


344:世界@名無史さん
11/02/05 15:22:12 0
伝統的イスラーム法の規定では、自分の意志で婚外交渉を行った男女が”姦通罪”(ズィナー)の対象で
その立件には、四人の(証言資格を持った)男性の証言、または当人の四回の告白(精神異常がある場合を除く)に基づく。
刑罰は未婚の場合は鞭打ち100の上、半年間の反省(具体的には、男性は半年間の追放、女性は半年間の軟禁)。
既婚者の場合、男女問わず投石による死刑。
そもそも伝統的イスラーム法には”強姦罪”に当たる概念は存在せず、強姦の場合、被害者は自分の意志ではないのでズィナーの罪は問われず
加害者は自発的なのでズィナーの罪に問われるだけ。
一応、原理的には、強姦の被害者が、罪に問われることはないが、運用上、強姦の被害を訴えた場合、「自分の意志ではなく相手の一方的な意志であったこと」を四人の男性の証言か、
相手方の四回の告白で担保しなければならないので、極めて不利である。

これは伝統的イスラーム法の構造上、クルアーン、ハディースに記載された預言者に寄る前例(スンナ)、イスラーム社会全体の合意(イジュマー)がないものについては
それらの類似の問題を適用する”類推”(キヤース)によることを原則とするためである。
つまり、クルアーンやスンナに、強姦への刑罰や立件規則の言及がないため、ズィナーからキヤースしたため
ズィナーの告発を抑制するための要件(byクルアーン 告発に失敗した場合、誣告したがへの罰も定められている)が、
強姦にも適用されるようになったため、強姦被害の訴えを困難にしている。

伝統的イスラーム法の時点で色々と問題がありだが
その記事に書かれたことだけを見ると、たった一人だけの証言で一方だけ刑が科されるとか
伝統的イスラーム法の基準でも異常としか言い用がない。

>>343
伝統的イスラーム法において”姦通”の被害者は神(姦通は神に対する罪)であって、父親や夫ではない。
よって父親だろうと、浮気された配偶者だろうと、強姦の被害者だろうと許す権利はない。
その点において、「家の名誉を穢した」ことが問題になる「名誉の殺人」とも違う概念。



345:世界@名無史さん
11/02/05 15:50:07 0
>>344
伝統的イスラーム法とも、「名誉の殺人」とも違う、病理的・退廃的なものを
感じるなあ。

バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯では、少数民族の女性に対するレイープが
相次いでいて、しかも加害者は罰せられないことが多いらしいが、それと同じような
「逸脱」、「近代がもたらした病理」としてとらえるべきなのかも試練。

346:世界@名無史さん
11/02/05 16:12:33 0
>>342
バングラデシュで、暴力や夫からの一方的離婚の原因となっているのが、
ダウリー(持参金)の習慣。
ダウリーはインド北部の上層のヒンドゥー教徒社会で発達したとされており、
そもそもイスラーム社会には無かった習慣だが、バングラデシュでは1980年代に
急増したといわれている。
ヒンドゥー教徒の間にはサティーという、寡婦が夫の火葬の際に一緒に生きながら
焼かれる習慣があるため、ダウリーの額に端を発した争いが生じた場合に、
対立が嵩じて妻が焼き殺されることさえある。

さらに怨恨から人の顔や体に硫酸や塩酸ををかけるという暴力が、ここ数年
バングラデシュに広まっているが、被害者のほとんどが女性である。
結婚や性的関係を女性が拒否した場合に、恨みに思った男性が酸投下を犯す
場合が多く、少年や若い男性が少女や若い女性に対して行うのが典型だという。

347:世界@名無史さん
11/02/05 16:30:12 0
>>342
近年、バングラデシュでは、村裁判の結果出される宣告のうち、人権侵害と
思われるほど過酷な刑罰が科されることが「フォトワバジ」と呼ばれて問題視されている。
ムフティー(イスラーム法に精通した法学上の権威者)ではないモスクの管財人や
地方議会議員といった聖俗両面における地域の実力者が、シャリーシュと呼ばれる
村裁判において、恣意的とも思われるプロセスで、人権侵害とも思われる厳しい
刑罰を科す「ファトワ」を下すことがある。
ここで注意しなければならないのは、フォトワバジもダウリーもバングラデシュの
社会で習慣としてここまで広まったのは最近のことであり、必ずしも伝統的な
風習とはいえないということである。
高田峰夫氏は、バングラデシュ社会においてエンパワメントが進むと同時に、地域外からNGOが
流入するという形のグローバリゼーションが社会構造を変えていくことへの
反動としてフォトワバジが盛んになったと解釈している。
その一方で、中東への海外出稼ぎという形でのグローバリゼーションは、サウジアラビアを
中心とするイスラーム諸国との結びつきを深め、出稼ぎで得た資金でマドラサの数を
増やすことによって、女性のエンパワメントに抵抗感を持つ人々の数を増やすことにも
貢献しているようである。

348:世界@名無史さん
11/02/05 23:01:36 0
>>346
いや、サティ関係ないと思うが。

でも、断片的な情報を元に「名誉殺人」と「ジナー」を結びつけたり、持参金殺人と「サティ」を結びつけたり
そういう事ってしてしまいがちだよな。

サティの風習は現代では基本的になくなっているが、十年くらい前に一時的に多発したことがあった。
その経緯について分析した論文が「宗教研究」だったかに載ったことがあった。

夫の葬儀後、事故死に近い形で妻が死亡。
これがメディアによって、『サティを行った貞婦』として報道されることで、インド中に真似する人が広がったという経緯らしい。


349:世界@名無史さん
11/02/05 23:09:55 0
>>348
1999年、ウッタル・プラデーシュ州で未亡人チャラン・シャーが死んだ事件だったっけ?

350:世界@名無史さん
11/02/05 23:14:17 0
インドにもマスゴミってあるんだな

351:世界@名無史さん
11/02/05 23:42:12 0
>>319-322
中央アフリカのムブティ族の男は、自分を狩人とみているが、妻なしでは狩猟は
できないし、日常の食べ物の多くは女性が採集した食料であることを承知しているという。
だがそれにもかかわらず、男性は社会の政治的な指導者であるし、子どもたちは
父親を権威と結びつけ、母親を愛情と結び付けるようになる。
実際ムブティ族の男は、「妻を少々殴るのはいいことだ」と断言している。


352:世界@名無史さん
11/02/06 09:11:34 0
>>350
インドだけでなく欧米のメディアも、「インドの不可解」「インドの後進性」を
センセーショナルに取り上げたかったらしい。
その他に、村をサティーの聖地として観光地化し利益を上げようという貧しい村人、
ヒンドゥー・ナショナリズムを鼓舞しようとする政治勢力など、様々な思惑が動いていた。

ヒンドゥー教には、もともとパティプラタ(妻が夫に尽くす美徳)という伝統があるが、
ガンディーはこれを肯定していて、妻は夫に協力し、従うべきだと考えていた。
そのため、サティーをヒンドゥーの美徳として一部容認したりもしている。
彼は機械文明の対極にある手仕事、支配の対極にある非暴力、人口性の対極にある
身体的な自然をよしとしていた。そして、女性はその象徴であるから、「私は女になりたい」
などといっている。しかし、これを敷衍していくと、女性の主体性や社会進出を
妨げる抑圧原理につながる。「女性は悪しき男性原理・近代主義などに染まらず、
そのまま家にいるべき」ということ。

さらに、現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム団体も、サティーを献身的で
高貴な精神的行為であるとし、現代世界はこうした美徳を忘れ利己的な個人主義に
冒されていると断じる。そしてサティー反対論者を、西洋かぶれのエリート都会人や
近代主義者で、インドの美徳を卑下し、世界を画一化しようとする勢力に与する者たちだ、と批判する。

353:世界@名無史さん
11/02/12 22:23:10 0
上野千鶴子が『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)で、フェミニズムは
ナショナリズムを超える、みたいなことを書いていたが、フェミニストは本気で
こんなことを信じているのだろうか?

以前世界史板で、欧州でEU共通の歴史教科書を作ろうとして各国の歴史学者が
あつまったが、結局歴史認識の共有は不可能だった、という話題があったが。

354:世界@名無史さん
11/02/12 22:59:34 0
イマイチ意味がわからん。
フェミニストが国を超えて単一の意見をもつなんて信じてるフェミニストなんていないだろ。

というか歴史認識の共有ってのも意味不明だし。
一国内でなら共有出来てると思ってる?
さらにいうなら、歴史学での一つのトピックについての論争で、
いくつかの派閥に別れた場合、その派閥が国ごとに別れると思うか?

355:世界@名無史さん
11/02/13 00:04:56 0
あきらかに悪すぎる権利状態の改善とか、いくつかの重要課題では
国を超えて運動が広がることもあろうよ、フェミニズムに限らず。

356:世界@名無史さん
11/02/13 09:22:59 0
URLリンク(homepage3.nifty.com)
②同じく上野千鶴子が、在日朝鮮人による従軍慰安婦問題に対するアピールの中に
「私の母を辱めるな」という表現が用いられたことをとらえ、「家族の用語で
語られのは危険」と批判したことに対し、「家族は人種差別主義者への抵抗の
拠点である」と考えるのは黒人フェミニスト等とも共通であることを紹介し、反論。
 
③同じく上野の「日韓両国のフェミニズムは国境を越えるべきだ」という提言に対し、
「日本人女性は加害国民の一人として戦争責任を果たすことによって、はじめて
国境を越えた女達の連帯が可能となるのであり、その逆ではない(金富子:キムプジャ)」
とする意見が示された。

357:世界@名無史さん
11/02/13 11:20:00 0
・・・しかしナショナリズムを超えたのは日本のフェミニストだけで、韓国フェミニストたちの
上野理論への拒絶反応は強烈だった。韓国ばかりではない。今回の女性法廷を傍聴して
気づいたことだが、アメリカやイギリスのような先進国のフェミニストも似たりよったりらしい。
くり返すようになるが、判検事団の主役は二人のアメリカ人女性であった。
彼女たちは日本の「戦争犯罪」は容赦なく糾弾したが、自国の犯罪には一言も触れなかった、
というより無関心であるらしかった。彼女たちが無智のせいだとは思いたくない。
(中略)
日本占領の米兵が「慰安所」通いやパンパン買いに忙しかったのも、小耳に挟んではいるだろう。
しかし国際会議では、アメリカの国益を損じるマイナス部分には沈黙するか反撃するが、
相手が弱みを見せればカサにかかって攻めたてる習性を彼女たちは身につけている。
ナショナリズムはフェミニズムを超えるというのが、彼女たちの本音なのだ。

―秦郁彦『現代史の対決』(文藝春秋)より引用

358:世界@名無史さん
11/02/13 12:17:57 0
ぬ、勝ち易きに勝つ?
孫子に学んだか?

359:世界@名無史さん
11/02/13 12:24:58 0
岡真理くらい読めww

360:世界@名無史さん
11/02/13 13:11:36 0
シスターフッド

361:世界@名無史さん
11/02/13 16:11:55 0
日本のフェミニストは、なぜかソ連軍が満州・北朝鮮で日本女性に対して行った
強姦・輪姦は非難しようとしない。

362:世界@名無史さん
11/02/18 00:48:34 0
秦郁彦って南京事件を肯定する筋金入りの左翼でしょ?
そんな反日の言う事を信用できるの?

363:世界@名無史さん
11/02/18 16:27:34 0
女性の社会進出が進んでいる国って、北欧諸国とかシンガポールとか、人口の
少ない国が多くね?

シンガポールの場合、小規模な都市国家の生き残りのために、あらゆる人的資源を
有効に活用する戦略を採った。
絶対数に限りがある労働者の中では女性も貴重な働き手であり、女性が社会に出て
就業することは、国の経済成長に貢献する愛国的な行為であると評価する土壌が
形成されたわけ。

364:世界@名無史さん
11/02/18 17:33:14 0
秦氏が左翼・反日だなんて一体どういう判断基準なんだ。
皮肉でも下手すぎる。

365:世界@名無史さん
11/02/18 20:43:18 0
旧日本軍(とくに旧陸軍)にケチをつける輩はミソもクソもサヨ扱いなのが、
2chクオリティー。

旧軍や旧帝国軍人は一点の曇りもない聖人君子の集まりらしい。
(なぜかムッチーと辻ちゃんだけは罵倒が許されてるが)

366:世界@名無史さん
11/02/18 20:52:09 0
>>353
国際共産主義がうらやましいから万国の女性も団結しようぜ、という程度の話だろう。


367:世界@名無史さん
11/02/18 23:40:14 0
実際、秦郁彦は反日左翼だろ

ソースは東亜の南京・通州事件スレ

368:世界@名無史さん
11/02/19 10:01:48 0
>>367

哀れだな・・・。秦氏の著書を読んだことあるのか?

369:世界@名無史さん
11/02/20 13:25:52.38 0
秦郁彦氏といえば、
「概していえば、女性研究者は40歳を過ぎる頃から成長がとまる。一流の業績を
あげるにはマニア的情熱が欠かせないのだが、教授や助教授の地位獲得が目標だと、
そこへ到達した時点で動機(モチベーション)は減退してしまいがちだ」
と書いていたが、これってマジ?

実をいうと、スーザン・ピンカー『なぜ女は昇進を拒むのか』(早川書房)にも
同じようなことが書かれていて、これまで素晴らしいキャリアを築いてきた女性が、
40歳頃に、所得や地位が低くても、人とのふれあいのある仕事や家族と共にいられる
時間の多さを選ぶようになるのだとか。最後まで男性と同じように仕事にすべてを
かけて昇進を追求する女性はだいたい2割程度。

370:世界@名無史さん
11/02/24 22:06:10.08 0
従軍慰安婦問題では「証言者」のウソを暴き一躍保守派歴史家として脚光を浴びた秦郁彦氏も
その後の日中戦争史では
「南京事件は死者4万人だから大虐殺ではないが中虐殺だろう」
「通州事件?日本の傀儡の冀東防共自治政府が起こした事件ね。飼い犬に手を噛まれたわけだw」
(秦郁彦氏の労作「現代史の争点」より)
という記事の数々で急転直下、「筋金入りの左翼・反日」になってしまった

人の世の毀誉褒貶とはなかなか予想できないものである

371:世界@名無史さん
11/02/26 17:38:41.86 0
史実を語ったら反日左翼になるのか。

そういえば某右翼がネットで
「たとえ南京事件が事実であろうとも
父祖の名誉の為に否定し続ける」と明言してたな。

史実に基づかないような名誉に意味無いだろ。
俺ならそんな名誉などどぶに棄てろと言うよ。

372:世界@名無史さん
11/02/28 08:27:56.16 0
>>19>>25>>34>>36
人間とそれ以外の境界がどこにあるのか、というのは、いまだに結論が出ていない
テーマなんだよな。

かつては、女性は男性よりも進化の段階の遅れた、動物的な存在とみなされていたし、
アメリカ大陸の先住民、アボリジニー、黒人などの有色人種が人間扱いされなかった
時代もあった。ヨーロッパ人は、新大陸を発見した後、インディオが人間かどうか
大真面目に議論していたわけだし。
また、ネアンデルタール人を人間に入れるかどうかについては、今でも議論が続いている。
ネアンデルタール人を人間の反中から締め出したい、または人間の下等なクラスに
とどめておきたいと考える人々は、彼らの能力は劣っており、文化は未発達で、
知能には限界があり、理性的能力は足らず、彼らが本物の人間と交配する潜在性が
あったとしても、埋めることのできない不整合があったために不可能であったと論じる。
現代の古人類学者たちがネアンデルタール人の本質について論じているやり方は、
19世紀の学者たちが黒人について論じていたやり方と、驚くほど似通っている。


373:世界@名無史さん
11/02/28 08:29:35.79 0
×人間の反中→○人間の範疇

374:世界@名無史さん
11/03/03 20:17:05.79 0
ブルカは、西欧では、女性抑圧の象徴とみられている。

ヨーロッパ人の女性ジャーナリストが、アフガニスタンのカブールで
ブルカを着用して街に出た。次のように記す。

「頭が締め付けられて、頭痛がする。前面の網目越しでは、とても
ものを見にくい。すっぽりと体が覆われて風通しが悪く、すぐに汗だく
になる。足もとが見えないので、自分がどこを歩いているのか、いつ
も神経を張りつめていなければならない。ホコリがつきやすく、すぐに
汚れる。それに歩きにくい。ブルカを被ると、遮眼帯をつけた馬と同じ
ように正面しか見えなくなる。斜め前をちらっと見る、などということは
不可能。頭全体を動かさなければ見えない。私は、ブルカがすぐに
嫌いになった。」

375:世界@名無史さん
11/03/03 20:19:36.14 0
アメリカのフェミニスト運動の指導者ナオミ・ウルフは次のように記す。

「西側の女性は、見られることを期待し、性的な自由を愉しむ。これに
対し、イスラムの世界では、女性の性を、私的な場合と公的な場合、
神に対する場合と夫に対する場合、とに区別する。ムスリムの女性た
ちは、私的な家の中では、ローションをふんだんに使い、ヴィクトリア朝
のランジェリーを着る。外出するときは、イスラムの服装で身を隠す。
私は、チャドルを着用してモロッコのバザールを歩いてみた。胸の線は
隠され、脚の線も出ず、長い髪は体に巻き付かない。何か、気高い静
寂と清廉を感じる。ある意味で、自由だと感じる。」

(藤川鉄馬 世界の街かど道ばたで 月間社会保険2011年3月)

376:世界@名無史さん
11/04/01 02:22:52.32 0
ジェンダーの歴史ってジェンダー論自体が間違ってるんだから、
擬似学問だろう。

377:世界@名無史さん
11/04/02 01:07:05.20 0
何を言っているんだ?
アフガン・イラク解放戦争で自由平等を旗印に掲げるアメリカの完全勝利と反ジェンダー集団である
タリバン・アルカイダの壊滅によってジェンダー論の正しさが反証の余地なく証明されたわけだが

男女平等を掲げるアメリカなどの西欧は常に勝利し、ジェンダー論に反対するテロ集団は常に敗北している
これは歴史的事実だ
間違いだというならアメリカに勝ってみせろ
いくら「伝統」だの「常識」だの空理空論を弄んでもアメリカ軍女性兵の操作するUAVに為す術も無く
逃げ惑うタリバン兵こそが「現実」なのだよ

378:世界@名無史さん
11/04/05 12:51:10.83 0
関連スレ
スレリンク(wmotenai板)l50
女を叩く女【6】


379:世界@名無史さん
11/04/09 12:05:34.59 0
まあ政府から経団連まで女性の社会進出を奨励しているからな
政治的・社会的には完全に決着はついたと言える
後は実現する手段と実現までの期間という技術的問題だけだ

380:世界@名無史さん
11/04/10 12:44:26.10 0
男と女を比べると、男は無生物や物理的プロセスを扱う仕事に関心があり、
女は概して人間や生き物を相手にする仕事に関心が強い傾向があるね。
数学の得意な女性は、物理学や工学より臨床医学を選ぶことが多い。


381:世界@名無史さん
11/04/18 16:35:18.41 0
大喝采

382:世界@名無史さん
11/04/24 19:57:59.36 0
レスも無くなりスレも終わってしまったか…

冷戦がアメリカの完全勝利で終わることにより市場経済と議会制民主主義が人類に取って普遍的体制
であることが証明されたように、アフガン・イラク解放戦争が同じくアメリカの完全勝利で終結することで
フェミニズムやジェンダー論が普遍的正義であることが証明されてしまったからな
もうすぐリビアも解放されるし、タリバンやアルカイダの有様を見ればフェミニズム否定派も自分達が間違
っていたことを否定できなくなって沈黙するしか無いか


383:世界@名無史さん
11/04/24 23:28:26.67 0
>>382
何が普遍的正義だって???

384:世界@名無史さん
11/04/25 18:49:43.26 0
いやまぁ、レスがなくなったのは、概ね議論になりそうなことは一通り出尽くしたからで
ちなみに普遍的正義なんてものは存在しないと思うが、
女性を低く見て差別しなければならないというかつて正義だった価値観は
もはや歴史的に役目を終えた、今となってはむしろ足かせでしかない
ってのが妥当かな、と。

385:世界@名無史さん
11/04/25 19:21:38.64 0
>>351
部族社会でも、過渡期はあるというか、
個人的には人口密度が高い地域は、部族間での抗争が多くなり
男性の暴力性が肯定され、権威の概念が生まれ始め
これが後に、農業革命後の父権社会の礎になるんじゃないかと思ってる。

386:世界@名無史さん
11/04/25 20:44:54.72 0
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
集団レイプ事件、無罪の判決に非難の声 パキスタン

>【ニューデリー=田北真樹子】パキスタン東部パンジャブ州の村で起きた集団レイプ事件で、
>被告の男6人のうち1人を除く全員が無罪となる判決が、最高裁であった。被害者の泣き寝
>入りが常となっている社会の因習を破り、勇気を持って法的手段に訴えた被害女性の行動
>は国内外の関心を集めていただけに、人権団体は最高裁の判決を非難している。

やはりリビアの次はパキスタンの解放が必要だな
中東から中央アジアに破壊と混乱をばら撒く癌細胞はサウジとパキスタンの反フェミニズム国家だ

しかし西欧のフェミニズム国家は対話群に基づく平和を望んでいるのに、何故反フェミニズム国家
とその従僕達は侵略・殺人・略奪・暴行、そしてレイプを望むのか?

387:世界@名無史さん
11/04/27 15:33:04.12 0
URLリンク(www.diplo.jp)
天秤にかけられるパキスタン女性の命


388:世界@名無史さん
11/05/26 14:09:18.06 0
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
「女の子はいらない」子供の男女比過去最悪に インド

>インドで発表された2011年国勢調査(暫定値)で、6歳未満の男女比率が男児千人に対し
>女児914人となり、1947年の英国からの独立以降、最低の数値を記録した。男女比の
>不均衡の背景には、男子選好、女子忌避の風潮が根強い“伝統”があり、いびつな地域では、
>女児は中絶や育児放棄(ネグレクト)の対象となる。シン首相は、「国家的恥」と嘆き、国を
>挙げての対策の必要性を訴えるが、有効な手だては見つかっていない。
(中略)
>女児中絶の問題に取り組んでいるハルシンダー・コール医師は、「妊婦や家族に堕胎への
>罪悪感はない」と語る。パンジャブ州だけで、年間2万人の妊婦が堕胎による衰弱などで命
>を落とすという。

反フェミニズム思想は本当に犯罪的だな
一体何億何千万の赤ん坊が「女」というだけで殺されていったんだろう…
共産主義もファシズムも、ここまで多くの人間を殺したことは無かった

389:世界@名無史さん
11/06/01 12:55:41.40 0
これはついこの間まで、中国や韓国でも起こっていたというか
中国の田舎なんかだと未だに残ってる事態だよな。

ただ、一人っ子政策的には正しいっちゃ正しいわな。
人口減らすためには、次の世代の人口に直結する女の子減らすのが一番
男は残したところで、大して次の世代の人口には影響しづらいってのがあるわけで。
まぁやってる人達は、単に少ない資金をかけて育てるなら、
出世の道が用意されている男児ってつもりなんだろうけど
その状態が放置されているのは、それなりの背景がありそうと言うか
インドも結局は人口過多が背景なのかもなぁ……

390:世界@名無史さん
11/06/01 13:00:06.11 0
>>369
よく見ると、書かれていることは真逆な気がする。
出世欲が動機だから、先へ進まなくなる説と
出世欲がないから、先へ進まなくなる説だし。

391:世界@名無史さん
11/06/03 00:41:03.20 0
>URLリンク(www.afpbb.com)
>「赤ちゃん製造工場」を摘発、少女32人を保護 ナイジェリア
>
>15歳から17歳の少女らが子どもを妊娠・出産させられているとの通報を受けた警察は前月29日、
>アバ(Aba)にある「クロス・ファウンデーション(Cross Foundation)」の施設を捜索し、妊娠した
>少女32人を保護、施設長を逮捕した。産んだ赤ちゃんを性別に応じて販売していたという。
(中略)
>西アフリカでは、児童の人身売買が横行している。多くは農園や鉱山、工場の働き手として、家政
>婦として、あるいは売春婦として売られるが、黒魔術の儀式用に殺害または拷問を受けるケース
>もある。NAPTIPによると、ここ最近は違法な養子縁組が結ばれる傾向が見られるという。(c)AFP

これがフェミニズムの存在できない社会の現実
何故フェミニズムに反対する者が犯罪者か犯罪擁護者だけなのか、これを見れば幼児でも理解できる

392:世界@名無史さん
11/06/21 21:44:14.56 0
毎度のことではあるが、今年も日本の女性国会議員の少なさが、後進国状態という結果が出たな。
これに対して、
「女の方が投票率が高いんだから、女がそれを望んでいるんだ!! 嫁になる方が楽だもんな!! 変えようとするなんて逆差別だ」
みたいなネタを言っている奴がTwitterでちらほらいたんだけど
不思議と鳩山元首相を批難していた層なんだよな。おかしいよなぁ、その理屈だと
「金持ちより、庶民の方が票が多いんだから、世襲政治は国民の総意。貧乏人は土方してた方が楽だもんな!! 変えようとするのは金持ちへの逆差別!!」
って理論も成り立つはずなんだが……。

393:世界@名無史さん
11/07/03 03:00:24.96 0
でも土方には政治を任せることはできない

394:世界@名無史さん
11/07/03 09:55:44.23 0
男には下駄がとか言ってるけど
そうやって批判している女にどれだけの下駄があったのか知ってから言ってるのか?
例えば、健常者と障害者。
健常者の女性は障害者を歴史的に抑圧してきた側なんだが。
まぁ、このスレはジェンダーのスレだけど
差別の歴史というもっと大きな枠でいうと
健常者の女性というカテゴリなら、女は差別してきた側だからな。

健常者の女たちが障害者叩きしたり無視したり差別したりとか
よくあるわけで、そういう女たちが人権の尊重とかギャグですか?

女性枠とか言ってるそこのあなた、その枠を障害者のほうに当てませんか?
障害者のほうが、どれだけ健常者の女性よりか差別されてきたと思ってるのか。
まぁ、こういうことにまともにレスが来たことはないがね。

395:世界@名無史さん
11/07/03 10:36:03.65 0
男→女→障害者

わかりやすい構図だな
まさに弱肉強食

396:世界@名無史さん
11/07/03 11:23:24.66 0
公平で弱者が守られる社会かそうでないか
男女差別も障害者差別も弱者を踏みにじる社会であるから起こるもの
女性が差別される社会は障害者も当然のように差別される
ポリスを守る兵士になれない女性が牛馬並の扱いだった古代ギリシアでは、同じく兵士になれ
ない障害者は幼児の時に遺棄され殺害された
近代になって「女性は命を生み出す神聖な存在」「障害者は神の使い」のような宗教的感覚が
消滅し、「弱いこと=悪いこと」が徹底されるにつれ女性差別や障害者差別が厳しくなるのは
皮肉な話だが

397:世界@名無史さん
11/07/03 12:14:16.52 0
>男女差別も障害者差別も弱者を踏みにじる社会であるから起こるもの
>女性が差別される社会は障害者も当然のように差別される

その女性、健常者の女性がどれだけ障害者を差別してきたのか知ってて言ってるのか?
女性差別を主張してきた女たちは、障害者を平気で差別してきたから
女性差別を考えれば障害者差別がなくなるってことはないことは
まさに、歴史が証明している。

女たちは障害者だけじゃなくて、被差別部落者にも同性愛者にも
歴史を見れば相当に差別してきてるんだが。今現在も。

歴史を全く知らないのが
女性差別を考えれば差別が改善されたとか言うのだよね。

398:世界@名無史さん
11/07/03 12:55:25.19 0
弱いものたちが夕暮れ~更に弱いものを叩く~♪

よくあることじゃん。
全部を一度に解決するのは無理だから、一つ一つ解決していくしかないってことでしょ。

ところで「障害者の女性」「被差別部落の女性」「同性愛者の女性」というのはここの女叩きの
人にとってはどうなるのかね?

399:世界@名無史さん
11/07/03 13:52:49.84 0
だよなぁ。
そもそも障害者も部落も、男だって差別しまくっていたわけで、
別に女だけが差別していたわけでないし、
部落への差別があるからと行って、女への差別がないわけじゃない。
黒人だって女を差別するけど、
だからって白人が下駄を履かされている事実がなくなるわけじゃないしなぁ。

400:世界@名無史さん
11/07/03 13:56:57.22 0
あと、障害者枠を増やすなら、それこそ女枠減らすんじゃなくて
男枠減らしてそこへ入れるのが妥当じゃないか?
女枠と障害者枠、どちらも人口の中の割合に相当する程度に
両方増やすという選択肢はないのかと。

401:世界@名無史さん
11/07/03 14:08:56.52 0
何ここって、多数派に属する女たちが少数派に何してきたのかも知らないで
女性差別とか言ってるの?

ところで、女性器切除ってあることが問題になったんだけど
ここのスレ的には、女性器切除は女性差別と、そういうことで終わりか?

402:世界@名無史さん
11/07/03 14:12:27.07 0
よく分からんが、多数派に属する女達が、少数派にしてきたことは
多数派に属する男達が少数派にしてきたことでもあるんだぞ?

男も女も多数派に属する奴は、それこそ多数いるし
少数派に属する奴も両方いるわけで、
なんで多数派の女だけが男の少数派だけを差別してたみたいな話になっているのか。


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