ジェンダーの歴史at WHIS
ジェンダーの歴史 - 暇つぶし2ch50:世界@名無史さん
10/09/21 22:25:10 0
>>45
ヨーロッパでは古代ギリシアの時代から、財産と女性は共有されるべきという
ユートピア思想があった。

51:世界@名無史さん
10/09/21 22:29:24 O
おいおい、本当にジェンダー関係なくなるぞ。
正直以下のどれでも良いんだよね。
1.もの凄く簡単に使えて、確実で、副作用や困った点のない、避妊方法が発明される
2.現状の堕胎制度維持。
3.社会が全部引き取り、子供を生んだ母親への差別偏見社会的損失が一切なくないシステムの確立

ただ、1もご指摘の通り3も難しいので、消去法で現状維持って感じで。

52:世界@名無史さん
10/09/21 22:29:33 0
共産党宣言の「婦人を共有する云々」というくだり
マルクスは例によって晦渋な台詞で誤魔化して批判者を嘲笑しているが
あれ、危惧した「ブルジョワ思想家」のほうが正しいんじゃないの。

共産中国の初期では僻地の村で「共産共妻」になったと
真剣に受け取って乱交を始めた所もまじであったそうな。

53:世界@名無史さん
10/09/21 22:31:45 O
「なくない」ってなんだ。「なくなる」だw

>>50
しばしば歴史上に登場するよね。
村の女性は村全体の財産ってのが、昔の日本の村の理想形でもあったみたいだし。

54:世界@名無史さん
10/09/21 22:34:59 0
革命家のヴィルヘルム・ヴァイトリングは、結婚はそれ自体、財産所有の
特殊な形態である以上、
「女性は以後、結婚から逃れ、共有財産となるべきだ」
と主張していた。

でもこのやり方だと、若い女性や美人に男たちが群がりそうだな。





55:世界@名無史さん
10/09/21 22:37:28 0
昔の日本の村々だって男女が嫉妬と無縁だったとは思えないんだが・・・。
こういう話のスレでは必ず出てくる事例だけどね。

極端な例だけど、津山30人殺しがその証拠じゃないの。

56:世界@名無史さん
10/09/21 22:39:45 O
ていうか、人類に男女がいて、独占欲が存在する以上、
どんな社会形態でも、必ずそうなるよなぁ……。

57:世界@名無史さん
10/09/21 22:39:50 0
思いっきりすれ違いだが、マルクスって
自分の頭で思考する能力はあっても
他者にそれを伝達する能力はからきしじゃないか?
マルクス関係文献、抵抗なくすんなり読めるって人どれだけいる?

58:世界@名無史さん
10/09/21 22:46:05 O
あれは、翻訳のまずさってレベルじゃないよな。
何だろう、言いたいことの核心をなかなか突かないというか、
核心の周辺をグルグル回ってる感じがするというか。

59:世界@名無史さん
10/09/21 22:49:18 0
日本の「夜這い」は南方系・ポリネシア系の文化なのかな?
ボルネオのプナン人の間にも「ポーカカップ」という習慣があるそうだが。


60:世界@名無史さん
10/09/22 00:34:23 0
>>44
>やりたい放題セックスして、生まれてくる子にはなんの責任も取らない親ばかりの社会になって

男は子どもができても逃げて知らんフリできるけど、女は堕胎するか産むかを選ぶしかない。


61:世界@名無史さん
10/09/22 07:49:58 O
そういえば、コミュニケーションとしてのセックスに対する嫌悪、というのが
ジェンダー的な抑圧・差別の根底にあったりするのは面白いよね。
それこそ「やりたい放題セックスして~」なんていうのは、
生殖を目的としないセックスは罪悪である、という発想がベースにある。
ただこの発想は、もともと普遍的なモノではなく
そもそもボノボほどではないにせよ、人間のセックスには生殖とは別の
コミュニケーションの意味合いが、もともとあったりする。
これを嫌悪・忌諱する発想ってのは、人類が抱えた、生命に対するかなり複雑なコンプレックスだよな。

62:世界@名無史さん
10/09/22 20:33:27 O
>>59
ざくっとぐぐった程度だが、大陸系ではみかけないな、そういえば。

63:世界@名無史さん
10/09/26 00:08:53 O
>>45
フーリエのファランステールのこと!?

64:世界@名無史さん
10/09/26 02:34:11 0
>>62
女が男に夜這いをかけるのなら旧約聖書ルツ記にでてくる。

65:世界@名無史さん
10/09/26 09:35:17 0
レヴィレート婚も昔から世界各地にあるな。

中央アジアの遊牧民の場合、夫の親族にとって、カーリム(結納)を
支払わずに済むという利点があった。
しかし、女性にとって、新しい夫が自分の子供より幼いという悲劇的な
ケースもあり、夫が成人したころには彼女の容色は衰え、夫のために
しかるべき「妻」を見つけねばならなかった。

66:世界@名無史さん
10/09/26 19:17:33 0
ここでフェミニストが力説するほど現代日本で中絶経験者は迫害されているか?

今の社会、「中絶なんか本人の自由じゃないか」で済まされて
俺のように「中絶なんか赤ちゃん殺しと同じ」って台詞こそ
「頭が古い」「プライバシーの侵害」「余計なお世話だ」、となって大っぴらに言えなくなっているのに。

それに中絶手術の技術もここ数十年でだいぶ「進歩」して
中絶手術も金銭的負担を除けばさしたる負担でもなくなっているのに。

67:世界@名無史さん
10/09/26 19:35:15 0
>>66は敬虔なキリスト教徒なのか?

68:世界@名無史さん
10/09/26 19:53:17 0
>>67

敬虔でもなんでもない俗化した者だけど
一応プロテスタント。別に原理主義福音派じゃないんだけどな。

カール・バルトだって「胎児は受精卵の時点から神聖な命」と言ってるし
中絶反対は原理主義の専売特許じゃない。


69:世界@名無史さん
10/09/26 19:57:21 0
日本最大教派のとある牧師は
「妻子ある男と不倫して妊娠した。中絶したい」
って相談に「中絶して赤ちゃんを『天国の神様に返してあげなさい』」
って返答してる。俺は牧師としてとんでもないことと思うけど
そういう牧師もいる。

70:世界@名無史さん
10/09/26 20:00:04 0
キリスト教ばかり強調されるけど
現代日本仏教って中絶反対?それとも容認なの?

天理教とかの新宗教はどうなんだろ。

71:世界@名無史さん
10/09/26 20:05:58 0
前に著書を読んだ女性産婦人科医は仏教徒で
正式に受戒したらしいけど中絶賛成派だった。


72:世界@名無史さん
10/09/26 20:21:01 0
ヴェトナム反戦運動関連の本読んだんだが
なんで薬物注射しながら誰彼なくセックスしまくることが
反戦・全人類の解放に繋がるのか今いち分からなかったな。
その著者(女性)は上手く避妊できていたのか
妊娠しなかったらしいが、セックスパーティの仲間がみんな妊娠→中絶したので
中絶は絶対的な権利だと再認識したとか書いてた。

まあキリストの慈愛を説きながらヴェトナムに爆弾落とすのを
容認する伝道師も確かに情けないんだけどね。

73:世界@名無史さん
10/09/26 20:31:28 0
もっとも唾棄すべきはヴェトナム反戦運動やりながら
9・11では「USA!USA!」と絶叫して
アフガンやイラク攻撃に歓喜の声を挙げたアメリカ中高年。

74:世界@名無史さん
10/09/27 09:35:54 0
このスレの住人に聞きたいんだけどさ、

「繁殖する権利は誰にだってあるはずだし、それがしにくい人には国はサポート
しなければならない義務があるはずだ。
だが全くやってない。経済弱者ばかり助け、恋愛弱者は助けないのはおかしい。
勝ち組ばかり助け、独身貧乏人には何故サポートがないのか。
繁殖は生物として根源的なものなのに」

という意見についてどう思う?



75:世界@名無史さん
10/09/27 11:12:12 0
>>19
貴女の言ってることに賛成だけど、一つだけ
「母権」といっているが、女性が権力を持った時代は一度も無い
日本が強かったのは、「母系」

母系が根強いところに儒教の強力な父権や明治のヨーロッパの父権が入り混じってしまったのが、戦前の日本

76:世界@名無史さん
10/09/27 11:25:58 0
このスレ面白い。勉強させてもらいます

77:世界@名無史さん
10/09/27 14:31:58 0
日本で庶民までもが処女性を重視することになったのは明治以降だな。
2chの処○厨たちは、近代になって創られた伝統を、古代からのものだと
錯覚している。

現在行われている天皇家の儀式だって、明治になってから創られたものが
多いからな。それまで仏式だった儀式を神式に変えたりした。

78:世界@名無史さん
10/09/27 21:25:10 0
>>75 うん、言葉選びに迷いはしたんだけど。
やっぱ母系って方が正確か。
母権って父権の対になる言葉として作られた言葉だから、誤解招きやすいというか
そもそも権威という発想自体が、父権的なものだしなぁ。

79:世界@名無史さん
10/09/27 21:36:45 0
>>74
繁殖できない=子供育てられない 理由のほとんどが経済的なものだから
経済的弱者を救うことは、繁殖を導くことになると思うけどなぁ。
性行為したいだけなら、日本はもう十分にそう言うサービスがあるし。

80:世界@名無史さん
10/09/27 23:08:03 0
>>74
一応、区や市役所の中には、無料結婚相談所のあるところもあるぞ

81:世界@名無史さん
10/09/27 23:10:21 0
「戦争、人質で女は殺されにくいという差別」
「男女平等だったら女も平等の確率で殺されるべきだろ」
という意見があるが、古代から戦争で成人男子は皆殺し、女は生かしておいて
奴隷化、というパターンがよくあったのは、それが勝者である男たちにとって
都合がよかったから。

旧約聖書『申命記』にも、
「あなたの神、主はその町をあなたの手に渡されるから、あなたは男子を
ことごとく剣にかけて撃たねばならない。ただし、女、子供、家畜、および
町にあるものはすべてあなたの分捕り品として奪い取ることができる」
とある。

この場合、女に対してではなく、男に対して文句を言うべきだろう。

82:世界@名無史さん
10/09/28 08:59:26 0
女は基本戦利品だしな。

83:世界@名無史さん
10/09/28 10:11:05 0
女は殺されないというのは、女の権利ではなく、
女を家畜と一所とみなしているわけで、女の人権を認めてない証拠じゃないか

84:世界@名無史さん
10/09/28 20:01:43 0
>>81

でも今は男女平等なんだから、戦争になったら男女等しく殺されるべきだよな。

85:世界@名無史さん
10/09/28 20:53:31 0
世紀末オーストリアに、アドルフ・ヨーゼフ・ランツ(1874~1954)という
反ユダヤ主義者・オカルティストがいたが、彼は精液の作用について奇怪な
概念を抱懐しており、高等人種の男性を父親とする子供であっても、その子供は、
母親が婚前に、もしくは不貞を働いて関係を持った男の性質を受け継ぐと考えていた。

このような珍説はもはや過去のものとなったと考えていたら、最近、
ネット上に「テレゴニー」を本気で信じている人間が大勢いることを知って
ショックを受けた。

歴史を知らないと、このようないかがわしい説に簡単にひっかかって
しまうんだなあ。



86:世界@名無史さん
10/09/28 21:25:55 0
骨相学クラスのネタだよなw
ああいうのは、信じたいから信じるんだと思う。
男根崇拝の一種じゃないかな。
母体には生命をコントロールする力があるように見えるから
男根にはその母体をコントロールする力があると信じたいというか。
男根が生命のコントロールに関して、無力じゃないと信じたいというか。
処○厨もこれに当てはまるのでは、ってどっかで見かけた。

87:世界@名無史さん
10/09/29 13:02:09 0
>>84は自衛隊員なのか?

今は自衛隊にも女性が入隊するようになった品。
これから世界各国でどんどん女性兵士の数が増えていくのではないかと思う。
逆に、日本のように徴兵制をしいていない国では、男性でも希望しない人間は
戦争に行かなくて済む。

88:世界@名無史さん
10/09/30 07:45:11 0
作品社から上梓される『図説 世界男色史』を予約購入して読むべし。

よいな、皆の者



89:世界@名無史さん
10/09/30 16:39:54 0
また面白いものが。
そーいや、日本の戦国時代って、男色で主従の絆を確かめ合ったというけど
これやってたのって、他の国にもあるんだろうか?

90:世界@名無史さん
10/10/02 15:43:30 0
>>89
主従の絆とは少し違うかもしれんが、ニューギニアのサンビア族には日本の
若衆宿とよく似たものがあったよ。

URLリンク(lovekeno.iza-yoi.net)
番外編「南に続く血脈」

91:世界@名無史さん
10/10/02 20:35:28 0
プラトニック・ラブだって、本来は男色のことだし

92:世界@名無史さん
10/10/02 20:37:30 0
饗宴ですね

93:世界@名無史さん
10/10/02 21:48:38 0
年齢階梯制と同性愛の結びつきは世界各地にあるだろうけど

最近のニューハーフやオカマ、シーメールの増加は、「男性的なアイデンティティ
からの逃避」という社会的・文化的な側面があるのかも試練

94:世界@名無史さん
10/10/02 22:00:12 0
増加しているかどうかはわからないが、まあ、カミングアウトする人が増えてきたのは事実だな

俺ね、オカマの人がなんで侮辱を受けるのか理解できない 個人の問題だろうに
でも、結局、それは、女性差別と関係があるような気がする

1) 女性は男性より下
2) オカマは男性でありながら男性以下の存在である女性のマネをしようとする
3) 従って、男性でありながら、男性より下の存在
ということなのではないかね

95:世界@名無史さん
10/10/02 22:08:05 0
所謂オカマバーにいるような(イメージだが)人たちに関しては、単に身なりや振る舞いが道化的だからというのもあるような

96:世界@名無史さん
10/10/02 22:18:17 0
確かに、おなべの人より、侮辱的な扱いを受けているイメージあるね。

>>91
でもあれ、対象は少年のみだよな、確か。
成人男性同士となると、ニュアンスが変わってくる気がする。

97:94
10/10/02 22:21:32 0
まあ、それは仕事として「道化」「見世物」になっているわけで、「オカマバー」「オカマショー」が際物として仕事になること自体が差別だと思うがな

俺の親戚に相手の女性が一人っ子で、造り酒屋、その家の家業を受け継がなければならないというので、
結婚のとき、相手の女性の姓に変えた人がいる
そしたら、周囲の人たちから馬鹿にされるような言動をされたり、妻の親戚達からいわゆる「婿」として「軽く」扱われて、閉口しているそうだ
そもそも、「婿」が侮りの対象になるということ自体おかしい

それも、結局、男の癖に女と同じ事をしているということからきてるんじゃね?

98:世界@名無史さん
10/10/02 22:25:17 0
よく、女がズボンはけるのに、男がスカートはけないのは逆差別だ、みたいなのあるが
コレも元を辿れば、同じ原因に行き着く気がするな。
要は女であることが、男であることよりも格下の扱いだから、
わざわざ階級を下ることは、嘲笑の対象になるのではないかと。

99:世界@名無史さん
10/10/02 23:15:06 0
確かに、「男装の麗人」という言葉はあるが、「女装の麗人」という言葉は無いね
ルイ15世時代の「デオンの騎士」とか玉三郎とか梅蘭芳なんか「女装の麗人」に当たるわけだがw

子供の頃不思議だったのは、
「美人」は女性を指し、美しい男性は「美男」といわなければならないのに対し、
「秀才」は男性であり、女性は「才女」といわなければならないのか

また、「知性美人」(まあ、「名誉美人」だね)とはいうのに、「美人知性」(名誉知性)とはなんで言わないんだろう、
ってことだったな

100:世界@名無史さん
10/10/03 01:32:27 0
>ルイ15世時代の「デオンの騎士」とか玉三郎とか梅蘭芳なんか「女装の麗人」に当たるわけだがw
あれは、ほんとうに、よいものだ……うむ

101:世界@名無史さん
10/10/03 04:37:10 0
>>94>>98
女が男の真似をしてズボンをはいたり、軍隊に入ったり、キャリアウーマンに
なりたがるのは、新興成金が貴族の真似をしたがるのと同じ心理が働いているのかも試練名。

帝国主義全盛の時代に比べると衰えたとはいえ、相変わらず西欧文明が世界を
リードしている。
それと同様に、強者男性がつくりあげたマッチョ的な価値観が当分の間主流で
ありつづけるのかもしれない。
西欧文明に対して、ネグリチュード運動や、“アジア的価値観”などの異議申し立ても
行われているが、主流にはなれていない。

102:世界@名無史さん
10/10/03 10:50:08 0
>>101 >>23-24にあるように
キャリアウーマンに関しては、収入が生存権に直結してるわけで
要は真似しないと、人間として存在が認められないんだよな。
既存の社会制度が一瞬で変えられない以上
既存の価値観にある程度あわせつつ、既存の社会制度に参入していかなければならないわけだ。
その辺は、貴族が権威を握っていた時代の、新興商人達の真理に近いかも知れない。
アジア的価値観がイマイチ認められないのも
現状では最も生産性の高いシステムである資本主義のベースが西洋的価値観だからだ。
思想的な問題に見えて、実は実利の問題だったりするってのは、良くある話かと。

103:世界@名無史さん
10/10/03 11:16:04 0
と書いた後で思ったが、真似っていう表現はまずかったかな。
イマイチ悪いニュアンスっぽく聞こえる。
実際は、子供が既存の社会の倫理を学んで、社会に参加するのに近い。
まぁ、これも子供が大人の真似をすることで、社会が成立していると言えるから
そう言う意味では、真似という言い回しも正しいか。

104:世界@名無史さん
10/10/03 21:49:37 0
URLリンク(fr.academic.ru)'Ignazio_-_affresco_soffitto_-antmoose.jpg
アンドレア・ポッツォ「聖イグナティウス・デ・ロヨラの栄光」
URLリンク(www.1st-art-gallery.com)
新大陸にたどりついたアメリゴ・ヴェスプッチ
URLリンク(www.insecula.com)
フランソワ・エドゥアール・ピコ「ギリシアに古代エジプトのヴェールを剥いでみせる
『習練』と『才能』」


ヨーロッパの絵画では、伝統的に大陸は女性として表わされるね。

処女地・処女峰という性的な表現でもわかるように、未知の大陸はキリスト教と
科学を携えたヨーロッパ人男性によって足を踏み入れられ、教化・支配される対象。

文明化されたヨーロッパは男性であり、未開人の住むカオスは女性。

105:世界@名無史さん
10/10/03 21:52:02 O
支配と秩序によって形作られるものは、男性的。
支配による秩序が入る前の、自然状態は女性的。
ってのは典型的なイメージだね。

106:世界@名無史さん
10/10/04 01:13:35 0
>>99
「美人」は男には使わないけど、「秀才」は女にも使うでしょ

107:世界@名無史さん
10/10/04 13:36:44 0
4 :Ψ:2010/10/04(月)

ヘテロは全員、去勢してしまうがイイだろうゼッ!!!!


「美人」は男性に対して使う言葉だという常識すら無え魯鈍を
発見~!!!!!!!!!!!!!!!




108:世界@名無史さん
10/10/04 20:03:51 0
「『西洋古典学事典』を編んで」という記事を月刊「新潮」10月号で読みました(pp.234~5)。
見開き2ページの短い文ですが、編者ならではの見識が、よく伺えました。
とくに中程からは痛快至極の傑作な内容。覚えず大笑いしてしまったほどです。
オーラルセックスに関心のある向きには必読のコラムでしょう。
これぞ余人には真似出来ぬウィットとエスプリに富んだ小エッセーですネ。

109:99
10/10/04 20:18:56 0
かつて三島由紀夫は
美人は女には稀だ 美人は男にこそいる といいましたな

110:世界@名無史さん
10/10/04 20:32:25 O
美輪明宏にキスをせがんだ人だからなあ

111:世界@名無史さん
10/10/06 14:42:12 0
>>96
逆だよ。成人男性同士の精神的なつながりがよいとされた。
少年を愛でるのは、邪道とされた。

でも、わざわざ邪道と言及するってことは、実際には美少年愛でるやつが多かったんだろうねえw

112:世界@名無史さん
10/10/06 18:35:37 0
『西洋古典学事典』を未だにお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうけれど。
では、御免あそばせ。
オホッホッホッホッホッ・・・

113:世界@名無史さん
10/10/06 18:58:32 O
>>104-105
その辺が、基本的には父権宗教であるキリストやイスラム教が
進化論と相性が悪い理由だ、って説もあるみたいだね。
『自然状態で、理屈も何もナシに適当に生命を産み散らかすと
 カオス状態の命達が、互いに共存したり食い散らかしたりしあうことで
 適者生存の作用が働き、それが生命に進化をもたらし、
 ひいては我々という秩序ある存在を生み出した』
……ってのは、論理と秩序によって、自然を制するという
父権思想の真逆を行く発想だ。
中には、人が猿と同祖から進化したのは認めるけど、
適者生存の理論は認めない、って派閥もあるみたいだし。

114:世界@名無史さん
10/10/08 19:10:53 O
そーいや命になるはずのものを遺棄するマスターベージョンは
広義で殺人だからしちゃだめってのはキリスト教とかにあるけど、
生理は広義で殺人だから、くる前にやりまくって妊娠して産みなさいってのは聞かないな。
まぁ、卵子の発見が歴史的にかなり後だったからだろうが。

115:世界@名無史さん
10/10/08 19:19:23 0
精子の中に小さな赤ん坊がいて、それが卵子の中で育って人間になるって考え方と関係あるんだろうか

116:世界@名無史さん
10/10/08 19:42:52 O
それって、それこそまだ卵子が発見されてなかった頃の話じゃなかったっけか。
精子の中の赤ん坊が、子宮ででかくなるって発想。

117:世界@名無史さん
10/10/11 10:50:35 0
男性は理系学問(自然科学)が、女性は文系学問(人文・社会科学)が向いていると
思われているのは日本だけではないらしいな。

以前、ハーバードの学長が、女性は科学には向いていないと発言して物議を
かもした例があるが、こういう考え方はどこに起源があるのだろうか。

URLリンク(library.jienology.com)
ハーバード大学の総長が「女性科学者」発言で窮地に

118:世界@名無史さん
10/10/11 21:26:47 0
女性は自然科学に向いていないというより、女性は学問そのものに向いていないとされた時代が長かったからねえ
人文系より自然科学の方が教育訓練がいるし(幼児期の育てられ方の違いも含めて)、
人文系には向いているが、自然科学系にはむいていないというより、
学問そのものに向いていないといわれていた時代から、やっと脱却して、
人文系にならむいているが、自然科学系にはむいていないという段階にきたってことじゃないか?

ここ10年ぐらい、日本人のノーベル賞受賞が増えてきて、そろそろ日本人女性の受賞もほしいところなんだが・・・
ノーベル賞は功労賞的なところがあるから、後、20年は無理みたいな気がする

119:世界@名無史さん
10/10/13 16:56:03 0
フィリップ・アリエスによると
女権の著しい低下が見られたのは産業革命により、
働き場所と生活の場所が分かれたからであり、
例えば農業従事家庭の場合、
男は生産者、女は男に劣る生産者、子供は小さい生産者だったのが
工場で働くようになったとき、
男は労働者、女と子供は非労働者になって一気に差がついたとあるけれど。

産業革命に嫉妬するフランス人的価値観もあるようにも読める。

120:世界@名無史さん
10/10/15 16:53:24 0
>>119
中産階級の場合だと、男性が金銭重視や効率優先の価値観ゆえに、あるいは
名誉のために激しい競争にさらされていて、その「癒し」を家庭に求め、
それが「家庭の天使」「男性と女性は本質的に異なり、家庭こそ女性の特性に
ふさわしい本来の居場所」という言説が繰り返し唱えられるようになったという説があるね。





121:世界@名無史さん
10/11/01 15:29:22 0
そもそもジェンダー論って、
身体的な性と社会文化的な性が完全に別物であるという事が前提にされがちだけど、
人間の認識も身体的なものから離れるのは不可能な以上、
別物と考える事が間違ってるんだよな。

だから産業革命で作られた価値観みたいなのも正確性を欠く所や間違いも多い。
産業構造の変化で変わる所はあっても、
それは潜在的なものが現れたのであって、作られた価値観みたいなのは違う。

122:世界@名無史さん
10/11/02 19:37:25 0
まぁ、あらゆる価値観がそうだよな。
一見不合理に見える価値観でも、本当に不合理な価値観は
そもそも受け入れられないし広まらない。
共産主義にしろ、ナチスにしろ、
それが自然に受け入れられるべき土壌や環境があればこそ広まった。

とは言え、身体的な感覚って個人差がでかい上、環境に左右されやすい。
同じ時代でも、社会の別の階層にいる、体質の異なる人間が持つ身体的な感覚
ってのは、理解しがたいくらい違うだろうし
そうなると、どの感覚を優先されて価値観として表出するかってのは
わりと時代と社会構造に左右されるし、それらは流動的だから
色々とややこしくてカオスなんだろうなぁ、と。

123:世界@名無史さん
10/11/13 21:48:11 O
ふと思ったんだが、ナショナリストとミソジニーを含む差別主義がわりと併発する人多いのは
デフレと関係あるのかな、と思った。

デフレ=生産力が消費力を上回ってしまった、需要不足、労働力余りの状態
とすると、生産性を上げるグローバリズムに逆行することで
生産性を落としたくなるのは、ある意味納得の流れ。
究極の浪費行為である戦争が起こせれば、なお良いし、大体ナショナリズムは戦争を呼ぶ。
アメリカがよくデフレ不景気の時に、戦争起こして軍事特需で景気持ち直していたのと同じパターン。
で、同じ理屈で、生産性を低くするためには、差別も効率が良い。
個人レベルで生産性の高い人物を見極めて仕事をさせてしまうと生産性が上がってしまう。
でも、属性によって生産性が高い人物であっても社会から排除出来るようにしてしまえば
ゆるやかに生産性を落とすことが出来る。
ある意味経済対策としてなのかもしれないなぁ、と。

124:世界@名無史さん
10/11/18 05:36:39 0
up !

125:世界@名無史さん
10/11/23 15:12:29 0
>>123
帝国主義全盛の時代の後に「民族自決」が主張されるようになったのもそれかな。

「民族自決」は一見、差別主義とは関係ないように見えるけれども、グローバリズムに
逆行する動きという点では同じだから。



126:世界@名無史さん
10/12/02 20:26:24 0
というか、民族自決とナショナリズムは結構近いものな気がする。

127:世界@名無史さん
10/12/03 15:24:48 0
資本主義自体が限界に近づいているのかもなあ

物質的な資源(イケメン・美女の肉体含む)には限りがあるのだから、ある程度の
所得水準に達したら、精神的な幸福へ目を向けたほうがいいのかもしれない。

128:世界@名無史さん
10/12/04 17:26:44 0
最近、耳かき店員殺人事件てのがあったけどさ、ヨーロッパではああいう
グレーゾーンというか、曖昧な形態の店ってないんじゃね?

欧州だとそのものズバリ売春(飾り窓とか)、ストリップみたいなのがほとんどだよな。


129:世界@名無史さん
10/12/04 21:07:28 0
やはり中絶はどんな理屈つけても殺人だよね。

130:世界@名無史さん
10/12/04 22:57:56 0
>>15
中国では一人っ子政策の結果、結婚出来ない男性人口が3000万人も居る

131:世界@名無史さん
10/12/04 23:08:20 0
>>129
中絶はな。
法律では許されるが、人間として許されない事だ。
中絶するなら、避妊しとけって話。

132:世界@名無史さん
10/12/05 00:09:11 0
男も「できちゃった」と言われたら責任取らないとね。

133:世界@名無史さん
10/12/05 10:17:24 0
やはりオナニーはどんな理屈つけても罪だよね。

134:世界@名無史さん
10/12/07 03:30:05 0
マスターベージョンはどんな理屈漬けても罪だよね。
月経もどんなに理屈つけても罪だよね。
ばんばんせっくるして、ばんばん産んで、育てられなければ社会に任せればいいよね。

135:世界@名無史さん
10/12/07 03:33:03 0
>>127
デフレの現状ではむしろ、資源に限りがあるから破綻が起きていると言うよりは
欲望に限りがあるから破綻してるって感じだけどな。
資源の方はまだ余裕あるのに、それを求めるべき欲望が追いついてない。
ただ、これを解決するのに、精神面が重要なのは確かだろうな。

136:世界@名無史さん
10/12/10 23:52:44 0
>>131
強姦されて孕んじゃったなんてこともあるんだよ。
アイルランドでそういう事例があってたしかイギリスに行って堕胎したはず。

強姦魔にゴム付けろなんて言っても無駄。


137:世界@名無史さん
10/12/11 10:30:10 0
避妊具付けて強姦したから無罪にしろって強姦魔が主張した裁判があったな

138:世界@名無史さん
10/12/11 20:20:52 0
でも中絶の中で強姦被害なんてごくごく少数例だからなあ。
一部で大多数の行為を正当化はできない。

139:世界@名無史さん
10/12/11 20:31:36 0
>でも中絶の中で強姦被害なんてごくごく少数例だからなあ。
おいおい
そんな調査があるのかね

140:世界@名無史さん
10/12/11 23:21:43 0
>>139

日本での年間30万件の中絶の大半が強姦被害だとでも?
それこそ妄想だ。

141:世界@名無史さん
10/12/11 23:24:12 0
>>140
おいおい
ものすごい論理の飛躍だな

142:世界@名無史さん
10/12/11 23:27:42 0
いささか古いデータだが犯罪白書によれば
平成17年の強姦認知件数は約2000件だが。

無理ありすぎでしょ。強姦被害が中絶の大半とか言うのは。


143:世界@名無史さん
10/12/11 23:30:45 0
こういうときフェミニストは
「訴え出られない被害者はもっともっと多い」というけど
それ自体は分かるが、「中絶の大半は強姦被害」って立証には全然なってない。



144:世界@名無史さん
10/12/12 00:18:09 0
強姦じゃなくて、男に捨てられた場合もあるでしょ。

145:世界@名無史さん
10/12/12 03:20:13 0
>>138
> 一部で大多数の行為を正当化はできない。

誰がそんなこと言った。仮に大多数が「てへ、生でしちゃった(^^;)」妊娠だとしても、
少数者もいるんだから「法律では許されるが、人間として許されない事だ。」とか
お気楽に言えるわけ無いだろ。ここで言う少数者は明日の給食はカレーがいいか
焼きそばがいいかで議論してるごく単純な多数決での多数・少数とは全然意味が違うんだぞ。

146:世界@名無史さん
10/12/12 13:34:05 0
>>137
昔、ハンカチ一枚敷いたから和姦、っていう判例があったらしいね。

147:世界@名無史さん
10/12/12 13:53:31 0
>>146
最近の判決ではこういうのもあるな
URLリンク(yakusoku420.blog90.fc2.com)



148:世界@名無史さん
10/12/12 19:04:13 0
家宅侵入してきた殺人鬼を逆に包丁で刺殺したら
正当防衛ではあるが他者の命を奪った事実は残る。
強姦被害での中絶もそれと似たようなものだろうな。

149:世界@名無史さん
10/12/12 19:12:13 0
ただ、中絶の場合は抹殺される側こそ無垢な一番の被害者なんだよな。

150:世界@名無史さん
10/12/13 10:08:52 0
スレリンク(net板)l100
非モテDQNブログヲチ79


151:世界@名無史さん
10/12/13 19:27:37 0
とりあえず中絶についてはアレだ、スレの最初の方の流れ読め。
要するに、女に出来た子供の全責任が現状女にのみ行く以上
権利もまたその女に帰属するって事。
中絶させたくないなら、出来た子供かたっぱしから政府が育てる
    &
出産に関わるデメリットを全てなくす。

これが出来ない限りは、どうしようもない。
何しろ、孕ませた男が逃げ放題なのは、生物としての構成上、現時点ではどうしようもないしな。
あと、もともと人という種は、コミュニケーションの一環としてセックスして
育てる気が起きない子供が出来た場合は、間引く、というのを基本として進化した種のようだから
嬰児殺しは基本行動のうち。やめさせたいなら、それなりの無理が要る。社会的にそれを請け負うとかな。
これを残酷だ罪だというなら、
カッショクペンギンが一番目の雛を育てるために
スペアである三番目の卵を捨てたり、二番目の雛を飢え死にさせる生態だって罪だ残酷だと言える。
でもそういう生き物なんだよ。

152:世界@名無史さん
10/12/13 19:59:59 0
動物がそうだから人間もそうだってのは
社会ダーウィニズムを招きかねない危険な思想だと思うけど?
ペンギンなんぞを人間の倫理の参考にするなよ。

153:世界@名無史さん
10/12/13 20:04:48 0
>嬰児殺しは基本行動のうち

全国各地で起きているDQN親による子供殺しを正当化するのか。
フェミってすげえな。

154:世界@名無史さん
10/12/13 20:09:05 0
自分が好きでやった結果をぜんぶ「社会のせいだ。社会が何とかしろ」
っていう人間って男女問わずに情けないもんだな。

155:世界@名無史さん
10/12/13 20:42:22 0
社会生物学論争というのがあってだな(ry

156:世界@名無史さん
10/12/13 20:47:07 0
>>155

で、>>155はペンギンの行動から人間の倫理を導き出して可だと?
ライオンやクマ、ハヌマンラングールの行動から
「男が女の連れ子を殺しても当たり前だよね」
とまで極論できるんじゃないの?

157:世界@名無史さん
10/12/13 20:49:22 0
なんか子殺しを
必死で脳をフル活用して正当化しようとしているとしか思えない。


158:世界@名無史さん
10/12/13 20:56:24 0
いや、人間は集団を作ると差別や戦争を始めてしまうもの…
というのと同じレベルの話だろ

だからその「本能」を考えながら社会システムを作っていこうぜ、という事になるだけだろ
それを無視して社会を「理性」によって想うがままに「設計」出来ると考えるのは傲慢じゃないか?

159:世界@名無史さん
10/12/13 20:56:28 0
>>156
そういう素人同士の論争をする暇があれば、既に行われたずっと高度な論争を追いかける方がましだよ
ろくな知識も無い同士がずれた話をしても何の意味も無い事くらい、学問版に居るならわかるだろう

160:世界@名無史さん
10/12/13 20:58:40 0
>>159

ペンギンなんぞを持ち出してきたのは向こうなんだが。


161:世界@名無史さん
10/12/13 21:00:34 0
「理性」を強調するのはフェミの方じゃないかなあ。
母性愛は男の作った神話だと言って
母親の判断で胎児の人生を左右できるっていうんだから。

162:151
10/12/13 21:01:41 0
古い文化を遡ると、大体嬰児殺しは特に罪でない。
日本でも江戸時代までは、間引きは当たり前の時代。
別にペンギンがそうだからこう、ってわけじゃないよ。

で、それを罪と規定したのは、キリスト教的な価値観と、それを元にして発達した価値観だね。
そもそもどこからが「人間」の範疇に加えるかの判断は、かなり難しい。
昔の日本では七歳までは人の子じゃなかった。
現在では生まれる前までは人じゃないというカウントだから、殺人にも含まれない。

まぁ、この辺色々ツッコミだすと長くなるから省くけど
そこに色々メスを入れて、現代の価値観で罪やら何やらを規定するのが法の役目だね。

>>154
で、法が出てくると、責任と権利は表裏一体というのが前提になる。
子供が出来た責任は女だけが持て、しかしそれをどうこうする権利は与えない
というのが、堕胎反対論なわけだ。でもそれは通らない。責任がある以上は権利も発生する。
だから社会がその権利を取り上げたければ、責任も同じように引き受けなければならない。
そういうことだよ。

163:151
10/12/13 21:02:30 0
ごめん、ペンギンじゃなくて、ペリカンだったorz
間違えまくってた。てかナチュラルにペンギンだと思ってた。

164:世界@名無史さん
10/12/13 21:02:46 0
素人同士と言うなら、ペンギンを持ち出して可なら
ハヌマンラングールから連れ子殺し何が悪いということの
どこがおかしいか説明して欲しいな。
素人に分かりやすく説明できてこその学識だと思う。

165:世界@名無史さん
10/12/13 21:06:24 0
>>162
儒学者やそれに影響された藩主や家老、代官が
間引きを罪としてやるなと地域の人々を薫育していたのはどうなんだろ。
儒学だって十分古い価値観なんだが。

166:世界@名無史さん
10/12/13 21:08:10 0
責任には必ず権利が・・・ってそれこそ理性そのものだろ。
人間、宿命として受け止めるしかないことってあると思うぞ。

167:世界@名無史さん
10/12/13 21:08:39 0
何で日本ではキリスト教や純潔思想が普及しないんだろう…
先進国でキリスト教国家でないのは日本だけ
韓国ですら国民の半数近くがキリスト教徒なのに…

これははっきり言って先進国として恥ずかしい事だと思うんだけど
教会ではっきり結論がでているのに、未だに中絶の是非がどうの言っているのは日本だけだよ

168:世界@名無史さん
10/12/13 21:10:07 0
>>162
古いといっても、国家の歴史が始まった辺りに発生した学問だよ。
というか、学問という存在自体が、文字が発明されてからだね。
日本は古いアニミズムの価値観が根強く残っていた地域だから、やや例外的だけれど
大陸だと比較的、この手の父権的価値観が始まるのは、国家誕生から少したった辺り。

でも人類の歴史からしたら、国家も持たず文字も持たない時期の方が圧倒的に長いからね。
そう言う意味では、儒学も最近の価値観ではあるわけだ。

169:世界@名無史さん
10/12/13 21:10:27 0
>昔は
夜這いが男女対等な合意の下に・・・って大嘘だよね?


170:世界@名無史さん
10/12/13 21:11:20 0
>>167
おまいは、先進国で中絶がどんどん可能になっている歴史を知らないのかと。
キリスト教圏もどんどんそうなってるっつーに。

171:世界@名無史さん
10/12/13 21:11:21 0
>古いアニミズム
儒学のほうが神道より古いよな・・・。

172:世界@名無史さん
10/12/13 21:13:57 0
儒学と言えば孟子がよちよち歩きの子供が井戸に落ちそうになるのを見れば
誰でも助けようとするのが人間の自然の情だ、って言ってるけど
「7歳まで人間じゃない。親が抹殺しても可」なんて
いくら理屈をこねようが受け容れられんわ。


173:世界@名無史さん
10/12/13 21:16:16 0
>>171
神道を神道と名付けたのは、文字を使うようになって国家が生まれ
歴史を印すようになった中国だからね。
歴史的な表舞台に出てくるのは、そりゃ後になる。
でもアニミズム的な思想は、父権思想より古いよ。
そもそも儒学でわざわざ間引きダメって言い出すのは、
それ以前のアニミズム的な価値観から抜け出そうというしそうなわけだ。
確かアニミズムに近い宗教から順に 鬼道・神道・(忘れた。なんちゃら)・真道 
みたいに呼んでて、一番新しいところまで発達したのが真道(父権的な価値観)だとかいうのが、神道の元ネタじゃなかったかな。

174:世界@名無史さん
10/12/13 21:19:18 0
親とその一族の社会的死と子供の死を天秤にかければ、そりゃ反撃不可能な子供が死ぬことになるわな

古代ユダヤでは娘が不義の子を産んだら娘の父親(子の祖父)が子供を抹殺するのが正義だったんだっけ?

175:世界@名無史さん
10/12/13 21:19:24 0
『夜這いの民俗学』の赤松啓介って
単に当人がヤリチンだっただけではないかと。
後、ぶっちゃけ彼の周囲の環境のレベルってあるよね。

176:世界@名無史さん
10/12/13 21:24:18 0
地域差もあるが、個人差はもっとでかそうではあるな。

177:世界@名無史さん
10/12/13 21:26:04 0
>>175-176
俺のタイムスリップの希望を奪うなよ…


178:世界@名無史さん
10/12/13 21:30:19 0
いつの時代も、モテる奴はモテるし、モテない奴はモテないってことか・・・

179:世界@名無史さん
10/12/13 21:32:03 0
>>172
井戸に落ちそうなのを助けたくなるのは人情だが
一緒に(社会的に)溺れ死ぬか、自分だけでも助かるか、と言われりゃ
自分だけでも助かりたいのもまた人情だしなぁ。

180:世界@名無史さん
10/12/13 21:32:39 0
部落差別の記述の為今では禁忌同然の
賀川豊彦『貧民心理の研究』。

あれこそ注釈、解説、読者への注意つきで復刊して欲しい。
「性におおらかな昔」がどれだけ陰惨なことか・・・。

鍵の付けられないほど貧しい長屋で若い女が寝ていると
男が侵入してきて強姦される。それも一回や二回じゃない。
子がいくら歳を取ろうが全員雑魚寝するしかないから
思春期の子供が母親の身体をまさぐってきて
親はその悩みを賀川に打ち明ける。
子供は白昼眼前で売春や男女の性交を見せつけられ続けて
幼児の男女が性交まがいを路地でやっている。

キリスト教的価値観、儒教的価値観万歳だわ。

181:世界@名無史さん
10/12/13 21:43:05 0
>>180
それも、善し悪しじゃね?
性を謳歌したい人に抑圧を求めるのも、せっくるしたくない人に強姦するのも、同じだろう。
自分がせっくるするのが嫌だからって、
せっくるしまくる者は汚らわしい、氏ね!! って価値観をせっくるしたい人たちにまで押しつけるのが
現代の個人主義社会では問題になって、キリスト教的価値観も消えつつあるわけだ。
ちょうと、せっくるしたくない人にまで、せっくる強要していた時代が終わったようにね。

182:世界@名無史さん
10/12/13 21:46:54 0
>>181

若い女が何度も強姦されるのがいいのか?
お前が女で子供がいたら
子供に寝ている時に性器をまさぐられたいのか?

なんかまさに「頭で理屈考えすぎ」なんだよ。

183:世界@名無史さん
10/12/13 21:49:30 0
いい加減「性におおらかで自由な昔の日本」って幻想はやめて欲しい。
因習だらけの昔に「男女平等・合意の性関係」が
普遍的にあったかのように描くのは皇国史観より悪質だな。

184:世界@名無史さん
10/12/13 21:50:10 0
>>182
だから、同意のもとでするようになる時代に、今なったわけだよ。
でもキリスト教価値観だと、セックスしまくりたい奴もするな!!
だからアウトくらったわけだ。

185:世界@名無史さん
10/12/13 21:50:22 0
>>162
逆に子供のことを想ってやるケースも考えられるよなあ>嬰児殺し

明治初期は農村地域ではまだバリバリと中絶やらやってたし
基本的に飢饉時に子殺しをやった価値観がそのまま続いてた時代だけど
同時代に日本に滞在していた御雇外国人のモースは『日本その日その日』で
「自分の祖国(アメリカ)より子供は親からいっそう愛されているし、子供は生き生きとしている」と感想している。

むしろ、苦しい時代や境遇で子供を生きさせるよりひと思いに殺してやるというのが人情というものではないだろうか?


186:世界@名無史さん
10/12/13 21:52:55 0
>>185

モース一人の印象だけで「アメリカより」なんていわれてもなあ。
子供個人の人格とか独立した存在とかいう概念が明治初期の日本の農村にあったかね。


187:世界@名無史さん
10/12/13 21:54:03 0
>>184

少なくとも「性におおらかで自由だった古き日本」は幻想だと認めるわけだね。
その言い方だと。

188:世界@名無史さん
10/12/13 21:55:00 0
>>183
なんかそれこそスレ初期の話題がループしてるが、
別に「男女平等・合意の性関係」とかだれも言い出してないような……

189:世界@名無史さん
10/12/13 21:55:49 0
>>187
って更新されてた。
言ってないよ一度も、そんなの。

190:世界@名無史さん
10/12/13 21:58:46 0
>>181
今では「恋愛の勝ち組、負け組」って価値観が一般的になっただけで
「世間」が個々人の性に干渉して差別の構造を作り上げているのは
なんら変わりない。

>せっくる強要が終わった
逆にまさに強要、強迫観念の時代じゃないの?
「20代過ぎて童貞なのは人間のくず」
「30代で処女なのは人間終わってる」とか。

191:世界@名無史さん
10/12/13 22:00:20 0
>>188
「赤松民俗学」を賞賛している人たちは?

192:世界@名無史さん
10/12/13 22:00:38 0
>>185
日本には子供向けの玩具も凄く多かったんだっけ? 当時の欧米と比べても。
わりと子供好きっぽい文化だよね、日本って。
日本発信の海外受けした文化も、アニメとか、カワイイとか、子供っぽいの多いなぁ。

193:世界@名無史さん
10/12/13 22:02:35 0
>>190
だからって別に強姦はされないだろ。
結婚前に性交した女は矯正施設行きだった、昔の修道院みたいな所もない。
全然強制されてるうちには入らないだろ。

194:世界@名無史さん
10/12/13 22:05:04 0
>>193

強姦だけが強要じゃないだろうよ。

そういえばもう10年以上前のことだけど
テリー伊藤がゾマホン(今どうしているんだろ)に
「あんた童貞なの!?」って吐き出すように罵倒してたな。
俗な話ですまんが。

195:世界@名無史さん
10/12/13 22:06:03 0
>>186
全般的にみれば「日本は文化や工芸品はすばらしいけど
中絶等(欧米的)倫理・宗教の欠如だけは頂けない」と感想する奴が殆どだね。
でもそういう奴は「中絶=罪」で思考停止してるから、そういうバイアスの薄い例として
モースは良い例だとおもうけどな。

中絶絶対反対の欧米的価値観だとアメリカのような人口希薄の場合は
子供を労働力としか見ないし、欧州のようにある程度人口が集まれば
余剰人口はとたんに地獄のような境遇に落とされる。
そういうのを独立した個人や別個の人格が確立されてるから素晴らしいって言いきれるのか?

196:世界@名無史さん
10/12/13 22:08:20 0
>>195

親の「理性的判断」で生まれる前に
「どうせ生まれて来ても不幸だから」と一方的に人生を抹殺されるよりはましじゃない?
まだ可能性が子供に残されるのだから。

197:世界@名無史さん
10/12/13 22:18:28 0
>>196
可能性の名の下に大多数の不幸な子を産み落とすのがマシといえるのか?
そりゃ、中絶回避から生まれる子の中には数%ぐらいは幸せになる奴も出てくるだろうが
大多数は不幸になるだろう、中絶を考える状態で産み落とされるような状態なら。

終戦直後にソ連兵にレイプされまくった婦女子の中絶手術を全国規模でやったが
もしそれをやらずに産み落としてたら、子供はアイノコよばわりで親も売女扱いで
社会の不幸はより増したと思うがな。
思考能力も碌にない胎児の段階で間引いておくのは胎児のためでもある。

198:世界@名無史さん
10/12/13 22:18:40 0
>>181>>190
個人的には多様な価値観が認められるような社会になってほしいとは思っているけどね。
でも昔に比べたら独身のままでいる男女や離婚した人に対する世間の風当たりは
弱くなったんじゃない?


199:世界@名無史さん
10/12/13 22:20:30 0
>>191
ごめん、どのレスか分からない。
ひょっとして自分の書いた「人間はコミュニケーションとしてセックスする生き物」
というフレーズなら、別に同意に基づかないセックスをする時代に戻れとかいう意味じゃない。

昔から、同意の上で楽しくセックスしてコミュニケーションとることはあったし、逆に強姦もあった。
ただ人間が強姦を嫌がる生物であることと
コミュニケーションとしてのセックスを必要とする生物であることは、矛盾しないぞ。
むしろコミュニケーションとしてセックスする種であるがゆえに、強姦は嫌がられる。
昔だって強姦は嫌がられはしていたさ。
それこそ相手の気持ちを無視したディスコミュニケーションなんだから。
今も昔も、ダメなコミュニケーションする奴はいて、
それを何とかするために四苦八苦してきた。

でも子供作る気ないのにセックスしまくって、出来た子供育てないのは罪だ!! っていうのは
コミュニケーション自体をするな!! ってことに他ならない。
それは解決方法としては無理がありすぎる。
子供を育てるつもりがあろうとなかろうと
コミュニケーションしないでいられる人間なんていないんだから。

200:世界@名無史さん
10/12/13 22:23:45 0
>>199

何気にラストで童貞処女を否定してるな(笑
セックスできない人は、しようと思わない人は人間の欠陥品かね。

201:世界@名無史さん
10/12/13 22:25:30 0
今の世間の性体験を煽るというかなんというか
ありゃまさに強迫観念だよ。どこに価値観の多様性なんてあるのやら。

202:世界@名無史さん
10/12/13 22:25:37 0
中絶は別にいいけど、産んだ子供を放置したら社会的制裁が加えられる日本
一方、中絶は絶対反対だけど、産まれた子供を放置したり虐待しても摩擦がすくないキリスト教圏

なんか面白いな

203:199
10/12/13 22:29:47 0
>>200
すまんが自分は、童貞処女だよ。
しかもAセクシャルなので、今後もする予定ない、する気もないな。
ただコミュニケーションの形は人それぞれ。
自分みたいにセックスしたくない人もいれば、すごくしたがる人も身の回りにいる。
セックス以外のコミュニケーションをしたいと思う自分と同じくらい
セックスでコミュニケーションしたいという人もいる。それを止めるのは無理だろう。
自分と同じコミュニケーションの取り方をしたい相手と、
コミュニケーションせずにはいられないってのは、同じだ。

204:世界@名無史さん
10/12/13 22:32:57 0
私は発達障害者なんだけど、親が七歳までに間引いてくれたらよかったと思っているよ。
発達障害はある程度成長しないとわからないから、現実には無理だけどね。
ちなみに私自身はぜったいに子供はつくらない。子供が私と同じ発達障害者として
生まれてきたら可哀相だから。

205:世界@名無史さん
10/12/13 22:34:31 0
>>202
これはあるよな。なかなか面白いと思う。
何だかんだで、どっちもそれなりにバランスは取れてるよね。
産むなら責任持って産め、持てないなら産むな、の日本型と
とりあえず産んでおけ、その後は神様だか社会だかの思し召しにまかせていいから、のキリスト教圏

206:世界@名無史さん
10/12/13 22:50:44 0
キリスト教(というかオリエント一神教)自体が人口希薄地帯で生まれた
もんだからな。生産力確保のためにアンチ中絶化するのは当然。
日本やアジア圏は生産力が大きいために、余剰人口が生じるのが早かった
それで間引きを容認する文化が生まれた。
特に日本は前史時代では世界でも有数の豊かな地域で人口密度も高かった
それがイザナギとイザナミのようなおおざっぱな死生観を産んだ一つの要因なのかもしれない
イザナミ「私は日に1000人を殺します」
イザナギ「それなら私は毎日1500人の子供を産もう」

207:世界@名無史さん
10/12/13 22:58:52 0
>>190
私は高齢処女で、世間の価値観でいえば「負け組」なんだろうけど、でも
そんなこと気にしてないよ。

「恋愛できない女は負け組」「やっぱり結婚こそが女の幸せよね~」と
言われても、「あっそ」と思うだけ。

人それぞれ、その人に合った生き方がある。私は自分のことを恋愛や結婚に
向いていないタイプだと考えているからしない、ただそれだけ。

208:世界@名無史さん
10/12/13 23:05:53 0
今の世間の性に関する「勝ち組、負け組」の価値観の煽りはすごいからな。
ここにいる人、世間の価値観から距離を置いて泰然とできるってのは偉いよ。

209:世界@名無史さん
10/12/13 23:32:08 0
>>186
>モース一人の印象だけで「アメリカより」なんていわれてもなあ。
「先進国」の人間が「未開の国」に行って

「個々には物質的豊かさはないけど、我が国と違って子供の笑顔に満ち溢れてる」とか言うのは今でもお約束だな

210:世界@名無史さん
10/12/14 01:20:36 0
>>191
このスレに該当者がいるのか?

性欲は人間の基本的な欲求だが、その欲求に従うと子どもができる。
子どもがほしくない場合、その欲求をどう処理するか、というのが基本的な問題。
欲求を制御できる人間ばかりなら、中絶の是非が問題になることもない。

211:世界@名無史さん
10/12/14 22:26:55 0
>>202
その一点だけでもキリスト教圏が日本(仏教圏)より道徳的に遙かに優位にあることがわかるんだが

「水子供養」のように堕胎や間引きを正当化する教義があるだけでも仏教が許される時が来ることは
永遠にないだろうね

212:世界@名無史さん
10/12/14 22:39:51 0
>>211
仏教を攻撃する気はないけど
『日本霊異記』で行基が説法に聞き入っている母親から
乳飲み子を取り上げて橋の下に投げ落として
因果がどうのと説くという話はさっぱり意味が分からんかった。
そもそも高徳で知られる行基がほんとにそんなことしたのかと思うし
乳飲み子をわざと殺してまで説く必要性なんかあるのかと。
赤ん坊の命が軽すぎ。うろ覚えなんで誤解があるかもしれん。

213:世界@名無史さん
10/12/14 22:47:35 0
今調べなおしたら、乳飲み子じゃなくて10歳の障害児だった・・・。
余計始末が悪い気がする。

214:世界@名無史さん
10/12/14 22:51:19 0
それと橋の下じゃなくて淵に投げ入れて溺死させる話だった。

215:世界@名無史さん
10/12/14 23:14:18 0
でも市井では障害児は何か祝福を受けた存在だとみなされた地域も多い。
結局日本的楽観主義によってどんな思想も最後には骨抜きにされていった。
「原罪」なんて日本では絶対に受け入れられないだろう

仏教説話集はあえて日本的感覚からはずして衝撃的な話を作る場合も多いし

日本仏教だって最初は因果応報の哲学だったのが「みんな救われるよ」教に変容した

216:世界@名無史さん
10/12/15 00:18:02 0
あのー、「ジェンダー」からどんどんずれてってるんですが。

217:世界@名無史さん
10/12/15 08:26:38 0
>>211
キリスト教……というかそのベースのユダヤ教も、大概アレなエピソード多いぞ。
旧約聖書とか読んでると、それこそ神様の生贄に息子を捧げようとして褒められる話とか
飢饉で子供食う母親の話(しかもそれが悪いと描かれるのではなく、他人の子供だけ食べて、自分の子供を食べさせなかったのを非難される流れ)
とかあったりするし……。

218:世界@名無史さん
10/12/15 19:08:04 0
>>20
>今の世間の性体験を煽るというかなんというか
>ありゃまさに強迫観念だよ。どこに価値観の多様性なんてあるのやら。

日本のムラ社会では、「他人と同じであること」「社会集団の枠から外れていないこと」
を重視するから、その影響もあるのかも。

最近よく語られる「非モテの苦しみ」なんてのも、カレカノがいないことそのものが
辛いのではなくて、「仲間内で自分だけ童○だから、飲み会でいつもバカにされる」
といった、承認欲求の問題が彼らを苦しめている。




219:世界@名無史さん
10/12/19 16:34:19 0
>>121>>122
男女の間に「身体的な力の差」がある限り、表面はいくら取り繕っても男性上位の
社会が続くのでは?

男性は、「男のほうが力が強いからいざとなれば女たちのことは抑え込める」
と考えが深層心理の中にありそうだし、女性の側も、「今は文明が発達しているから
女性の権利が認められているけれど、文明が崩壊したり、何かの理由でバックラッシュが
起こったら、再び女性が経済的に自立できない世の中に戻るのではないか」
という不安がある。

国際政治でも、リベラル思想や国際法のような、ジャイアニズムに歯止めをかける
仕組みも存在しているが、それでも最後にものを言うのは力。

220:世界@名無史さん
10/12/21 05:57:04 0
>>219
最後にモノを言うのは経済力ですぜ。力は金で買える。
金が発達していない社会でも、食べ物作ったり維持したりする機能を
コントロールする奴が、ただ力が強い奴より偉い。
いくら腕っ節が強くても、飯が食えなきゃ死ぬしな。
女性の権利が認められるようになったのも、
工業化以降の社会では、それが国の経済力に繋がるからに他ならない。

221:世界@名無史さん
10/12/21 06:02:10 0
あ。
やや言葉不足なので追記するね、ゴメン。
強盗しようにも、三人くらいに袋だたきにされたら、子供相手でも負けるからな。
結局人の流れや結束をコントロール出来る者が強く
それは経済の流れをコントロールできる者だという意味。

222:世界@名無史さん
10/12/21 13:11:14 0
ばかばかしい似非保守と似非リベラルがわめいてるな
キリスト教とかフェミとか関係ない
進化生物学的にオス優位も子殺しも当たり前
人類史を通じれば、オス優位、子殺し当たり前の時代がほとんどなんだよ
キリスト教(と勘違いしたバカ似非保守)やフェミだの言ってる世界の
人間には理解できないだろうが。
キリスト教的価値観とかほざいてる連中は似非保守の似非伝統に
毒されてるな
こういうの多いよな
ある時代のある暴力を否定した人々が権力をとると、また別の
けがらわしい似非伝統をねつ造して、それを前提にしてまたその
時代の自称リベラルがその自称伝統の暴力性を指摘、しかしその自称
リベラルも結局は・・・

動物農場じゃないけど、しょせん似非保守プロライフや似非リベラルプロチョイスも、
達之介みたいな奴の変種にしか見えない。

俺はプロライフとプロチョイスの撃滅と、人間本性であるオス優位や子殺しの
廃絶、真のライフとチョイスを願っている。
けがらしい母性・家庭イデオロギーや安っぽいフェミニズムにノー!
もちろん小林達之介にもノー!
純潔やフリーレイプにノー。
セーフフリーセックス万歳。
避妊と性教育を否定する人間は全人類の敵。

・・・でもこれも、結局オス支配、親支配の人間本性に利用されるんだろうな。


223:世界@名無史さん
10/12/21 13:24:00 0
あと中絶や嬰児殺の責任は男だけにあると俺は主張するね。
自分はプロチョイスではないが、中絶や嬰児殺が児の殺害であり、
弱者への絶対的暴力であるのと同様、望まない児の存在は女性への
性的虐待であるし、そうである以上中絶や嬰児殺で女性を罰することには
著しい不正義が存在する。
女性の権利や児の命を踏みにじる、おぞましい望まない妊娠(これ自体レイプ)
の責任は男性のみにある。
男性のみを罰するべきだ。望まない妊娠や出産や育児、中絶や嬰児殺を
もたらした責任、避妊をしない責任で。
むろん、これだけでは男性は震え上がって絶対に賛同しないだろう。
バカライフやアホチョイスの男は、自分たちに被害がないからこそ、偽善者プロライフや似非リベラルプロチョイス
などという妄言をほざけるのであって、被害が来るとわかったら仮面を
かなぐり捨ててくるだろう。
こういう男を懐柔するためにも、避妊と性教育を徹底し、性教育で
男に『フリーセックス(むろん夜這いカルトのようなフリーレイプじゃない)したいなら、避妊を徹底しろ。
避妊を徹底すれば楽しく自由にセックスできる。さもなくば強姦殺人犯』と
飴と鞭で叩き込むべきだ。
理想主義は決して男にも利益をもたらさないわけではないことをアピールして、
男の協力も取り付けるべき。

むろん、知性ある批判者からは、プロライフやプロチョイス同様、
オス優位、親優位の人間普遍の抑圧を正当化する偽善に成り下がるのではという
批判はあるだろうが、それでも男の協力を取り付けて、実質的に
リプロダクティブレイプや中絶・嬰児殺を急減させるほうが良いと俺は考える。



224:世界@名無史さん
10/12/21 13:34:06 0
避妊具を安価に、簡便に、気楽に、そして確実に手に入れられる制度の
充実が不可欠だ。
費用は男性からの特別税で賄うべき。
なぜなら散々女性の権利や児の命を踏みにじったのは男性だから。

また性教育や避妊を否定する人間は、それだけで全女性への強姦、全胎児と
全嬰児への殺戮、純潔カルトや夜這いカルト推進、こういったものに同意した
に等しいと教えるべき。
なぜなら避妊のない世界では、人間の生物学的な傾向にそのまま忠実に、
オス優位のセックス秩序の元、女性は望まない妊娠を
拒めず、児は必要ない場合すっきり殺され、男性同士の利益を侵さない限り、
フリーレイプになってしまい、またそれを嫌がる人間は
バカ純潔カルトになるしかなく、その場合性の自由は抑圧されるという、悲劇的な
性秩序にしかならない。
避妊のないセックス秩序は、あまりにもストレスが全員にかかってしまうんだよ。
やれ文化だの〇〇教だのイデオロギーだの関係なく普遍的にそうなってしまう。
そんな秩序を復活させろとわめく避妊否定は、口先でライフだのなんだのいおうが、
現実には全女性への強姦と全児童の殺害に同意したに等しい。

目指すべきは、安全で自由で楽しいセックス秩序であって、バカライフやアホチョイス
の出る幕はない。
宗教だの世俗だの文化論だのくだらないプロパガンダも不要。
ただ避妊と性教育、そして本当の問題はなんなのかを明らかにし、男性支配、親支配に
責任があるのだということを明示することだ。


225:222
10/12/21 13:44:18 0
つーかキリスト教的価値観とか、儒教的価値観とか、夜這い的価値観って、
あれ仮に実在したとしても、所詮プロパガンダだしな。
所詮『規範としてそういうことに・・・』ってこと。
いつの世も、本当のセックスヘイターなんざほとんどいないし、同時に
本当の性の自由もない。
セックスでは公的なオス優位の普遍性に比べれば、女が主導権を握れる面は
多々あるが、それでも望まない妊娠やレイプ、強制売春など、やはり全体として
オス目線。
コストに見合わない児の殺害は当たり前。そこに偽善やフェミニズムの入り込む
余地はあまりない。
規制されていてもいくらでも抜け道はあるし、自由に見えても実際は力関係で自由ではない
(今の自由経済だってそう)。
同性愛は普遍的に存在しているが、同時に同性愛メインの人はいつも少数派で、
いくら同性愛に寛容でも、やはり微妙に社会にはヘテロ目線が存在している。(戦国時代の武士や、
イスラーム世界の少年愛みたく、同性愛自体はふつうにみられる場合でも、
ヘテロの女役を男の子に投影した、異性愛の延長としての同性愛である場合が多く、
ヘテロ中心主義の影がある。)

そう考える俺としては、やれキリスト教、やれ日本の自由で寛容な性文化、
やれ純潔、やれプロライフ、やれプロチョイスだのという議論をバカらしく感じる。
いやもちろん、いろんな意見があること自体は、社会を豊饒化させる点で
異議あるんだけどさ。
それにしてもステレオタイプすぎるというかね・・・

226:222
10/12/21 13:49:46 0
まあ進化生物学をよく学び、そしてオス優位、親優位の生殖における
不平等に強い憤りを感じる女性からは、俺の意見もまた、プロライフオスや
プロチョイスオス同様、しょせん繁殖戦略の一環、女や第三性別を懐柔して
利益を得ようとするオスの戦略としか見られないだろうし、それはプロライフや
プロチョイスのオスがたどった道を考えれば十分過ぎるほどまともな批判だ。
願わくば第三性別や女性から、俺の意見やそれを超える意見が出てほしい。バカライフや
アホチョイスではなく。
そうすれば、バカライフ・アホチョイス体制も用済みなんだろうな、本当に。


227:世界@名無史さん
10/12/21 21:12:27 0
「人間社会は利害で動いている」といわれるが、冷徹な利害の計算以外に、
男性の性欲やプライドで動いている面も多いと思うよ。

ニュー速+板で理系がしょっちゅう文系叩きやってるけど、あれは「女」の
問題も絡んでいるよね?

URLリンク(www.amazon.co.jp)
高校生の頃から理科受験クラスでおとこばかり、大学も工学部で男ばかり、
職場も技術系で男ばかり、で、毎日朝10時から夜中まで机に張り付いて仕事して、
へたすると休日も出勤で、決定的に女性と知り合う機会がもてないまま、35すぎて
リビドーも枯渇してしまい、勢いも情熱もなくなって恋愛も結婚も逃す多数の
理科系技術者を知っている身としては、著者の言う事なんぞ、ちゃんちゃら
おかしいのである。



228:世界@名無史さん
10/12/21 22:03:05 0
男性の嫉妬の対象は金(出世)と女(モテ)。
男性はいつの時代も、富と権力で女性たちをひきつけ、集めてきた。
これが富と権力をかき集めるという行為の裏に隠れた、本当の目的。

帝国主義時代のヨーロッパ人が、世界中の植民地から珍しい動物・植物・
美術品・物産などを集めて博物館・美術館に収めたが、あれは巨大ハーレムに
いろいろな民族出身の女性を集めて悦に入っていた専制君主と同じ心理なのかな…


229:222
10/12/22 03:23:26 0
いや、オスにとってのメス、メスにとってのオスは利害として最重要の一つ
これが利害でないという奴は文明に毒されてる

230:世界@名無史さん
10/12/22 21:51:18 0
『アステイオン73』(阪急コミュニケーションズ)に、池内恵氏が
「イスラームとの私的な闘争―新・西洋中心主義?」という文を寄稿している。
内容はアーヤーン・ヒルスィ・アリーの著作"Nomad: From Islam to America:
A Personal Journey Through the Clash of Civilizations"の紹介なのだが、
アーヤーンと英国の歴史家ニオール・ファーガソンンの交際について触れ、

アーヤーンとの交際により、ファーガソンは「黒人への偏見がない」「異文化に
寛容な」「アフリカ支援に尽くす」先進的人物であるということになる。
それは同時に「世界から優れた・美しいものを引き寄せる」欧米の社会の優越性の
証左となる。
しかし根底には、「文明世界に渡ってきた美女」を「ムスリム男性の魔の手から
庇護する」という、独特の優越意識や征服感情が潜んでいるとみられる。
しかしそれは都合よく隠蔽される。アーヤーンという存在は、西洋白人男性の
知識人にとって、西洋文化の普遍性・優越性へ内心の確信を深めさせ、同時に
アリバイも提供する、極めて心地よい存在である。
(中略)
研究者からは忌み嫌われ無視される一方で、白人男性優越主義を内に抱える
欧米の多数の読者からは、倫理的優越の確信だけでなく性的自尊心も共に
与えてくれる類まれなポルノグラフィとして消費されるだろう。

とあった。

231:世界@名無史さん
10/12/22 21:59:37 0
なんかね、女性が(いやひょっとしたら男性も?)真に自由になるには、尼さんにでも
なるしかないのかと思った。

アーヤーンはソマリアで父の強制する、見知らぬ相手との結婚から逃れてオランダに
難民としてやってきたが、欧米に移住した後も、結局白人男性の優越感を満足させる
ための道具として利用されている。(本人がそれを自覚した上で行っているか
どうかはわからないが)。

アーヤーンのことを「勇気あるフェミニスト」と評する人々もいるけれど、
フェミニズムとは一体何なのか…


232:世界@名無史さん
10/12/24 00:59:50 0
私はこの手の話題に全く詳しくないのですが
大学で受けたジェンダー論の講義ですら
働いて帰ってきた夫が家で寛ぐことを父権的だと非難していました

彼女らは何を望んでいるのでしょうか

233:222
10/12/24 23:32:33 0
>>232
あなたはフェミニズムの悪い面だけを見て、
ジェンダーや家父長制を復活させようとする
似非保守?
フェミニストじゃないけど、それには絶対反対だね

234:世界@名無史さん
10/12/24 23:43:00 0
>働いて帰ってきた夫が家で寛ぐ

こういう発想自体が
「夫が外で働き、妻が家で家事をする」ことを前提に語られているからでしょ?
それに働いて帰ってくる妻もいる、ということが無視されている。

235:世界@名無史さん
10/12/25 09:54:54 0
仕事に家事に育児に大車輪だったカーチャンは偉かったなあ…
全部できて当然、弱音はいたらフルボッコと今思えばとんでもない環境だった

236:世界@名無史さん
10/12/25 11:36:06 0
同じ非モテでも、喪女より喪男のほうが他罰的傾向が強いのはなぜなのかなあ。

喪女で、「私に彼氏ができないのは男が悪い」という人はあまりみかけないけど、
喪男は、「顔が悪いから彼女が出来ないんだ」「最近の女は見た目でしか人を判断しない」
と責任転嫁ばっかり。

237:世界@名無史さん
10/12/30 11:51:29 0
URLリンク(komachi.yomiuri.co.jp)
草食系男子はなぜ草食?

ここのコメント欄で男どもが過剰反応しててワロタww
草食系男子といっても、

(1)Aセクシュアルのように性欲や恋愛感情がもともとない人
(2)性欲も恋愛感情も人並みにあるのだが、傷つくのが嫌で、あるいは女性と
付き合うのが面倒くさいなどの理由で草食になった人

の二通りがあるかと。
傷つくのが怖いといって恋愛に尻込みするのは結局、自己愛が強いから。
こういう屈折した性格の男は、肉食系男子よりもやりにくいかもしれない。
よっぽど母性愛が強くて、相手を包みこんであげられるような女性なら別だけど。


238:世界@名無史さん
11/01/01 03:03:27 0
これは前々から思っていたことなんだが
日本の女性差別と、西洋の女性差別ってちょっと種類が違うな、と思った。
海外の女性差別は、野蛮な(と父権的価値観からみなされる)母性原理を
父権によって支配し、克服する感覚なのに対し
日本の女性差別は、母性に対して幻想を際限なく拡大させて、
現実にはあり得ない形の母性を妄想し、
その妄想通りに動いてくれない現実の女性を叩くことで
妄想を維持しようとする感覚に思える。

239:世界@名無史さん
11/01/01 07:50:52 0
>>238
西洋、とくにプロテスタント圏には、日本のような女性に対する甘えというのは
あまりなさそうだな。

日本の「負け組」というのは、社会的地位の低い人間、あるいは経済的に貧しい人間
ではなくて、「共同体から外された」あるいは「共同体の主流に乗っていない」
という意味で使われているような希ガス。

喪男が「共同体の復活」を唱える保守に走るのも、彼女がいない・結婚できていない
自分が、共同体からハブられた、価値のない人間のように思えるからかもしれない。

240:世界@名無史さん
11/01/01 08:55:22 0
実際共同体から排除されて蔑視されるのだから
反発するのは寧ろ当然だろう。

241:世界@名無史さん
11/01/01 10:52:37 0
高度成長期の日本人男性は、職場でも家庭でも、下駄を履かされて生きてきたからなあ。

女性(つまり人口の約半分)にはキャリア・パスが存在しなかったし、
グローバリゼーションによって、新興国の労働者と競争する必要もなかった。
経済が右肩上がりで、女性の社会進出の道がほとんど閉ざされており、
さらに見合い制度が存在していたおかげで、魅力のない男性でも結婚できた。

ここにきて男性の地位が急速に低下しているように見えるのは、単に
男性優遇措置がなくなり、正当な価値評価がはじまったにすぎない。
それでも、下駄を履かされて生きてきて、それが当然の権利だと
思いこんできた男性たちにとって、自明だったはずの権利を失うことは、
これまで持ち上げられてきた下駄の高さの分だけ大きな喪失感となる。
「男らしさ」などというのは、周囲が男性中心主義を認め、忖度して
くれていたから成り立っていたのであって、下駄がなくなってしまえば、
そこに残るのは自己主張ができず、何らかのアクションを起こすことも
できないただの根暗男。

242:世界@名無史さん
11/01/01 14:12:49 0
>>241
えらく攻撃的だな。「男らしさ」を求めて
何かあれば「男なんだから」というのは女の方だっただろうに。

243:世界@名無史さん
11/01/01 14:16:58 0
社会では「男なんだからこれくらいのことは・・・」
少年期でも「男なんだから我慢しなさい」

「男らしさ」なんか当の男にとって負担でしかないんだがな。
全然得なことなんかない。何が下駄なんだか。

244:世界@名無史さん
11/01/01 17:43:52 0
>>238
西洋の女性差別は「レディーファースト」に表れている。
レディーファーストは女性をか弱いものとして、
男の保護下に置かれるものだという考え。

日本の「母性幻想」はまったくその通り。

>>242
>>243
女でも「女のくせに」とか「女なんだからそんなこをしてはダメ」とか
普通に言われてきたよ。

つまりそれは「男より女の方が上であるべき」という考えがベースになっているので、
男は女より優っていなくてはいけないし、女はへりくだってい三歩下がってなくてはいけない。
下駄をはいてでも男が上だと見せかけなくてはいけなかったということで、
「負担」と「下駄」は表裏一体。

245:世界@名無史さん
11/01/01 17:52:22 0
いや、「男なんだから」って男より寧ろ女から言われた記憶が強いんだけど。
そう言う女は自ら男の下位にあることを望んで「男らしく」と
「下駄をはかせ」「負担をかけている」の?

246:世界@名無史さん
11/01/01 18:08:36 0
女は自分の都合よく男を動かしたい時には
「男なんだから」と言って、同時に
男女平等だと主張しているよね。

平等なら「男なんだから」なんて言うのはやめるべし。

247:世界@名無史さん
11/01/01 18:11:18 0
男に負担を強要してきたのは明らかに女だな。

248:世界@名無史さん
11/01/01 19:12:33 0
>>238
河合隼雄『母性社会日本の病理』(講談社プラスアルファ文庫) という本に
この辺の事情が詳しく書かれてるね。

>>247
それは帝国主義時代にキプリングが「白人の重荷を背負え」とうたったのと
同じ自己欺瞞だな。
「支配者」の立場に立って、被支配者(有色人種、あるいは女性)に、
「俺たちこそが被害者だ」と言っているわけだから。

>>246
男女ともに、ジェンダー規範から解放されるのが一番いい。
男性の中にも、草食系男子のように、マッチョ的な価値観から離れて
のんびり生きている人たちがいる。こういう生き方が許されるように
なったのはいいことだよ。

あと、男女平等だというのなら、日本女性が白人男性と付き合っていても
文句をいうべきではない。日本女性の側は、日本人男性が白人女性と
付き合っても文句を言ってはいないわけだから。

249:世界@名無史さん
11/01/01 20:50:55 0
男も「女なんだから」って言いますよ。
「そんなんじゃヨメに行けねーぞ」とか。
男も「女なんだから」というのはやめるべき。

そして女が男を都合よく動かしていると思ったら
それに乗らないこと。自分が乗っておいて文句を言うのはナシ。

たとえば飲食代をどちらが払うか。
本当に平等を望むなら割り勘にするべきだが、
女に払わせると男のメンツにかかわる、と思う男がいるのも事実。
男が払うものと思ってハナから払うつもりのない女もいるけれど。
それで「女は男を利用している」と思うなら、初めから
自分は男女平等だと思ってるからメシ代は割り勘、と言っておくこと。

それが男女が「お互い」ジェンダー規範から解放される第一歩。

250:世界@名無史さん
11/01/01 22:27:33 0
社会的な地位の話をしてるのにどんな反論のつもりなのか

251:世界@名無史さん
11/01/01 23:00:24 0
女性の中には昔から、「売れ残り」「いかず後家」「いき遅れ」と呼ばれる
負け組女性がいて、共同体の中で蔑視されていたが、喪男たちは、まさか
男性が彼女たちと同じ地位に転落する時代がこようとは夢にも思っていなかったんだろうな。

第二次世界大戦で、日本軍がオランダ領東インド(現在のインドネシア)を占領した際、
「支配者」の地位から転落したオランダ人が、それまでインドネシア人をぶちこんでいた
収容所に入れられてショックを受けた、というエピソードを彷彿させる。
まさか自分たちが見下していた有色人種と同じ境遇に陥るとは思っていなかったんだろう品。

252:世界@名無史さん
11/01/02 01:34:34 0
>>240
わざわざ共同体を復活させようとしているところがミソ。
共同体に甘えたいんだよ、要は。
でも女性の自立は共同体の解体やらなんやらとほぼ同時進行に起こったわけで
アレな人たちは、共同体から除外されたんじゃなくて、
共同体から個人が自立してしまった時代に、
自立できないままついていけなくなったってことではないかと。
勝手に疎外感募らせてるけど、実は疎外なんてもともとされていない
疎外する主体がないんだから。
でもそのことに気づかず、「俺たちは疎外されてる!!」
と思っているのかも知れない。

253:世界@名無史さん
11/01/02 09:33:33 0
>共同体から個人が自立してしまった時代に、
>自立できないままついていけなくなったってことではないかと。

スレ違いだが日本の老人には、子どもたちの家で老後の面倒を見てもらえず、
老人ホームに放り込まれると、「自分は負け組になった」「共同体から除外された」
と思いこむ人が多い。
古い世代の人たちにとって養老院というのは、身寄りのない人(つまり社会の中の
負け組)が行く、精神病院のように暗くてじめじめした所というイメージだからな。

今は明るくて綺麗で快適な老人ホームも増えているけれど、それでも絶対嫌だ、
自分の子供(といっても実際に世話をするのは息子の嫁)にみてもらいたいという
人が多いね。

あと、TVで「孤独死」とか「無縁社会」とかいって騒いでいるけれど、共同体が
解体された、個人主義の社会では、人間は一人で生まれてきて、一人で死んで行くのが普通。

個人主義が存在しなかった前近代の日本でも、出家して家族との縁を断ち、
山奥の庵にこもって、一人でお迎えを待つという死に方を選んだ人たちは一定数いた。

254:世界@名無史さん
11/01/02 13:51:52 0
>出家して
そりゃ公家、武家の出身とかごくごく一部。
しかも既に十二分に家庭を営んでおり、生計に何の悩みもなく生きられた特権階層。
一種の宗教的遊戯だよ。

今の孤独死は本当に孤独で、生計も営めない人たちが絶望の中で死んでいくもの。
案外フェミって頭でっかちなんだな。

255:世界@名無史さん
11/01/02 16:06:06 0
残飯食って生活してる若い男たちの実態を調査してる女性の存在なんてフェミには全く無縁の世界だろうなw

256:世界@名無史さん
11/01/02 20:19:29 0
同じ非モテでも、喪女より喪男のほうが他罰的傾向が強い、と2chのあちこちで
指摘されているのはみんなよく知っていると思うけど、その理由は、男性の方が
プライドが高く、アイデンティティにこだわる傾向が強いからでは。
現実を直視すれば自己崩壊してしまうかもしれないと恐れているんだろうな。

さらに、恋愛において女性は上書き保存、男性はファイルに一つ一つ名前を付けて
保存、といわれているけど、歴史問題においても男性の方が未練が強そう。
小○よし○りとか『国○の歴史』の西○幹二とかね。
女性だと、
「そんな過ぎ去ったことをクヨクヨ悩んでも仕方ないじゃん、それよりも次行こ、次!
今度こそ下手を打たないように、国際社会の中で上手く立ち回るのよ!」
てな感じ。

257:世界@名無史さん
11/01/02 20:26:14 0
>>256

一般化がひどい文章の典型だね。男性はこうだ、女性はこうだ、って。
櫻井よしことか、工藤美代子(この人は関東大震災での朝鮮人虐殺を正当化したとんでもだけど)とか
どう説明するんだ。

258:世界@名無史さん
11/01/02 20:35:06 0
工藤が「日本民族は虐殺などできる民族ではない」と記述しているのを見たときには
こっちのほうが頭抱えたよ。

259:世界@名無史さん
11/01/02 20:37:08 0
>>257
すべての男性・女性がそうだとはいわないけれど、そういう傾向がまったくないと
言い切れる?

安易な一般化は確かによくないことだが、だからといって男女の間に
違いがまったくないというのも別の意味で極端だな。

260:世界@名無史さん
11/01/02 20:40:13 0
個々人それぞれの歴史観としか言いようがないだろうに。
男が小林よしのりに親和性があって、女は違うなんて
おかしすぎる。

261:世界@名無史さん
11/01/02 20:46:31 0
>>256
男性優位的思考を女性優位的思考に逆転させただけだな。

262:世界@名無史さん
11/01/02 21:13:11 0
>>258
それは、昔からよくいわれる「感情的で極端に走りやすい女性」の典型では?

>>261
なにか誤解されてるようだけどね、私は女性が男性より優れているなんて
思っていませんよ。むしろ、トップクラスの人間だけを比べれば、男性の方が
上だと思っている(少なくとも現時点では)
ただ、男性の性質が良い方向に発揮されればスゴイ結果を生むけれど、
悪い方向に発揮されるとどうしようもなく(以下ry といっているだけで。


263:世界@名無史さん
11/01/02 23:21:09 0
もし女性が世界政治を支配すれば・・・
Women and the Evolution of World Politics
フランシス・フクヤマ /ジョージ・メイソン大学政治学教授
URLリンク(mudaimudai.exblog.jp)

ここでフクヤマに反論しているフェミニストたちには、「女性も男性と
同じでなければならない」という強迫観念があるのかもしれない。

URLリンク(www.nikkei.com)
>ボノボはチンパンジーに比べ、競争がない分、道具の発明や使用がまるで少ない

この動物学者のインタビューを聞いていると、メスの地位が高い社会では
進歩が止まると解釈できるから、フェミニストにとっては居心地が悪いだろう。

264:世界@名無史さん
11/01/03 17:10:06 0
>>256
前半部分は同意。
フェミニズム攻撃に走る男がいるのは
アイデンティティの崩壊を恐れているからだろう。

265:世界@名無史さん
11/01/03 17:23:05 0
フェミニズムは実は男性優位を女性優位に転換したいだけの概念。

266:世界@名無史さん
11/01/03 17:24:04 0
ところで出家と孤独死についての頭でっかちフェミの反論はないの?

267:世界@名無史さん
11/01/03 19:32:24 0
>>266
今の日本では、年をとっても最低限の衣食住には困らない、という人が大勢いるんだから、
昔の公家や武家の「まねごと」ぐらいはできるんじゃないの?
本物の美術品が手に入らないから、ミュージアムグッズを部屋に飾るようなもの。

私も一生独身を通すつもりでいるから、たぶん狭いマンションの一室で孤独死
しているところを数日後に発見される、みたいな死に方をするんだろうけど、
それでいいと思ってる。

ところで私はフェミニストじゃありませんよ。保守的な家庭で育ったせいで、
フェミにはこれまで何の関心も持っていなかった。
私がジェンダー問題に興味を持ったきっかけは、2chの毒女板や鬼女板や喪女板を
にやってきて、肉便器だの中古だのブスだのババアだの売れ残りだのと罵倒している
男性の存在。
「なんでこの人たち、こんなに女性を罵倒しに来るんだろう?女性には男性用の
板に行って荒らす人はほとんどいないのに」
で、チンパンジーやゾウアザラシのオスを観察するように、人間の男性のことも
観察して、彼らの心理を分析できないかと考えたわけ。

268:世界@名無史さん
11/01/03 19:40:59 0
最低限の衣食住にも事欠くからこその孤独死なんだがな。
好きで独身通して好きで孤独死する趣味人の死に方と
アパートの家賃すら払えずに路上で死ぬ人と一緒にしたら駄目だろ。


269:世界@名無史さん
11/01/03 20:03:13 0
>>243
過去に男性にはかされてきた下駄の一つに「不妊」の原因についての問題があると思う。
昔はほとんど不妊の責任は女性側にある、ということにされてきたから。
今は医学が発達したので、男性不妊の問題もクローズアップされているけどね。
というより、現代でも不妊の責任を妻に押し付ける男性がいるということに
驚かされる。

URLリンク(cherry161.blog43.fc2.com)
夫の許せないプライド

270:世界@名無史さん
11/01/03 20:11:44 0
遺品整理業者が見るニッポンの「孤独死」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

「とくに孤独死が多いのは団塊世代の男性。高度経済成長期に就職し、
結婚しないで、わりと無計画に生きてきたタイプに多い。持ち家もなく、
預金もない。仕事をリストラされ、勤労意欲がなくなった男性もいる」
孤独死した男性の部屋からは、生活が崩れていることを感じることが多いという。
「食事はコンビニ弁当とインスタント食品ですませ、電気製品は壊れたまま。
病院にも行かず、薬局で市販の薬を買ってきて服用している。その一方で、
高度成長期を担ってきたという自負だけはあり、勝ち負けをとくに意識
しているのがうかがえる」
その点、女性は部屋が片付いている場合が多い。
(中略)
だが、都監察医務院のデータにもあるように男性に比べ女性の孤独死は少ない。
吉田さんは、こう言う。
「女性は、男性と違って肩書などにはあまりこだわらない。趣味もあり、
近所の人とも立ち話もするし、コミュニケーションの輪が広いため孤独死が少ない」





271:世界@名無史さん
11/01/03 20:18:48 0
日本の特殊性は専業主婦の存在。
濃密に息子を愛し関与するから息子は独立できない。

272:世界@名無史さん
11/01/03 20:19:06 0
>>270
なんか悪意ある記事だよね。
団塊男性が孤独死するのは自己責任だとか言いたげな。
自己責任論の好きな読売だからと見るのは偏見?

273:世界@名無史さん
11/01/03 20:24:55 0
朝日新聞も年末に孤独死の連載していたけど
こんな見方はしていなかったように思う。

274:世界@名無史さん
11/01/03 20:28:09 0
>>243
一応書いておくけれど戦前は長子への一括相続で長子は親の世話をする義務があった。この制度を破壊したのは相続を均等にしたGHQ。

275:世界@名無史さん
11/01/03 20:38:55 0
産経と読売は自己責任論大好き。

276:世界@名無史さん
11/01/03 20:43:44 0
団塊は戦前の長子による親の世話という価値観と均等相続によるその非現実化に引き裂かれた世代だな。

277:世界@名無史さん
11/01/03 20:47:09 0
>>272>>275
喪男って保守なのかリベラルなのか、そのスタンスがよくわからんな。
結局、両方のいいとこ取りをしたいだけなのか。

278:世界@名無史さん
11/01/03 20:48:41 0
明確な勝ち組になった女性が
明確な弱者である孤独死男性を自己責任論を用いて蔑視するのは
勝ち組の論理でいえば殊更不思議なことではない。
そういう風に他者を見下すやり方は嫌いだけど。


279:世界@名無史さん
11/01/03 20:49:44 0
女性解放もいいけど、いいかげん男性も解放されるべきだと思うんだ
女性観と男性観がセットでジェンダーなんだし

280:世界@名無史さん
11/01/03 20:51:26 0
>>277
そういう君こそ本当に男女平等を求めているのかどうか分からんな。
男性優位を女性優位に転換したいだけ?
それに人間、単純に保守だのリベラルだの区分けできるのか?

281:世界@名無史さん
11/01/03 20:53:57 0
ウヨサヨと単純な二分法で区分けするのと実はたいして変わらない
>保守なのかリベラルなのかスタンスがわからん


282:世界@名無史さん
11/01/03 21:10:08 0
戦前男が強かったのは制度的に長男がほとんど遺産相続していたという点を忘れないように。

283:世界@名無史さん
11/01/03 21:25:43 0
戦前に戻ろうとか言っている人がいるの?

284:世界@名無史さん
11/01/03 21:27:29 0
>>278
女性の中にも「負け組女性は」いっぱいいますが、何か?
てゆーか、私も喪女で負け組だし。
私は自分に「女としての魅力が欠けている」ことを自覚しているから、「女同士の競争」
から降りて、一生独身で生きていく道を選んだんですが。

>>279
女性の側も「男のくせに」とかいうことはやめるべきだけど、たとえば体育会系
ホモソーシャル内での抑圧とか、勝ち組男性が負け組男性を馬鹿にするとか、
こういうのは男性自身が解決しなければならない問題ですよね。
メンズリブのように、こういう問題に真面目に取り組んでいる男性もいるんだろうけど、
なぜかネットでは女叩きばっかり。

>>280
男性優位を女性優位に転換したいとまでは思っていませんね。
というより、どの道そんなことは不可能だろうし。
さっきも書いたけど、喪男が他人に迷惑をかけずにいるのなら彼らを批判する
こともしません。でも現実には彼らが女性関連の板を荒らしまわるので、女同士で
マターリ話をすることができない。

285:世界@名無史さん
11/01/03 21:34:39 0
>>284

>ネットでは女叩きばっかり
2ch以外に目を向けたことはあるの?
真面目に女性同士で討論できる掲示板はいくらでもほかにあるよ。

286:世界@名無史さん
11/01/03 21:47:09 0
言っておくけど2chから出て行けって意味じゃなくて
2chではどの道無理なんだからそういう場所なら他に求めるべし
という意味。

287:世界@名無史さん
11/01/07 08:34:51 0
まぁ、ν速とか男女板とかはは、いわゆる非モテDQNの巣窟にはなってるわな。
まとめサイトとかは、ν速とかから持ってくること多いから、
必然的に2chは非モテDQN率高い感じには見える。

288:世界@名無史さん
11/01/07 22:16:12 0
昔、男女で国家を分けたらどうかと妄想したことがある

日本男王国と日本女王国で二つに分けて
前者は優秀な男が政治経済の実権を握り
後者は優秀な女が政治経済の実権を握る
両国とも、生殖能力しかないようなあまり優秀でない層に
生殖行為に専念してもらう。
共通の天皇を頂いて国家としての共通性を維持しつつ
両国で政策を競い合うという方法。

289:世界@名無史さん
11/01/10 20:45:00 0
フェミニストの理論というのは、
「この世の人間がすべて強い意志・精神力を持ち、なおかつ合理的に行動する」
という前提が先にあって成り立っているように思える。

たとえば職場で女性に対する差別が完全に解消されたとしても、
「美人や処女や若い女性を求めるという男性の傾向」
「自分より社会的・経済的に同等か、それ以上の階級の男性に惹かれるという女性の傾向」
が完全になくなるとは思えない。

これらの傾向をなくそうと思えば、それこそ子供のころから洗脳教育でも
しなければならないと思うが、そうするともはやそれは全体主義国家・統制国家に
なってしまうのでは?

290:世界@名無史さん
11/01/12 12:43:37 0
>>289
>「この世の人間がすべて強い意志・精神力を持ち、なおかつ合理的に行動する」
>という前提が先にあって成り立っているように思える。

てめー経済学者に喧嘩売ってんの?
全世界のホモ・エコノミクスさんに謝れ!

291:世界@名無史さん
11/01/12 20:22:06 0
経済学にはプラス・サム・ゲーム(参加者全員がともに得をする)という概念が
あるけれども、
「処女ゲット」はゼロ・サム・ゲームだからなあ。
ある男性が処女をたくさん食っちゃえば他の男性はそれだけ損をする。
もちろん、男性のほとんどが「処女なんか価値がない」と考えるようになれば
この問題は解決するけど、残念ながら今のところはそうなっていないわけで。

「合理的に」考えるならば、いまどき相当の名家でもなければ、何が何でも
子供(後継ぎ)を得る必要はない。
しかし現実には「女の意地」などといって不妊治療に血道を上げる女性、
医師から男性不妊を告げられてプライドを傷つけられる男性はいまだに多い。

292:世界@名無史さん
11/01/13 19:28:59 0



【台湾】馬英九総統「日本には謝罪責任がある」…従軍慰安婦問題で日本は自国の「恥部」を隠すべきではない [12/27]


台湾の馬英九総統は26日、台北市文化局や台湾婦女救援基金会が主催した、台湾の
元従軍慰安婦らの対日訴訟に関する特別展に出席し、「日本政府は歴史の過ちに対して
謝罪する責任を持つ」と発言。注目を集めている。環球網が台湾の報道を受けて伝えた。

主催者となる台湾の元従軍慰安婦らが対日訴訟を求めた2000年から、同基金会の活動
は今年で10周年を迎える。展示会では、元従軍慰安婦らによる日本への賠償要求や、
従軍慰安婦問題の教科書記載などを求める運動などが紹介された。

馬総統はこれまでも元慰安婦の名誉回復活動に積極的に参与しており、同基金会が制作
した台湾人元慰安婦に関する記録映画の撮影や、元慰安婦への補償活動などに関わった。
また、2008年には、元従軍慰安婦8人と会談し、同問題への関心の高さを示している。

馬総統は、特別展開会のあいさつで「日本は歴史で犯した過ちと向き合うべき」と述べ、
日本は自国の「恥部」を隠すべきでなく、また、謝罪責任を逃れるべきではないとの見解を
示した。


スレリンク(news4plus板)




293:世界@名無史さん
11/01/13 19:57:36 0
歴史の話がほとんどないな。
俺含め語れる人がいないんだろうが。

「女の歴史」とか「男と女の時空」とか「ジェンダーと歴史学」とか「強姦の歴史」とか「御一新とジェンダー」とか「処女の文化史」とか
図書館においてあるけど、「御一新とジェンダー」以外男には手に取りにくいな

294:世界@名無史さん
11/01/13 22:12:50 0
>>242>>243
>「男らしさ」なんか当の男にとって負担でしかないんだがな。
>全然得なことなんかない。何が下駄なんだか。

トーマス・キューネ編『男の歴史 市民社会と〈男らしさ〉の神話』(柏書房)、
ジョージ・L・モッセ『男のイメージ』(作品社)などを読むと、男性に対して
社会が加えてきたジェンダー的抑圧を知ることができる。

で、古臭いジェンダー的抑圧に苦しんでいる男性が大勢いるにもかかわらず、
日本を含めた先進国で、メンズリブ運動があまり盛り上がらないのはなぜなんだろう。
小谷野敦なんぞは、
「男だの女だのという二項対立的性にこだわるのはやめましょう、人間には
多様なジェンダーを生きることができるのですなどというポストモダニスト的
広言を吐く人もいるが、よしてほしい。人間はそんなに簡単に変わるものではない。
私はポストモダンとアメリカは嫌いなのだ」
とまで書く。

女性の中には、おしゃれもメイクもダイエットもせず、完全に「女」を捨て、
異性にモテることも期待せずに生きている人がいるが、男性もそうしたら
楽になると思うんだが。

295:世界@名無史さん
11/01/13 22:39:36 0
男≒人間だから、「男」から完全に離脱するのは「女」を完全に捨てるより難しいでしょ。

ちょっと「男らしさ」を捨てたくらいでは、男の枠内から外れない。
逆に言えば「男で在り続ける」ことの負担はそれほど大きくない。
お洒落やダイエットはともかく、メイクくらいはしておけよ!という圧力にさらされ続ける女よりは
ある意味楽。

歴史じゃねえな

296:世界@名無史さん
11/01/14 21:30:01 0
堀内真由美『大英帝国の女教師―イギリス女子教育と植民地』(白澤社)には、
19世紀にアジア・アフリカで活動を行ったイギリス人フェミニストの活動に
ついて描かれているが、
彼女たちがインド人女性を本国の白人女性と対等だとは考えていなかったとか、
オスマン帝国崩壊後、中東を訪問したフェミニストが、「ユダヤ人フェミニストグループ」
の活動をたたえ、「遅れたムスリム・パレスチナ女性もこれを見習うべきだ」と
語っており、結局「帝国意識」や「人種意識」と無縁ではいられなかったことが
指摘されている。
「リベラルのほうがかえって植民地主義的」だということは世界史板ではこれまで
さんざん指摘されてきたけどね。

そして悲劇的なことに、イスラーム世界では、女性「解放」という話題は帝国主義による
陰謀を疑う深い猜疑心から自由ではなくなる。

なんか、フェミニズムやジェンダーについて調べていると、暗~い気分に
なってくるんだよなあ。
被害者意識に凝り固まった狂信的フェミニスト、男性側からのバックラッシュ、
それらを政治的に利用しようとする勢力・・・

297:世界@名無史さん
11/01/15 20:21:31 0
母系制の時代には戦争が無かったってマジ?


298:世界@名無史さん
11/01/15 21:29:12 0


人間の社会では
いつも女性差別や中絶・嬰児殺や
女性の望まない妊娠や育児や家事の負担(リプロダクティブ・レイプ)や
暴力があった
バカライフやアホチョイスのいう理想の過去なんてない
男が女を支配し
親が子供を支配し
性暴力も子殺しも当たり前
それが人間の社会

あんたの言ってるのは、定住生活のできるような資源の豊富でない、多くの狩猟採集民
社会では、恒常的、長期的な戦争は、それを支える殺し専門の軍隊も作れないし、
奪い合う資源地や貯えもないので起こらないってこと
が元ネタなんじゃないの?

ま、それにしても、他の集団の女性をレイプするために暴力をふるったり、集団間のいざこざから暴力になったりは
ふつうにあるらしいけどね。
農耕や定住生活が戦争を激化させたという学説はそれはそれで今でも正当
とみなされてるが、
かつてのような平和な原始人(狩猟採集民)という概念は、もうかなり修正されてる。

あと、母系制は母権性じゃない。

299:世界@名無史さん
11/01/15 22:58:27 0
>>298
>バカライフやアホチョイスのいう理想の過去なんてない

やっぱりそうか

若桑みどり氏が『戦争とジェンダー―戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論』
(大月書店)で、戦争の原因が家父長制であると書いているのを読んで、なんだか
トンデモ臭いなと思ったんだが。

「家父長制さえ無くなれば~」「帝国さえ無くなれば~」「資本主義さえ無くなれば~」
あるいは、
「社会がキリスト教化されれば~」「民族自決が実現されれば~」「国境を越えた
女性の市民運動をつくれば~」

・・・もう、この手の言説は聞き飽きたわ。

300:世界@名無史さん
11/01/15 23:04:59 0
「戦争の原因が家父長制である」ってのもどうかと思うが、それを読んで
じゃあ「母系制なら…」と質問しちゃうのもどうかと思うが。

母系制と母権制をごっちゃにしちゃ駄目だろ
母権制社会はバッハオーフェンらによる仮説だが、現在ではその実在を支持する人はフェミニストを含めて存在しない。

家父長制は、男性優位社会という意味と、地中海などに見られる家父長絶対権力家族社会って意味の二つがあるので
後者の意味の家父長制と母系家族社会は相容れないが、普通前者の意味で使われるし

301:世界@名無史さん
11/01/15 23:14:24 0
>>300
いや、若桑氏自身が、
「母系制の時代に戦争はなかった」
と書いているんですよ。

この人、もともとはイタリア美術史が専門だったんだが、ジェンダー論に
手を出してからおかしくなってしまったんだな~


302:世界@名無史さん
11/01/15 23:17:58 0
そっか。それならしょうがないな。


303:世界@名無史さん
11/01/16 00:19:16 0
しかし過去200年間民主国家同士の戦争が皆無という事実は兵士の母親である女性の声を政権が
無視できなくなった事も一因である、とは考えられないだろうか?
ロシアの「兵士の母の会」などの活動を見ているとそう思えるのだが。

304:世界@名無史さん
11/01/16 03:05:51 0
ロールズがフォークランド戦争は?と突っ込まれてたな。
アジェンデ政権打倒とかはどうよ?

戦争はともかく、とりえず狭義の家父長制社会で、血の復讐の応酬などが激しいとは言われてるな。

305:世界@名無史さん
11/01/16 09:40:23 0
おまいら今75歳の人が家父長制のもとで教育を受けたってリアリティもって理解してる?

306:世界@名無史さん
11/01/16 11:06:39 0
かつて、戦争を起こすのは、帝国主義的な段階に達した資本主義であり、
社会主義体制となった国家同士が戦争を起こすことはないはずだ、と
言われていた時期もあったな。

ベネディクト・アンダーソンは1978年、1979年に起こったヴェトナム、カンボジア、
中国の間の戦争が、「革命的マルクス主義体制の、革命的マルクス主義体制に
対する大規模な戦争」であったことに強い衝撃を受けたと述べている。

307:世界@名無史さん
11/01/16 14:44:15 0
プロライフやプロチョイスって、普通の男にとっては
なんら説得力ない議論だよな
歴史上ほとんどすべての社会の男にとってみれば、
プロライフやプロチョイスって何それおいしいの状態

308:世界@名無史さん
11/01/16 14:47:28 0
若桑みどりのいう家父長制がどういう意味なのかは別として
戦争に行くのはオスが主流で、最初期の戦争の目的には
レイプがあったという学説、実際にすべての戦争で性暴力が
程度の差はあれ普遍的に存在していることを考えると
戦争はオス優位の社会を強化するってのは言えそうじゃないか?

309:世界@名無史さん
11/01/16 15:21:24 0
>>308
若桑みどりのいう家父長制は、ケイト・ミレットが『性の政治学』で定義したのと
同じらしい。

ラジカル・フェミニズム
URLリンク(note.masm.jp)

•「ラディカル・フェミニズム」は,個人的だと思われていた男女の「性」そのものが,
政治的な支配関係を含んでいると考える。このフェミニズムの方法は,「個人的なことは
政治的なことである」というスローガンからも,明らかである。
•ケイト・ミレットは,『性の政治学』(1970年)で,「家父長制」という概念を用いて,
性の領域での男性の女性支配の起源を明らかにした。
•家父長制のもとでは,男女の生殖機能の自然的な違い(女性の出産・哺育)から
労働の分業が生じ,これによって男性が社会的に利益を得るシステムが生ずる。
◦女性の性と生殖は,強制的な異性愛に基づく「結婚-母性」という枠組みに組み込まれ,
この枠組みが歴史的に制度化されて,男性の支配と女性の被支配という権力構造が
生み出されてくる。
(後略




310:世界@名無史さん
11/01/16 22:33:06 0
確かに途上国なんかの男女関係は公共の場の立ち振る舞いから男女間の人口比率(胎児検査で女性と分かると
中絶される!)まで権力関係が歴然と可視化されているよな。
しかし男女間に限らず人間関係には権力関係が必然的に付いて回るのは当然だろうが、これはちょっと極端だろ。
だから「ラディカル」なんだろうけど。

311:世界@名無史さん
11/01/16 22:42:25 0
アメリカのジャーナリスト兼フェミニスト、スーザン・ブラウンミラーは、
「レイプは本能ではない」
「自然界に強姦が存在することを観察した動物学者は私の知る限り一人もいない。
動物の世界におけるセックス―正確には交尾―は、メスが発する生物学的信号によって
ひき起こされる周期的な行動にほかならない。それ以外の時期には性的関心は皆無である」
「そこではメスの意思に反した強姦もない」
と書く。

本当に動物の世界に強姦が存在しないのかどうか、専門家でないからよくわからないが、
仮にあったとしても学者はこういう微妙な問題に関してコメントしたがらないかもしれない。


312:世界@名無史さん
11/01/17 22:36:00 0
サルの種類によってはボス以外の交尾は禁じられている。

313:世界@名無史さん
11/01/18 19:23:22 0
>>222-226
>ある時代のある暴力を否定した人々が権力をとると、また別の
>けがらわしい似非伝統をねつ造して、それを前提にしてまたその
>時代の自称リベラルがその自称伝統の暴力性を指摘、しかしその自称
>リベラルも結局は・・・

フランス革命にも、最初は女性が参加し、コンドルセやオランプ・ドゥ・グージュ
などによって両性の平等が唱えられ、民衆協会やクラブで実際に女性による活動が
実践されたにもかかわらず、やがてロベスピエールやジャコバンクラブとの反目が
始まり、国民公会の命令によって女性のクラブが閉鎖され、女性がクラブに
参加することが禁止されて、ついにはナポレオン法典によって家長権と女性差別が
強化されることになってしまったなあ。


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