10/09/28 12:15:38 O
またまた晋書
諸葛長民伝より
長民が富貴となった後、ひと月のうちに十数回も眠っていたところを飛び起きて人と組み打つような動作をした。
毛脩之がかつて同宿した際にこれを目撃し、驚いて理由を問うた。
長民が答えて言った「真っ黒で毛が生えた物がいるのが見えるが、我でなくては制することができないのだ」
屋内の柱の間から蛇の頭が出てきた為に人に刀で斬りつけさせたが、蛇は刀が近づくと引っ込み、遠ざかるとまた出てきた。
衣を引っ張って話しかける声が聞こえたが、その言葉は理解できなかった。
壁から長さ七八尺の巨大な手が出現し、これを切らせると突然見えなくなった。
その後間もなく誅に伏した。