10/09/12 23:46:30 0
「だが、それよりもひどいものがありますよ。マリア・アラコックの生涯をお読みになってごらんなさい。
あれは苦行のために病人の糞便を舌で寄せあつめたり、指先の腫れ物の膿を口ですすったりしましたよ。」
『彼方』 ユイスマンス
ジル・ド・レーだけじゃなくて、いろんな妙な歴史的エピソードがちりばめられてるから面白いね。
29:世界@名無史さん
10/09/13 01:40:32 0
>>28
統合失調症?
30:世界@名無史さん
10/09/13 08:51:51 0
>陸奥国津軽海辺。大魚流寄。其形偏如死人。
津軽というと日本国の果てとされていた外が浜?
31:世界@名無史さん
10/09/13 21:41:54 0
『ヨーハン・ディーツ親方自伝』より
これはある軍医に教えてもらったことだが─この人物はオランダ大使の
もとで働いていたとき、瀕死の重傷を負ったあるトルコ人の治療に当り、
そのトルコ人からひじょうに気に入られたのでたびたびその家に招かれた
のだが、女の姿をついぞ見たことがなかったという─軍医はそのトルコ人に
ぜひともご令室にお目にかかりたいと頼んだ。トルコ人はいいともと請け合い、
一緒に階上の妻屋つまり小部屋まで連れていってくれた。見ると、部屋の
中ほどにみめ麗しきご婦人が六人もいて、絨毯の上にじかに足を組んですわり、
刺繍や縫い物をしていた。みな驚いてはにかむような表情をみせた。
するとトルコ人は、「わしについて来なさい。ほかの女も見せてしんぜよう」と言った。
トルコ人は軍医の手をとり、階段を下りていった。よろい戸のかんぬきを外して開け、
中をのぞいてみなさいと言う。中は真っ暗で何も見えなかったが、藁の中で何か
金属のような音がたしかに聞こえた。それからトルコ人がもう一つのよろい戸を開けると、
すっかり明るくなった。軍医が見たのは残酷な見世物だった。全裸の女が一人、乱れ髪を
顔のまわりに垂らしたすがたで、鎖につながれて横たわり、そのそばに、なかば
喰いちぎられた人間の死体がぶら下がっていたからである。軍医はぎょっとして
飛びのき、これは何かと訊ねた。
これも妻の一人ですが、背教者(つまり、かつてキリスト教徒であったが、イスラム教に
改宗してトルコ人となった者)、ほら、そこにぶら下がっている男と情を通じたのですよ、
とトルコ人は軍医に説明した。男を現場で捕らえて刺し殺し、ここにぶら下げたのだ。
しかし女はこれを食らうほかない、いずれ飢え死にするであろうが、と。
32:世界@名無史さん
10/09/14 10:36:45 0
ダンテの神曲にもウゴリーノ伯の「飢餓の塔」の話がありますね
でも、21世紀になっての発掘調査によると、ウゴリーノたちの死因は飢餓ではなかったとされたのでしたか
33:世界@名無史さん
10/09/14 15:01:29 0
>でも、21世紀になっての発掘調査によると、ウゴリーノたちの死因は飢餓ではなかったとされたのでしたか
詳しく
34:世界@名無史さん
10/09/14 15:09:39 0
すいません、検索したら出てきました。
頭蓋骨陥没って・・・
35:世界@名無史さん
10/09/14 20:41:16 0
親方自伝の原注によると「七日物語」や物語詩「贖罪の女」
にも同様な話が見られるとのこと。
36:世界@名無史さん
10/09/16 04:17:52 0
>>4
「赤死病の仮面」みたいな話だな
37:世界@名無史さん
10/09/16 13:57:54 0
吸血鬼現象の最大公約数的な共通項を探すと
「吸血」自体ではなくて「生きた死体」になるらしいから
アッシャー家の崩壊もありかも
38:世界@名無史さん
10/09/16 21:50:20 O
晋書より
厚遇していた前秦の苻堅を裏切って死に至らしめた後秦の姚萇が病床で見た夢の話
苻堅が鬼兵を率いて営中に入り込み、萇は恐れて宮殿へ逃げ込んだ。
宮人が鬼を刺そうとして誤って萇の股間を刺した。
鬼が互いに言った「死所にあたった」
刺さっていた矛を抜くと血が大量に吹き出した。
夢から醒めると激しい動悸がしており、ついに陰部の腫瘍を患った。
医者がこれを治療の為刺すと夢のように血が吹き出した。
萇はとうとう譫言を言うようになった「陛下を殺した者は私の兄であって臣の罪ではありません。どうか臣をお許し下さい」
39:世界@名無史さん
10/09/16 22:04:15 0
>>38
睾丸の癌かね。晋書は「小説」を多く採っているらしい。
40:世界@名無史さん
10/09/16 22:23:28 0
大内裏の中の松原で女のばらばら死体があって
しかも食い散らかされていたというのが六国史のどれかにあったような。
鬼に食い殺されたと噂されたそうな。
41:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/09/16 22:35:20 0
『日本三代実録』仁和3年(887)8月17日条
今夜亥時。或人告行人云。武徳殿東縁松原西有美婦人三人。向東歩行。
有男在松樹下。容色端麗。出来与一婦人携手相語。婦人精感。共依樹下。
数剋之間。音語不聞。驚怪見之。其婦人手足折落在地。無其身首。
右兵衛右衛門陣宿侍者。聞此語往見。無有其屍。所在之人。忽然消失。
時人以為。鬼物変形。行此屠殺。(後略)
42:世界@名無史さん
10/09/16 22:39:18 0
>>41
早速の典拠、ありがとうございます。
気持ち悪い事件ですね。変質者の快楽殺人?
43:世界@名無史さん
10/09/16 22:52:53 0
『大鏡』で一條天皇即位の大礼の直前に
高御座で血糊のべったりついた生首が発見されて
藤原兼家が揉みつぶした話。
初めて知った時、殺人、穢れを忌むはずの王朝貴族でも
意趣晴らしにそんなことするんだなと思った。
犯人は花山天皇の関係者か。
被害者は多分全く無関係の名もなき庶民だろうけど可哀想。
44:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/09/16 23:22:37 0
遺棄葬が主流だった時代ですからね(京では室町にほぼ止むが、地方では明治まで続く)。
その辺の死体だったのかもしれません。
犬が頭をくわえて来た、鳶や烏が手足を……という話も、よく聞かれました。
穢れというのは、その場で着席して伝染するものとされていました。
産穢なら七日、死穢なら三十日、間接的なものなら……と細々とした規定あり。
手に提げて運ぶだけなら、穢れは移りません。
人の手による嫌がらせなら、その場にいなかった人物が怪しいですね。
穢れというのは、極論すれば神に参れなくなる状態のことですが、平安後期の公家の日記
に、知らなければよかったという一節があり、知らない場合は免除されたのではないかと
いう気が致します。
この場合の兼家も、わざと聞かなかったふりをしたそうですから。
45:世界@名無史さん
10/09/16 23:51:04 O
晋書劉聡載記に気味悪い話が…
巨大な肉の塊が落下し、その周辺に泣き声がしていて昼夜やまなかった
皇后劉氏が蛇と猛獣を産み、これらは人を害しながら逃亡して行方不明となり、その後肉塊の傍らで見つかった
突然劉氏が死亡し、肉塊は消え失せて泣き声も止んだ
46:世界@名無史さん
10/09/17 06:46:46 0
>>45
中国の怪異譚は因果関係がよく分からなくて怖いのが多いね
当時の人間には解読?できたのかもしれないけど
オカ板の怖い話にも過去の世界の因縁のコードを理解
できないことによる恐怖というのが多いような気がする
47:世界@名無史さん
10/09/18 02:03:09 0
中国の南北朝時代正史って、結構オカルティっクな話が多いよね。
太宗の趣味だったのかもしれん。
48:世界@名無史さん
10/09/18 10:04:35 0
ルーズベルトが呪い殺されたのは有名だな。 あと満州国関連なら腐るほどありそう
49:世界@名無史さん
10/09/18 10:12:34 0
李方子さんが書いておられたが、第一子(男子)が生まれたころ、
当時の李氏王家から、韓国式の結婚式を挙げるため、里帰りをしないかといわれて、韓国へ行ったら、
帰国間際にまだ赤ちゃんの長男が急死して、牛乳の消化不良だろうとされたが、毒殺されたんだろうと思ったって
こんな話を書くと、ある嗜癖をもったひとがわらわらと・・・
そっちの方も十分不気味だが
50:世界@名無史さん
10/09/18 11:03:16 0
>>49
日本語が不自由な方ですか? 何を言いたいのかさっぱり分かりません
51:世界@名無史さん
10/09/18 11:37:58 0
沖縄県のA島では、なんとも奇怪な祭りが行われている。それは通称「種子取り祭」と呼ばれ、
若い男女の営みを参加者に公開する、セックス祭りである。
沖縄県は八重山で最も人口が少ない島”A島”。ここでは、島出身者以外の旅行者では絶対に参加できない
秘祭が行われている。それは豊年祭と呼ばれ、表向きは神を讃える祭りなのだが、特に見物人に対しての制限は難しい。
運良く見物人として参加できても、写真撮影禁止、そして決して祭りを口外にしてはいけないという固い厳守事がある。
一体なぜなのか? それには驚愕の真実が隠れているからである。この祭り、実は裏では
「種子取り祭り」と呼ばれる、いわば公然セックス鑑賞会なのだ。
毎年、過疎化を防ぐために島で選ばれた若い男女が、この祭りの時に、島中の人々が集まる場でセックスを行うのである。
首里王朝に伝わる古の書物には「風俗の乱れこれあり…」と書かれた一説があり、
島では若い女性たちは半ば強制的にセックスさせられ、種付けをさせられるという。
ちなみにもし、島外の者がその場を見物していることがバレると、
島中の男たちから半殺しに遭い、五体満足の体では二度と本島には帰って来れないという。
URLリンク(www.naimaga.jp)
52:世界@名無史さん
10/09/18 11:40:09 0
【話題】 撮影厳禁!決して口外してはいけない 沖縄県のA島で催される”祭り”
スレリンク(newsplus板)
11 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/09/18(土) 10:03:47 ID:LxwJpMH60
新城島か
19 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 10:06:26 ID:1IANCMxw0
URLリンク(www.tnc-ishigaki.jp)
[鳩間島]
人口:約70人
あれ誰か来
20 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/09/18(土) 10:06:45 ID:p1uZNTKD0
>沖縄県は八重山で最も人口が少ない島”A島”。ここでは、島出身者以外の旅行者では絶対に参加できない
八重山で閉鎖的な島ってことは、新城島かな?
Aであってるし、人口も13人だし
URLリンク(aneikankou.co.jp)
>島中の男たちから半殺しに遭い、五体満足の体では二度と本島には帰って来れないという。
そんな半端なことしたらバレバレだから、そのまま海に沈めるんじゃ?
31 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/09/18(土) 10:09:21 ID:1IANCMxw0
間違えた
URLリンク(ja.wikipedia.org)
新城島で確定
53:世界@名無史さん
10/09/18 11:43:00 0
71 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 10:23:20 ID:TQE+BsZP0
祭事 [編集]
豊年祭(上地島):旧6月。アカタマ神事・獅子舞。
秘祭として有名であるが、現在では島の出身者およびその関係者400人以上が
参加見学する祭りとなっている。[要出典]。豊年祭が開催される時期
(前後の準備期間を含む)は、祭関係者以外の上地島への入島・桟橋への
接近接岸・海岸への接近・接岸は、住民に拒否されている。
従って石垣島・黒島等から開催されているツアーでも上地島への上陸はできない。
また、島唯一の宿泊施設である新城島民宿も観光客に対しては休業する
(2009年7月実績および当時の上地島公民館長の話による)。
結願(上地島):旧8月。ミルク練行列、舞踊。
節(上地島):旧7月~8月。巻踊り。
上地島港には「祭事における注意事項 カメラ等の撮影禁止
祭詞・歌の録音禁止 スケッチ等の禁止夜間部落外への行動及び単独行動禁止
以上4項目を固く禁ずる」と書かれた看板が掲げられている(2004年7月)。
これのことか。
83 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 10:26:46 ID:TQE+BsZP0
ツアーの途中で立ち寄ったことあるけど、確かに秘境だな。
ガイドは挨拶してたから俺たちも普通に挨拶したけど、そこらじゅうに
よそ者は来るなみたいなオーラが漂っていたな。
誰の税金で食えているのか思い知らせてやりたくなったけどな。
108 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/09/18(土) 10:41:15 ID:vr7JRR0N0
本当に撮影禁止の看板が立っているんだな。
URLリンク(www.geocities.jp)
54:世界@名無史さん
10/09/18 11:46:54 0
215 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/09/18(土) 11:40:43 ID:hqxwwBTu0
大学で民族学を専攻していたんで卒論のテーマとして研究した事があります。
あの辺の島は確かに独特の土着信仰があったり奇祭や妙な儀式が存在します。
ルーツを辿ると台湾からの流れを組んでいる儒教がベースなのですがいつの頃からか仏教や密教などが混ざり合い
唯一無二のスタイルが出来上がった訳です 儀式には幻覚作用のある薬物(ガンジャや植物など)用い人為的に
トランス状態を作り出し神を体に宿し恍惚を感じると言うやり方です。
祭の様子を撮影して暴行を受けたと言う話がありますがそれも現在法律で規制されている上記の幻覚剤の使用や
閉鎖された島特有の近親結婚を繰り返した末の畸形などが記録され広まる事を嫌ってだと思われます。
そんな事から島の住民はカメラ、マスコミ等に過剰な反応を示すのです。
僕も卒論の取材中に何度か危ない目に合いました。
後、これは確認できなかったので僕の憶測ですが
>>108 の看板が立ち立入禁止になっている場所は
埋葬場だと予測しています。鳥葬の風習が残っている地域も有る様ですし
他にも・・・血が濃すぎるための畸形を神の使いとする地域も有り、神への捧げ物とされると言う話も有ったり。
集落でトラブルを起こし何だかの原因で始末された人間を隠したり
まぁ・・・ここら辺はあくまで憶測とか聞いた話ですので確認は出来ていません・・・。
興味が有る方も多く調べてみたいと思う方も居るかも知れません。
でも正直、これ以上は掘り下げないのが良いかな?と思います。
僕等から見て異様な光景でも彼等には受け継がれた文化ですから見ない知らない振りしておくのが一番です。
55:世界@名無史さん
10/09/18 11:51:45 0
明治以前の村落ではそういった性的なのが結構あったんじゃなかったっけ。
夜這いの風習が残る村とかもあったわけだし。
56:世界@名無史さん
10/09/18 12:08:32 0
小松和彦先生の思い出話
その1
大学院生の頃、四国の山奥に調査に出かけた
駅前でパンと牛乳を買い、神社の境内でそれを食べて昼食にした
その後、祈祷師さんのところに話を聞きに行ったら、祈祷師さんは、話をしながら、時々変な顔をする
そして、思い切ったような表情で、「にいさん、今日、神さんを怒らすようなことをしなかったか?」
「いいえ」「そんなことはない。今日、やったことを思い出してみろ」「神社でパンを食べました」
「あの神社は、今、入ったらいけない時期なんだ。そこに入ったのか」
そして、お払いをしてくれて、「なにもなければいいが」
東京に帰って、まず、当時婚約中の人に電話をかけたら、彼女がいない
突然、アパートを引き払っていた。そして、何も言わずに婚約を解消してくれ、という連絡が来た
祟りだ・・・と小松青年は思ったそうです
その2
研究者となって、四国で死んだ人を守護神(だったかな?)にする儀式を調査することになった
一緒に地元の教育委員会の人一緒にビデオを回したら、なぜか、霊のご機嫌が悪く、なかなか神になってくれない
そこで、ビデオを止めたら、なんとかなってくれた
それから、二年ほどして、そこを尋ねたら、現地の人たちが「先生、なんともありませんでしたか」
その儀式の後、関係者に「変事」がいろいろあったそうだ
>>55
夜這いの習慣は僻地だと昭和30年代ぐらいまで残っていたよ
観光客の女性に現地の青年がそれをかけて問題になったり、
よそから引っ越してきた女性にそれをやって、レイプとして裁判まで行ったこともある
57:世界@名無史さん
10/09/18 15:22:13 0
>>高御座で血糊のべったりついた生首が発見されて
藤原兼家が揉みつぶした話。
もみけしたって書いてほしい。。
なんかこわいじゃんか。。
58:世界@名無史さん
10/09/19 00:16:04 0
徳川家康が宇宙人の訪問を受けたという話がなかったか?
59:世界@名無史さん
10/09/19 01:49:21 O
駿府城の肉人かな?江戸の随筆『一宵話』が出典とあるが。
妖怪『ぬっぺっぽう』と関わりがあるともされ、京極夏彦や杉浦日向子がネタにしてる。
60:世界@名無史さん
10/09/19 09:11:27 O
また晋書のはなしだが…
後趙の石虎が太武殿を完成させた際に昔の聖賢・忠臣・孝子・烈士・貞女の絵を描かせた
その絵が皆胡人に変じ、頭が肩の中にめり込んで冠や髪が僅かに出るだけとなった
石虎はこれを非常に不快に思って誰にも言わなかった
佛図澄は石虎に向かって涙を流し、自ら申し出て自分の墓を作った
寺に戻ると独り言を言った「三年を得られるだろうか」「得られない」「二年、一年、百日、一月を得られるだろうか」「得られない」そのまま黙り込んだ
寺で亡くなったが、のちに西からやってきた沙門が佛図澄が西の関中に現れたと告げた
石虎が佛図澄の墓を掘らせると遺骸はなく、石がひとつあるだけだった
石虎はこれを不快がって言った「石は朕である。我を葬って去ったというのは吾がまさに死ぬということだろうか」病を発して翌年亡くなり、国は大乱に陥った
61:世界@名無史さん
10/09/19 11:59:31 0
徳川光圀が、八幡の藪知らずに入って出られなくなった、
って話は出典はあるのかな?
藪知らず自体は、今でも市中に唐突にある奇妙な藪として、
立ち入り禁止のまま残ってるんだが
62:世界@名無史さん
10/09/19 12:42:35 0
URLリンク(viswiki.com)
禁足地だったのは石碑や千葉県教育委員会の調査で明らかになっているが、水戸黄門云々は後世の創作なんじゃないカナ
話に尾ひれがつくのよくあることサ
63:世界@名無史さん
10/09/19 21:04:21 0
黄門さんって結局でてこれなかったらしいな。
それで諸国漫遊中ってことにしたんだってね
64:世界@名無史さん
10/09/20 02:27:54 0
男児厨房に入らずと言い出したのはいつごろなんだろう?
少なくとも本来は戦闘者集団である武士階級なら、戦場のサバイバル術の一つとして
調理のノウハウは必須だから軽視するはずないと思うんだが。
しかも知識人であれば「君子は庖厨をと遠ざく」の本来の意味ぐらいしってるだろうし。
やっぱ明治時代以降なんだろうか?
65:世界@名無史さん
10/09/20 02:31:59 0
すいません、誤爆です。食べ物スレできいてきます。
66:世界@名無史さん
10/09/21 08:52:19 0
>>61
光圀公がどっかの寺の祟りがあるという岩に
座ってみせたという話は何かで読んだ
67:世界@名無史さん
10/09/21 17:21:56 0
ホラー
68:世界@名無史さん
10/09/21 20:50:46 0
>>64
>本来の意味
賢人・亜聖たる孟子がなんでこんな愚論を言ったのかさっぱり分からん。
「厨房で屠殺される動物の悲鳴を聞くのが忍びない」から
「私は肉食をしない」なら分かるんだが
「私は厨房に入らない」であって穢れ仕事は下人にさせて
自分はしっかりその屠殺の結果である肉を食うんだもん。
69:世界@名無史さん
10/09/21 21:10:38 0
>>69
その話の出典をしらないから、どういう文脈でいわれたのかわからないんだけど、
>「厨房で屠殺される動物の悲鳴を聞くのが忍びない」から
「私は肉食をしない」であると、生きていくために必要な栄養が取れない
また、菜食主義にしようにも、すでに動物の肉を食べる食文化が成立している以上、食べないと、関係者が失業する
動物を殺すことは忍びないが、人間はそれをしないと生きて行けない罪深い存在である
人間は、他者(動物をも含む)の立場を慮る想像力を持たねばならない
悲鳴を聞いたら、死にたくないという動物の感情がわかって、人間の罪深さ(業)が胸に迫って、食べることができなくなる
従って、君子は厨房に入るべきではない・・・とでもなったのかな?
まあ、でも、それでは、そんなことをしなければならない下人の立場は・・・となるがw
70:世界@名無史さん
10/09/21 21:54:39 0
>>69
『孟子』。
71:世界@名無史さん
10/09/21 23:33:33 0
儒教ってものが体を労する仕事は卑しく、頭を使う仕事は尊いという教え。
これは今の世の中だって実はそうだよ。
72:世界@名無史さん
10/09/22 22:01:30 O
また晋書の話だが
前秦の苻ヒが敗れた際、その司空徐義は西燕の慕容永に捕らえられた。
繋いで土に埋められ、殺されようとした所で観世音経を唱えると夜中にひとりでに土が開いて脱出することができた。
周囲には多くの兵がいたが、人が導いているかのように逃れ出た。
晋の楊セン期のもとへ奔り、洛陽令に任命された。
石虎らの仏図澄の扱いを考えると、仏教は呪術のように捉えられていたようだね
73:世界@名無史さん
10/09/23 05:15:54 0
晋書っておもしろいこと沢山書いてるんだな・・・
74:世界@名無史さん
10/09/23 06:38:40 0
>>68
そら今の万人平等主義の建前をうるさく言う時代ならともかく、
孟子の生きてた時代は貴人と下賎は区別するというのが当たり前だったし
そもそも儒教自体そうした区別を定義付ける為のような経典だしな。
孟子にとっては何の矛盾もない考え方だったろうよ。
75:世界@名無史さん
10/09/23 11:11:46 0
晋の恵帝の妃が、町で美少年を捕まえては宮殿に連れ込み、
もてあそんで捨てていたらしいな。
76:世界@名無史さん
10/09/23 13:04:03 0
>>74
孟子は理屈よりも自然な感情を重視したから、ごく自然の感情を大事にするって
ことだと思う。
生贄の牛のエピソードとかもそう。
まあ、現在でも牛から肉になる過程はほとんど隠蔽されているが。
でも、肉を食べてるからって、一度はその過程を見ておけとはいえんよな。
77:世界@名無史さん
10/09/23 13:56:49 0
>>76
うちの母親なんかも、テレビで松坂牛の生肉をみたら、「美味しそう~」というくせに、
アジアの市場を見て、牛や豚の生首を見たら、「きゃー」という
矛盾しているよなあ・・・と友人に言ったら、
「そりゃお前、ヨン様の顔を見てきゃ~と近づくおばさんでも、ヨン様がふる○ンで出てきたら、きゃーといって逃げるだろう
それと同じ」
>>75
千姫御殿の話も元ネタだね
旦那の恵帝は、ご存知、「お菓子を食べたら?」のマリー・アントワネットの話の元ネタになっているし
ご夫婦そろって、そういう話のネタ主になるとは、よっぽどユニークなご夫婦だったんだろう
78:世界@名無史さん
10/09/23 14:36:14 0
千姫御殿の話も、ではなく、千姫御殿の話の、だった
79:世界@名無史さん
10/09/24 00:01:38 O
五胡時代の話だと後趙の石虎が死んだあと、前燕の慕容シュンの夢に現れて腕に噛みついたというのもあったな
慕容シュンはこれで病気になり、石虎の墓をあばいて死骸を踏みつけてから黄河に放り込んだが流れずに柱に引っかかったままになった
後に前秦が前燕を滅ぼしてから死骸を回収して葬ったという話だった
晋には現れない妖しい話がワンサカ…
80:世界@名無史さん
10/09/26 00:18:16 0
何で正史にそんなエログロオカルトばっかり載せているんだ。
81:世界@名無史さん
10/09/26 05:17:07 0
刷り込むためには、興味を持って読んでもらわないといけないからじゃないかね。
82:世界@名無史さん
10/09/26 19:03:00 0
中国流の黙示文学だったりしてな。
旧約聖書に出てくるネブカドネザルの夢みたいな。
実際の事件を怪異に置き換えて書いているとか。
83:世界@名無史さん
10/09/26 20:05:36 0
当時は分かりやすい話だったのが時代を経て
コピーエラー等が蓄積して気がついたら
怪異譚にしか見えなくなっていたとか?
84:世界@名無史さん
10/09/26 21:51:05 0
なるほど情報の劣化もありえるなー。
あとで話のつじつまを合わせようとして却っておかしくなったりして。
五胡十六国時代とかは、言語的にも混乱して翻訳の問題が多かったのかも。
85:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/09/27 01:19:07 0
志怪の黎明期ですからね。
道家や仏家の思想、とりわけ俗世からの乖離や霊験の話も目立ちますし。
乱世続きでこの世ならざる論理に動かされているという話の受けがよかったのやも。
苻堅の時代など、北の僧侶も南の七賢も妖しすぎる。
86:Ryuju ◆RlujhF6VrA
10/09/27 11:49:19 0
下克上の時代で、恨み買ったり色々身に覚えのある人も多かったと思う。
殺した相手の幻覚見たりとかあっても不思議じゃないし、
話として載せることで下克上や争いごとの抑制効果も狙ったかも知れない。
87:世界@名無史さん
10/09/28 12:15:38 O
またまた晋書
諸葛長民伝より
長民が富貴となった後、ひと月のうちに十数回も眠っていたところを飛び起きて人と組み打つような動作をした。
毛脩之がかつて同宿した際にこれを目撃し、驚いて理由を問うた。
長民が答えて言った「真っ黒で毛が生えた物がいるのが見えるが、我でなくては制することができないのだ」
屋内の柱の間から蛇の頭が出てきた為に人に刀で斬りつけさせたが、蛇は刀が近づくと引っ込み、遠ざかるとまた出てきた。
衣を引っ張って話しかける声が聞こえたが、その言葉は理解できなかった。
壁から長さ七八尺の巨大な手が出現し、これを切らせると突然見えなくなった。
その後間もなく誅に伏した。
88:世界@名無史さん
10/09/28 19:20:35 0
>>87
オカ板の洒落怖の体験談にたまにこういうのあるな・・・
89:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/09/28 20:20:33 0
>>87
『晋書』は、伝陶潜作『捜神後記』とかぶるネタが多いですね。
実際は陶潜作ではないそうですが、同一原拠なのか、『晋書』が『捜神後記』を
ネタにしたのか、『捜神後記』が『晋書』をネタにしたのか。
二番目でもおかしくないぐらい、正史の癖に変な記述が多い。
90:世界@名無史さん
10/09/28 22:40:46 O
>>89
wikiでチラッと見てきました
晋書はだいぶ評判が悪いですね…
荒唐無稽と言われてもおかしくない様な記述も少なくないです
そう言えば、三国志でも諸葛カクが殺される時に屋敷の奉公人に異様な振る舞いがあったこと等記されているが、こうした話はみんな終わりの良くない人ばかりだ
91:世界@名無史さん
10/09/29 14:19:47 0
「ヨーハン・ディーツ親方自伝」より
ゲルマン圏でよく見られたという「荒ぶる狩猟」の一種でしょうか
このあたりの山地でリューベツァールのことがさかんに話されているのを
耳にした。そして一夜をその山麓で過ごしたのである。火のないところに
煙は立たぬ、流刑の森の精か悪魔かが悪さをしないとも限らぬ。その証拠に、
夜、ある家で藁の上に横になっていると、深夜に馬と犬と狩人のものすさまじい
ざわめきと反響が、何度も家の前を通りすぎていくのを、わたしはこの耳で
聞いた。こんなことは毎晩で、めずらしくもなんともないと人々は言った。
ほかにも、リューベツァールは人々を迷わせる、そいつをからかう者の上に
雷雨を引き起こすことができるなど、リューベツァールの言い伝えには
事欠かなかった。真偽のほどについては、どちらとも答えないことにする。
92:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/09/29 19:19:50 0
>>91
いわゆる「夜の狩人」の類に見えますね。
出現するとされたのは冬が多いそうですが、
>そいつをからかう者の上に雷雨を引き起こすことができるなど、
からかった人間に害を与え、時に撃ち殺して連れて行くとよく言われていますし。
93:世界@名無史さん
10/09/30 07:46:47 0
>>87
諸葛長民伝のその記述、ひょっとして麻薬中毒の幻覚作用じゃないかなと俺は思っ
てるんだが
94:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/09/30 12:06:12 0
薬物による幻覚症状は古代から複数存在したでしょうが、史書に記録された
のは、書き手が歴史の一部として書くべき事柄だと判断したからでしょう。
この場合、諸葛長民が非業の最期を遂げたのは、然るべき予兆あっての事で
あり、必然であったと言いたいが為に、史書に収録している。
実際に生前からこの手の話が言われていたのか、それとも死後に必然であっ
たとして話が作られたのかは分かりませんが、いずれにせよ、史書の中の設
定としては、そこに一定の意味があるとされている訳です。
前近代、少なくとも日本史も含めた東洋史における事件とは、個人の実力と
か努力によってその場で左右されるものというよりは、然るべき因縁なり天
なりによって、必然として起こったものと観念されている。
この場合、諸葛長民の死をそうした必然の観点から「やはり予兆があった」と
描写したもので、薬物中毒が実際にあったとしても、いちいち記されたので
はないという、史書の性格は考えておく必要があると思います。
中国の正史でここまではっきり記したのは珍しいと思いますが、概念自体は
特別なものではない。
史書というか史料に収録された時点で、単なる事実の記録ではなく、どんな
意図があって収録されたのかという、その史料の性質なり目的を考えないと
いけないと思います。
無視されたもの、書かれなかったものも、相応に存在する訳ですから。
ただあった内容を書かれたという、実験データではない訳です。
95:世界@名無史さん
10/09/30 18:31:31 0
>>94
きちんと書いてなかった俺も悪いが、晋書に神怪談が多いのは知ってるし、その
文章が死の予兆を示している文脈なのも分かる。山野さんの博識は知ってるし、
あえてその見解に意を唱えるつもりもない。
ただ、長民が組み打つ相手は誰も見てないし、泊まった毛脩之も長民がいきなり
おかしなことをし始めたから驚いてる。
当時は麻薬の五石散が貴族階級で流行してたから、たまたま麻薬の幻覚作用が
記録に長民の死の予兆の神怪談的な話として残って、晋書に取り上げられたか
もしれないな、という程度のことで>>93の感想書いただけ。
別にこれで麻薬中毒だ!と主張するつもりもないし、間違いない事実のデータ
とも思ってない。そんな軽い感想程度だと、山野さんには理解してほしいし、
一応当時の事情を抑えた上で言ってるのだから、それくらいの感想は言わせて
欲しいんだが。
96:世界@名無史さん
10/10/02 14:22:06 O
また晋書のはなし
劉聡載記より
劉聡の東宮の四門が突然理由もなく崩壊した。
のちに女人が男子に変じた。
聡の子約が死んだが、一本の指だけが暖かかったことから葬らなかった。
蘇って言うには…
不周山で劉淵に会い、従ってコンロン山に至った。
三日してまた不周に帰るとすでに死去した公卿将相が皆おり、壮麗な宮室を営んでいて蒙珠離国と号していた。
淵が約に言った
「東北には遮須夷国があるが久しく主がなく、汝の父がやって来るのを待っている。
汝の父は三年後にやって来るが、その後国内は大乱に陥って殺し合って我が家は殆ど死に尽くす。
ただ永明(劉曜)ら十数人だけが残るだけだ。
汝は一旦還っても後年また来ることになるだろう」
約は辞して帰ったが、道中で猗尼渠餘国を通過すると宮に引き入れられて皮嚢一枚を与えられ「漢皇帝に遣わす」と言われた。
帰ろうとすると「あなたは後年必ずここを通過するので、娘を妻にしよう」
約は帰ると皮嚢を机の上に置いた。
蘇って左右の者に皮嚢を取らせて開いてみると、白玉があって「猗尼渠餘国天王が遮須夷国天王に送る。後に会うことになるでしょう」と刻まれていた。
聡にこれを見せると聡が言った「このようなことならば死を懼れることはない」
聡が死ぬと、この玉を一緒に葬った。
97:世界@名無史さん
10/10/02 14:31:20 O
上記の後年のこと
鬼が光極殿で哭き、また建始殿で哭いた。
平陽で十里に渡って血が降り注いだ。
聡の子約はすでに死んでいたが、その姿が見られるようになった。
聡はこれを非常に不快がって太子粲に言った
「吾が病床につくようになってから怪異が甚だしい。
かつて約は妖言をなしていたが、ここ数日姿が見えるようになったのは吾を迎えにきたのだろう」
太興元年に聡は死んだ。
98:世界@名無史さん
10/10/02 14:57:38 0
米学者が中米で梅毒感染実験
URLリンク(news.nifty.com)
<米政府>40年代に生体実験 受刑者らに性病感染
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
米政府の公衆衛生局が1940年代に中米グアテマラで、受刑者などを対象に意図的に性病に感染させ、抗生物質ペニシリンの効用を確かめる生体実験をしていたことが分かった。
99:世界@名無史さん
10/10/02 16:21:01 0
ああ自称「正義の国」よ、お前もか
100:世界@名無史さん
10/10/04 20:47:05 0
ヒンターカイフェック事件が一番気持ち悪いかなぁ。
余り話題にならないけど。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
101:世界@名無史さん
10/10/05 01:52:12 O
>>100
板違い
102:世界@名無史さん
10/10/05 09:47:16 0
ロバート・D・カプラン『バルカンの亡霊たち』より
一九四一年一月二二日の夜、「大天使ミハイル軍団」は正教会の
賛美歌を歌い、ルーマニアの土を入れた袋を首にかけ、互いの血を飲み、
聖水を身体にかけて浄めを受けたのち、子供を含む二〇〇人の男女を
家から引きずり出した。そして、彼らをトラックに詰めこみ、ブカレスト
南部にあるドウンボビツア川近くの赤煉瓦の建物、市営の屠畜場に
運んでいったのである。犠牲者はすべてユダヤ人で、凍えるような暗闇の
なかで裸にされ、ベルトコンベアの上で四つん這いにさせられた。こうして、
恐怖の叫び声をあげながら、ユダヤ人たちは全自動化された屠殺装置の中に
送りこまれていったのである。頭と手足を切断され、血が噴き出している
胴体を軍団員はひとつずつ鉤にかけ、「食用可」というスタンプを押して
いった。逆さまに吊るされた五歳の少女の胴体は「血まみれで、仔牛肉の
ようだった」と、翌朝、現場を目撃した人は証言している。
103:世界@名無史さん
10/10/05 09:54:46 0
>>95
山野はこの板のご意見番。
あなたが何を硫黄と俺たちは山野についていく。
敗者は去れ
104:世界@名無史さん
10/10/05 10:01:37 0
信者に見せかけたアンチ乙
105:世界@名無史さん
10/10/05 10:42:23 0
>>104
信者がわざわざそんなことを書くわけ無いからなw
でも、貴方も相手するなよ 荒れるだけだ
106:世界@名無史さん
10/10/05 17:46:33 0
>>103
ムササビはあっという間に飛び去ってしまいますよ
107:世界@名無史さん
10/10/05 19:07:39 0
自分が気にいらない意見や対立するコテハンを潰すことにかけては山野さんは才能があるね。
素晴らしい能力だと思います!
108:95
10/10/05 19:16:16 0
よく分からん展開にされてるが、俺は95しか書き込んでないから。
どれかに俺が絡んでると誤解されるのも、山野氏潰しのためのネタのダシにされ
るのも迷惑だとだけ言っておく。
109:世界@名無史さん
10/10/06 18:41:18 0
URLリンク(kankouha.cool.ne.jp)
代に甘寧の子孫である「甘卓」という人物が登場する。伝も立っている有力者で、それによると、甘寧には甘述という息子がおり、その息子が甘昌、そしてその息子が甘卓であるという。
この人物は、非業の死を遂げたようで、「死の前日、ふと井戸を見た。井戸水に映る自分の姿に、首から上がなかった。これは彼の死を暗示してたのである」という猟奇話が残っている。
110:世界@名無史さん
10/10/06 18:44:46 0
ちなみに甘卓を斬ったのは王敦
甘卓
字は季思。丹陽の人。三国呉の折衝将軍甘寧の曾孫。江南有数の武門で、八王の乱で呉王常侍を辞して洛陽を離れる途上、陳敏に自立を促して江南勢族との連和を成功させたが、
程なく顧栄らの勧めで離背し、陳敏覆滅の主因となった。東晋が興ると王敦に属して襄陽に鎮し、王敦の建業攻略に乗じて挙兵したものの敗死した。
111:世界@名無史さん
10/10/06 20:06:07 0
何で中国って死兆のバリエーションがやたらと多いんだ
112:世界@名無史さん
10/10/07 23:52:45 O
晋書のはなし
前燕の慕容コウが狩猟をしていた際に河を渡ろうとして、朱衣・白馬の一人の父老に出会った。
その父老は手を上げてコウに言った「ここは狩猟すべきところではないので王は還られるように」
コウは従わずに河を渡ったが、連日大収穫を獲た。
白兎を見つけてこれを射ようと馬を走らせたが、馬が倒れて負傷した。
車に乗って宮殿に帰還し、(慕容)シュンを呼んで後事を託した。
在位十五年で亡くなった。
113:世界@名無史さん
10/10/08 13:00:13 0
>>5
こういう事ってどういう事ですか?
114:世界@名無史さん
10/10/11 21:24:41 O
蜀書トウ芝伝と注より
トウ芝は延熙十一年に発生した反乱を軍を率いて征伐して頭目をさらし首にした。
十四年に死去した。
トウ芝が遠征した際に黒い猿が山沿いに行くのをみつけた。
芝はいしゆみが好きだったので、自ら猿を射て命中させた。
猿は矢を抜くと木の葉で傷口をふさいだ。
芝は言った「ああ。わしは生物の本性にそむいてしまった。まもなく死ぬだろう」
115:世界@名無史さん
10/10/11 21:29:07 0
>>113
自らを滅ぼすってことでは?
>>114
意味がわからず不気味。
こういう不気味さはある意味、予定調和な展開にならないとき面白いと感じる笑いと似てるかも。
116:世界@名無史さん
10/10/11 21:36:03 0
「生物の本性に背く」って何だ?
喰う必要もないのに他の生物を狩ることか?
117:世界@名無史さん
10/10/11 21:40:31 0
>>116
>猿は矢を抜くと木の葉で傷口をふさいだ。
おそらくここ。
猿以外の何かをうってしまったのだろう
118:世界@名無史さん
10/10/11 22:12:48 0
猿じゃなきゃなんなのさ
119:世界@名無史さん
10/10/11 22:19:28 0
山の神様的な何かじゃない?
120:世界@名無史さん
10/10/11 22:25:22 0
それで 生物の本性にそむく?
121:世界@名無史さん
10/10/11 23:08:11 0
山中でサルが動物とは思えないことをしていたのを目撃・・・
って怪談結構あるよね
霊長類ならではなんだろうなあ
122:世界@名無史さん
10/10/11 23:31:40 0
猪でロデオでもしていたんじゃないの?
123:世界@名無史さん
10/10/12 00:32:14 0
原文は「吾違物之性,其将死矣!」なんだが、
この「物」が生き物の意味に限定されるかどうかは正直分からない
「生物の本性」は筑摩書房の訳文だと思うけど
ここの三国志の訳は結構問題があるといわれてる
124:世界@名無史さん
10/10/12 09:21:56 0
>物之性
詳しく知らないですが、漢文の「物」って
日本語の「モノ」の用法や語感とは結構違うんですかね?
125:世界@名無史さん
10/10/12 21:04:14 0
日本語のもののけとかつきものとか。
一緒かとおもったんだけど中国語にはそういう意味はないらしい。。
126:世界@名無史さん
10/10/12 22:03:32 0
「物を済ふ」って文は
「民を救済する」って意味なんだよね。
127:世界@名無史さん
10/10/12 22:19:50 0
そこで諸星大二郎
不可解な話を筋道の立てた話にする天才。
でも納得しきれない何かが残る読後感。
人物の表情が場にそぐわないものだったりするのが不気味。
128:世界@名無史さん
10/10/12 22:23:50 0
筑摩の三国志みてきたらやっぱり「生物の本性」だった
ただ、問題の箇所の注に引用された華陽国志をみると、もともとは「吾”傷”物之性」だったのが、
なぜか引用のときに「吾”違”物之性」にされてたことがわかった
”傷”だと”違”よりは物理的に損なう意味合いが強くなるので、
「物」も生き物の意味と解釈しやすくなるかも知れない
129:世界@名無史さん
10/10/12 23:21:03 0
物の性(もののさが)じゃねえよ。
性の物(しょうのもの)なんだよ。
130:世界@名無史さん
10/10/12 23:29:59 0
「物之性」なのに?
131:世界@名無史さん
10/10/12 23:30:35 0
性ですか、性ですか
132:世界@名無史さん
10/10/12 23:33:41 0
又有一說,鄧芝见到一隻猿抱著子猿在树上,用弩射他,射中母猿,
子猿為母猿拔箭,捲樹皮、樹叶塞住创傷。鄧芝感到叹息,將弩投入水中,
自知死期將近。
こういうのもあるね。
133:世界@名無史さん
10/10/12 23:36:42 0
鄧芝在征涪陵時,见到缘山有許多黑猿,鄧芝又好弓弩,便親手射猿,一箭便中。猿拔出箭矢,捲樹皮、樹叶塞住创傷。鄧芝說:「嘻,吾违物之性,其将死矣!(唉,我违背物種的天性,我将死了!)」
樹皮を傷に巻いたのか?
134:世界@名無史さん
10/10/13 21:07:35 0
>我违背物種的天性
現代中国語訳でもそういう感じか
135:114
10/10/13 23:01:57 O
>>123
ご名答です
筑摩書房見ての書き込みです
他の正史にも翻訳されたものがほしい…
136:世界@名無史さん
10/10/16 22:28:58 O
晋書より
後趙の石虎の子である石宣が兄弟の石トウを殺そうとしていた時のこと
石トウがやってくると、佛図澄はこれを凝視した。
トウが懼れて理由を問うと答えて言った
「あなたが血の臭いがするので見ていたのです」
宣が人を遣わしてトウを寺の中で殺した。
137:世界@名無史さん
10/10/16 22:57:59 O
また晋書のはなし
苻堅載記より
堅が在位して五年、鳳凰が集まったことからその境域内に大赦を施行し、百官の位一級を進めた。
はじめ堅が大赦を行う際に、王猛・苻融と露堂で密議した。
堅が自ら赦文を作り、猛・融が紙と墨を供した。
一匹の蒼い蠅が入り込み、大きな音を立てて筆の辺りを行き来した。
突然長安の街中に「大赦が行われるぞ」との噂が流れ、有司が報告した。
堅が驚いて融・猛に言った「禁中で誰も聞いていないのに、どうして泄れたのか?」
命を下して探させると、一人の黒衣の小人が街中で「大赦が行われるぞ」と大呼してすぐ見えなくなったとの報告があった。
138:世界@名無史さん
10/10/17 03:47:32 0
ハリーポッターの、甲虫に変身してゴシップを集めまくるライターのネタ元みたい
URLリンク(ja.wikipedia.org)
さすがにローリング氏が晋書を読んでたとは思えないが
139:世界@名無史さん
10/10/17 04:27:47 0
中国すごすぎだな
仮に作り話にしても良くできてる
140:世界@名無史さん
10/10/17 18:12:40 0
晋書って太宗皇帝自身も編纂に携わっているよな。
なんでこんな怪談ばっか載せたの?
141:世界@名無史さん
10/10/17 18:43:36 O
実録編纂に介入したことで謗られるのをかわすために
史書のトンデモ要素を割り増しして、
実録の傷を相対的に目立たなくしようとしたとか
142:世界@名無史さん
10/10/20 19:14:13 0
神功元年一月庚子、有人走入端門、又入則天門、至通天宮、閽及仗不之覺。時來俊臣婢產肉塊如二升器、剖之有赤蟲、須臾化為蜂、螫人而去。
(新校本新唐書 志 卷三十六 志第二十六)
唐書のこの辺りは変な記述が多いw
143:世界@名無史さん
10/10/21 15:55:35 O
三国志で諸葛カクが殺される時に、侍女が屋敷で不可思議な行動とる話ってあったよね
144:世界@名無史さん
10/10/22 07:22:09 0
>>136
「どうしてそんなことまで分るんですか?」と驚いて尋ねると、
ドン・ボスコは私の手を取って、固く握りしめながら、
私の顔をきっと見て、それから秘密を打ち明けるような態度で、
「私はあの男の心を読んだんですよ。」と云った。
「へーえ!じゃァ神父さんには、私の罪も見えますか?」
「見えますとも!少し匂いがしますよ。」と、
ドン・ボスコは笑いながら答えた。
実際、ドン・ボスコは匂を嗅ぎ分けたに違いない。
と云うのは、告解の時に、私が云い忘れたことを、
此の時ドン・ボスコは即座に私に云って聞かせた。
而も、極めて正確に云い表したのである。
私の住んでいた所は、ドン・ボスコのいる所から
少なくとも半里は離れていたのであるから、
私の心を読んで知る以外に、此の事を知る道はなかったのである。
URLリンク(hoarun.web.fc2.com)
URLリンク(hoarun.web.fc2.com)
145:世界@名無史さん
10/10/22 07:23:21 0
>>144
以下コピペ引用です。
シエナの聖カタリナも罪を犯した人から漂う臭いで罪人か分かったそうだね。
ある日女性が聖カタリナを訪ねて来て、話している間中、
その女性に顔を向けて話を聞く事が出来なかった。
失礼だと、他のシスターが注意すると、
真正面に座って聞いているだけでも、大変な愛徳でしたと答えられた。
なぜならその女性からは、恐ろしいほどの悪臭が漂っていたから。
他の人がその臭いを嗅げたらとてもその場に居ることすら出来なかったそうです。
その女性は、司祭と姦淫の罪を犯していた。
146:世界@名無史さん
10/10/22 07:24:51 0
「神の存在を証明しろ」と要求する無神論者は、
宇宙が無から生じたという理論の証明をするべきです。
理論物理学は、机上の空論という帳尻合わせの域を脱せない。
観測などによる無から有が生じたという証拠が必要だからです。
「論より証拠」証拠が無ければ人間の虚しき空想で終わる。
一方で神の存在は、旧約聖書から新約以降の聖人伝に至るまで、
神秘体験などの目撃者、物理法則を超えた奇跡、などで証言されている。
構造力学の理論を越える奇跡の建築
聖ヨゼフの螺旋階段 (ロレットチャペルの螺旋階段)
9日間の祈りの最後の日、どこからともなくロバを連れ
大工道具箱を持った白髪の男が訪ねてきました。
そして、ハンマーとのこぎりとT定規というわずかな道具で、
スペースがないチャペルに場所を取らない螺旋階段を作り、
聖歌隊の桟敷に安全に昇り降りができるようにしてくれました。
URLリンク(www.uswest.tv)
URLリンク(www.link-usa.jp)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
聖女ベルナデッタの腐敗しない御遺体
URLリンク(www.youtube.com)
聖ピオ神父様の腐敗しない御遺体
URLリンク(www.youtube.com)
ご遺体は腐敗していなかった 日本を愛した宣教師 チマッティ神父様
URLリンク(www.v-cimatti.com)
147:世界@名無史さん
10/10/22 07:31:23 0
聖母マリア御出現の巡礼地メジュゴリエにて
太陽のダンスと呼ばれている奇跡
Medugorje miracle of sun - 2.8.2009
URLリンク(www.youtube.com)
Medjugorje Sun Miracle Part 1 of 3
URLリンク(www.youtube.com)
Medjugorje - miracolo del Sole 24.06.2009
URLリンク(www.youtube.com)
毎月25日に発せられる
メジュゴリエの聖母によるメッセージ
~省略~
私の呼びかけに応えてくれてありがとう。
URLリンク(homepage3.nifty.com)
148:世界@名無史さん
10/10/22 09:29:47 0
カトリックには「エクソシスト」がいる
その人たちについて書かれた本をよんだことあるけど、
悪魔つきは、ほとんどの場合、精神病だとエクソシスト自身がいっている
16世紀の悪魔祓いでクライアントが吐いた釘は16世紀の技術で作られたもので、
20世紀の悪魔祓いでクライアントが吐いた釘が20世紀の技術で作られたものなのは、どうしてだろう、って
「これが逆なら驚きますが」とエクソシストの資格のある神父さんの言
ただ、ときどき、理解に苦しむのもあって、それは本物の悪魔つきなのか、
現代の精神医学では対処できない精神病なのかはわからない・・・ともおっしゃってた
映画「エクソシスト」のモデルになった神父さんは、とても立派な方で、
確かに超能力を持っているのではないかと思わされるような人だったらしいが、
その人の生い立ちを見ると、少年時代に修道院に入って、現在の目から見たら、
児童虐待じゃないかと思わされるような厳しい修行を積んだ人
もともとその素質があり、なおかつ、幼い時からそのための厳しい修行を積んできた人のみがもつことのできた、
集中力・洞察力その他からくる「超能力」だったんだろうな
149:世界@名無史さん
10/10/22 09:32:52 0
しかし、釘をはく行為が精神病からくるものなら、
釘を吐くためにほうばるという姿も鬼気迫るものがある
ありきたりな感想だが、そりゃ、悪魔も怖いけど、悪魔を創造する人間の心もまたこわい
人間の心の複雑さには驚くより仕方がない
150:世界@名無史さん
10/10/24 23:16:15 0
アーサー王がなぜかシチリア島で魔王になっている話
ハイステルバッハのカエサリウス『奇跡をめぐる対話』より
皇帝ハインリッヒがシチリアを征服した頃、パレルモの教会に首席司祭がいたが、
彼は確かドイツ人だったと思う。ある日、素晴らしい馬がいなくなってしまったので、
彼は召使にあちこち探させた。途中で出会った老人が召使に尋ねた。「どこへ
行くのかね、そして何を探しているのかね」。「主人の馬を探しているのです」。
召使が答えると。老人は「わしは馬がどこにいるか知っておるよ」という。「では、
どこにいるのですか」と尋ねると、老人は答えた。「ギベル山だよ。私の主人の
アーサー王がその馬をもっておられる」と。その山はエトナと同じく炎を吹き上げて
いた。老人はいった、「お前の主人に、一四日目にあの山の宮殿に来るように
いいなさい。もしお前が伝えないと、厳しい罰を受けるぞ」。
召使は戻って主人におののきながら、聞いたことを伝えた。首席司祭はアーサー王の
宮殿に招かれたことを聞いて笑いとばしたが、やがて病気になり、指定された日に
亡くなった。この話はボンの聖堂参事会員をしているゴットシャルクから聞いた話
だが、彼はそのときパレルモにいたという。
当時、火山は煉獄の入り口と考えられていた。
151:世界@名無史さん
10/10/25 01:55:28 0
アーサー王は、妖精郷とかそういう、
いわゆる「常世」「あの世」と相性が良い伝説の人だからなぁ。
「あの世」の関係者として魔王的に伝承されてもおかしくないわな。
152:Ryuju ◆RlujhF6VrA
10/10/25 10:07:28 0
>>150-151
そもそも当時アーサー王伝説ってどこからどう伝わったんだろう。
イギリスからシチリア。バイキング経由かなあ。
地元に伝わる別の伝承がアーサー王伝説に結びついたというか
アーサー王に仮託された可能性もあると思うけど。
153:世界@名無史さん
10/10/25 13:40:21 0
>>150を見る限り、少なくともドイツやイタリア辺りまでは
アーサー王の名前が説明なしで分かるほど知られていたのかな
154:世界@名無史さん
10/10/25 20:43:07 0
【10月25日 AFP】フランス・パリ(Paris)近郊の小村ラ・ヴェリエールLa Verriereで23日、
集合住宅の4階に暮らす一家のうち11人が「悪魔から逃げようと」次々にバルコニーから
飛び降り、乳児1人が死亡、7人が重傷を負うという奇妙な事件があった。
数人が集合住宅のバルコニーから飛び降りたとの通報を受けて駆けつけた消防が
発見したのは、腕に刺し傷を負った全裸のアフリカ系男性1人と、子ども3人、乳児1人
を含む負傷者らで、このうち乳児はパリの病院に運ばれ手当てを受けたが、死亡した。
検察発表によると、事件が発生したのは同日早朝、この家に暮らす一家のうち13人
がテレビを見ていたとき。乳児が泣き出したのを聞いて起きた男性が、全裸のまま
ミルクを作りに行こうとしたところ、その姿を見た男性の妻が「悪魔よ、悪魔だわ!」
と叫んだ。
これを聞いた妻の姉妹が男性の腕を刺し、玄関から男性を追い出した。男性が部屋
に戻ろうとすると室内はパニックになり、一緒に暮らしていた家族が次々に窓から飛び
降りたという。
警察によると、2歳の子どもを連れて飛び降りたある男性は、這って2ブロック先の
茂みまで移動して身を隠したが、「自分の身を守らなければならなかった」と叫んで
いたという。
捜査では、部屋から幻覚薬の類やオカルト儀式が行われていた形跡は見つかっ
ていない。(c)AFP
URLリンク(www.afpbb.com)
155:世界@名無史さん
10/10/25 21:11:25 0
この事件は前夜に家族が食べた茸のなかに毒キノコが混じっていたのが原因。
むかしはよくキノコ中毒による幻覚でこういう事件があったとされている。
156:世界@名無史さん
10/10/25 22:44:18 0
あー昔の猟奇事件や怪奇事件の真相って食物起因の幻覚が結構ありえそうだね。
157:世界@名無史さん
10/10/25 23:26:03 0
ラザロ兆候
ラザロという男性が脳死判定された直後
身体を切り刻まれ臓器移植を開始したときの動画
脳波停止しているのだが
動画を見ると明らかに激痛を嫌がっている
医者は脊髄反射と言うが本当なのかはラザロにしかわからない
どういうわけか
この動画があちこちから削除されている
158:世界@名無史さん
10/10/25 23:35:00 0
>>157
今ではそれがあるから、脳死判定後も必ず麻酔使うんだったか。
159:世界@名無史さん
10/10/25 23:53:27 0
脊髄反射だろ。
脳ミソ切り取ったカエルだって、電気流せば筋肉が動くんだぜ。
脳が死んでても臓器は生きてるから、移植に使えるんじゃないか。
160:世界@名無史さん
10/10/26 00:11:29 0
確かに、反射出るくらいフレッシュでないと、使えなさそうだな。
161:世界@名無史さん
10/10/26 01:25:18 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ラザロ
『ヨハネによる福音書』11章によれば、イエスによっていったん死より甦らされた。ラザロが病気と聞いてベタニアにやってきたイエスと一行は、
ラザロが葬られてすでに4日経っていることを知る。イエスは、ラザロの死を悲しんで涙を流す。イエスが墓の前に立ち、「ラザロ、出てきなさい」と
いうと、死んだはずのラザロが布にまかれて出てきた。このラザロの蘇生を見た人々はイエスを信じ、ユダヤ人の指導者たちはいかにしてイエス
を殺すか計画しはじめた。カイアファと他の大祭司はラザロも殺そうと相談した。(ヨハネ12:10)
名は体を表すというが、>>157の話にハマりすぎ。西洋の都市伝説の一種じゃね。
162:世界@名無史さん
10/10/27 02:47:42 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)
医学や生理学?なんて門外漢で詳しいことは分かんないし、wikipediaから引用して悪いけど
そもそも新約聖書のラザロから名付けられた徴候なわけで
ラザロという脳死患者から名付けられたわけではないようだが?
そもそもネタはちゃんと史料から持ってこようぜ
163:世界@名無史さん
10/10/27 13:23:54 0
『晋書』には次のような話を載せる。江陵の守備側が、杜預の頸に瘤があったことから、犬の頸に瘤に見立てた瓢をくくりつけたり、
木の瘤を「杜預頸」と称してからかった。杜預は城を攻め落とすと、その住民を皆殺しにしたという。
164:世界@名無史さん
10/10/27 22:02:17 0
>>162
のいうとおり。
165:世界@名無史さん
10/10/29 17:37:04 0
>>153
それで思い出したけど、インスブルックのハプスブルクの王宮の教会になぜかアーサー王の銅像がある。
ハプスブルク家としては「自分たちの先祖にアーサー王がいる!」と主張したかったとか何とか。
166:世界@名無史さん
10/10/29 22:12:50 0
アーサー王伝説はイギリスがそのお話しの舞台なのは今更いうまでもないことなんですけど、
物語として流行したのは実は中世フランスがメインだったんですね、何故かは知らんけど。
で、そちらの宮廷文学として色々と発展していった結果、欧州のあちこちの国に受け入れられ
ていったのではないかと思われます。
167:世界@名無史さん
10/10/31 09:13:55 O
晋書曇霍伝より
ある人が衣服を贈ると、受け取ってから河に投げ込んだ。
後日贈り主のもとへ戻ったが、衣服は濡れていなかった。
ある人がその錫杖を隠すと曇霍は大声で泣いたが、しばらく目を閉じてからこれを取って起ち、人々はこれを奇とした。
禿髪ジョクダンの娘が重病となり、これを治療するよう請うた。
曇霍が言った「人の生死は定めがあって聖人といえども禍を転じて福とすることは出来ず、曇霍がどうして延命できるでしょうか。」
ジョクダンが固く請うた。
この時後宮の門が閉じていたが、曇霍が言った「急いで後門を開けてみなさい。門が開けば生き、開かなければ死ぬでしょう」
ジョクダンは命じてこれを開かせたが、開かずに娘は死んだ。
168:世界@名無史さん
10/11/01 15:41:10 0
>>166
聖盃伝説と一体化してるからじゃない?
フランスが聖盃熱高かったという事情もあるのでは
169:世界@名無史さん
10/11/01 16:04:13 0
5~6世紀にケルト系のブリトン人がアングロサクソンと戦い、アーサー王伝承の元になったが、
敗れたブリトン人はウェールズやアイルランドのほか、ブルターニュ半島やアキテーヌにも逃れた。
やがてノルマン人が北フランスやイングランドを征服し、南はシチリアにまで来て王国を建てたが、
同じ頃アキテーヌや南仏にはトルバドゥールが現われ、その文化が北フランスやドイツにも広まったようだ。
170:世界@名無史さん
10/11/05 19:42:23 0
>>168
なるほど。
一応は宗教的なものも絡んでくる物語でしたね。
ありがとう。
171:世界@名無史さん
10/11/20 22:40:11 0
つURLリンク(wiki.draconia.jp)
>>154
きっとこれだろう。
172:世界@名無史さん
10/11/25 21:20:06 O
魏書李勢伝より
建国十年司馬【耳冉】の将桓温がこれを伐ち、勢は温に降った。
これより以前怪異がしばしば発生した。
成都の北郷である人が女子が草の中に入るのを見かけた。
行って見てみると人のような形ではあるが手足はなく、ゆらゆら動いたが言葉を発することはできなかった。
広漢で馬に長さ一寸半の角が生えた。
一頭で六つの耳があり目はなく牡牝二身を持つ馬が現れた。
皮も毛もない驢馬が現れたが、数日して死んだ。
江南の地に血の雨が降り、地面に毛が生えた。
江源に高さ七八尺で花も葉も赤い草が生えた。
フリョウの民薬氏の妻の頭上に長さ三寸の角が生えた。
これだけ列挙するのは特定の意図によるものだろうね…
173:世界@名無史さん
10/11/25 23:11:13 0
>建国十年司馬【耳冉】の将桓温がこれを伐ち、勢は温に降った。
どの辺が異常の原因なのかよく分からん
174:世界@名無史さん
10/11/26 05:16:36 0
wikipediaによると「李勢は荒淫に明け暮れ、他人の妻を奪い、大臣を殺して、政治をかえりみなかった。」
という事なので、国を失う前兆という事だろう。
175:世界@名無史さん
10/11/26 09:47:32 0
フラグ立ちすぎワロスwwww
って奴ですね
176:世界@名無史さん
10/11/26 17:17:42 P
「これだけやっているんだから、天命が革まっても仕方ないよね?」みたいな。
177:世界@名無史さん
10/11/26 18:26:22 0
あーそっか。
三国志演義でも使われたネタだったね。>頭に角 角=刀を用いる
178:世界@名無史さん
10/11/26 19:33:17 0
成都の>>北郷である人が女子が草の中に入るのを見かけた。
行って見てみると人のような形ではあるが手足はなく、ゆらゆら動いたが言葉を発することはできなかった。
ふつうにヒトニグサ(人似草)
179:世界@名無史さん
10/11/26 20:21:59 0
>頭に角 角=刀を用いる
解説plz
180:世界@名無史さん
10/11/26 20:23:17 0
頭に刀を用いると首が落ちる。
181:世界@名無史さん
10/11/26 20:27:47 0
ヒゲを剃るだけかも
182:世界@名無史さん
10/11/26 20:35:21 0
>>180
ありがとうございます
183:世界@名無史さん
10/11/26 20:45:06 0
漢書も怪異の話は多い。
武帝の皇子二人が帝位簒奪の陰謀を企てて
露顕直前に屋敷に怪異が起こったとある。
184:世界@名無史さん
10/11/26 20:51:42 0
日本とか中国の昔の人は奇形の動物とか実際に目撃すると
「ハッ!天下に一大事が?!」とか思ってたんだろうか?
185:世界@名無史さん
10/11/26 20:54:36 O
ものによっては瑞祥で、ものによっては凶兆だよね
186:世界@名無史さん
10/11/26 20:58:03 0
ロシアのピョートル大帝は奇形児の遺体や
奇形動物の剥製、ホルマリン漬けを大量に集めていて
今でも残っているんだが
これは単なる病的好奇心によるものだろうか。
187:世界@名無史さん
10/11/26 23:20:39 0
『三国志』魏志・公孫淵伝より
公孫淵が魏に征伐される以前、彼の家ではたびたび奇怪なことが起こった。
たとえば犬が頭巾をかぶり、赤い着物をつけて屋根に上がっていたり、
飯を炊くと、蒸し器の中で赤子が蒸されて死んでいたりした。
また襄平の北では生肉を売っていたが、それは長さも太さも数尺あり、
頭と目と口があって、手足がないのにゆらゆら揺れ動いていた。
ある占い師は「形態があるのに完全でなく、肉体はあるのに声がない。
このような怪物の現われた国は滅亡するであろう」といった。
188:世界@名無史さん
10/11/26 23:49:48 0
>>187
>たとえば犬が頭巾をかぶり、赤い着物をつけて
近頃はよく有るな。やはり滅亡するのかな。
189:世界@名無史さん
10/11/27 00:08:40 0
>飯を炊くと、蒸し器の中で赤子が蒸されて死んでいたりした。
グロすぎワロえない
190:世界@名無史さん
10/11/27 00:47:22 O
犬が衣冠をつけて役所に着席してる話ならどこかで読んだような気がする
191:世界@名無史さん
10/11/27 01:13:44 0
>>187
>たとえば犬が頭巾をかぶり、赤い着物をつけて屋根に上がっていたり、
>>190
>犬が衣冠をつけて役所に着席してる話ならどこかで読んだような気がする
想像すると可愛くて仕方ないのは俺だけかw
192:世界@名無史さん
10/11/27 01:54:29 0
服を着てる…と言うか着せられてる犬は妙に可愛いからなw
193:世界@名無史さん
10/11/27 01:58:21 0
いや、可愛いっすよw 凶兆どころかなごむわ
194:世界@名無史さん
10/11/27 09:35:15 O
モコモコの子犬なら…
195:世界@名無史さん
10/11/27 09:55:41 0
でもあれ実際、犬は天然の毛皮があるから
その上に服まで着せられるとクソ暑くてしょうがないらしい
196:世界@名無史さん
10/11/27 10:31:17 0
帝政ロシア末期のラスプーチンだとかロマノフ一家虐殺とか
一次史料が共産党に消されたせいで伝説眉唾てんこもりだよな
まだ100年経ってないのに
197:世界@名無史さん
10/11/27 10:56:02 0
スレチで申しわけないが、
この夏の縁日で、浴衣を着たパグ
(といっても、浴衣の布を胴に巻いて、帯でくくっただけなんだが)
を連れて歩いている人がいて、あまりの可愛さに驚いた
すれ違う人たちが、みんな可愛い、可愛い、というので、飼い主だけでなく、パグも嬉しそうだった
198:世界@名無史さん
10/11/27 10:59:06 0
>また襄平の北では生肉を売っていたが、それは長さも太さも数尺あり、
>頭と目と口があって、手足がないのにゆらゆら揺れ動いていた。
誰が売っていたんだろう・・・・
199:世界@名無史さん
10/11/27 11:51:50 0
今の時代の我々はこういった資料を
伝説、創り話だとかそういった類で捉えていると思うが
当時の人々にとってはマジ、ガチなことだったんだろうね。
迷信や信仰など現代の比ではないはず。
200:名無しさん@お腹いっぱい。
10/11/27 16:30:11 0
戦争勝者側のプロパガンダが残されているのであって、ナチのガス室と同類。
201:世界@名無史さん
10/11/27 18:33:26 0
>>200
ああ、南京事件と同じだな
202:世界@名無史さん
10/11/27 18:42:00 0
>>198
ふつうに蛇の肉だろ
203:198
10/11/27 18:43:11 0
>>202
ああ、なるほどw
204:世界@名無史さん
10/11/27 18:53:47 O
視肉?
205:世界@名無史さん
10/11/27 18:54:39 0
太さ数尺もある蛇はそういない気がする
206:世界@名無史さん
10/11/27 18:57:29 0
開きにして複数つなげればそれっぽくなる。
207:世界@名無史さん
10/11/27 19:53:49 O
有名どころでハンプトンコートのジェーン・シーモアとか?
208:世界@名無史さん
10/11/27 22:34:32 0
>>186
奇形動物(一つ目とかシャム双生児等々)の剥製(展示品)なら欧州の博物館の何ヶ所かで目にしたよ。
解説とかスルーしたからよくわからんけど、単にピョートル一人の趣味ではないような気もするw
209:世界@名無史さん
10/11/28 05:56:49 O
大阪デモでは犬が日の丸の服を着て行進してるぉ
、-‐'''""''''\
\ ● \ 海保!海保!海保!
\-‐'''""''''
\ ∧_,,∧
○○・ω・´)
ヽヽ` ヽ'´)
@〉 ,.- '´
〈_ノ´.................
............::::::::::::::::::::::.::::::::::
210:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
10/11/28 16:45:04 0
>>208
荒俣宏先生の御本で、その手のコレクションの特集を組んだものがありましたね。
他にも本一冊にどなたかがおまとめになったものを、数年前に目にしたことがあります。
211:世界@名無史さん
10/11/29 10:07:42 0
日本だって奇形から猿と魚で作った人魚のミイラまで色々あった。
212:世界@名無史さん
10/11/29 12:08:56 0
っていうかその手の細工物は輸出品だった。
213:世界@名無史さん
10/11/29 22:49:26 O
晋書のはなし
馮バツ載記より
井戸が渇して三日後にもとに戻った。
尚書令孫護の里において犬と豕が交わるということがあり、護はこれを不快に思って太史令ビン尚を召し寄せて占わせた。
尚が言った「犬と豕が異類どうしで交わったのは性に違いその根本を失ったのであり、乱によって衆を失って敗亡するというものを示します。
あなたは位を極め、諸弟は皆列侯となって王室を傾ける程になっています。
妖異が里に出現したのは他家を示していないことであり、あなたは過ちのないよう慎まれますように」
護は黙然として喜ばなかった。
護の弟伯仁・叱支・乙抜らは才力があり勇をもって知られていたが、待遇の不満を現したために誅殺された。
馮バツは護を左光禄大夫・開府儀同三司・録尚書事として慰めたが、護が不満を表情に現したために酖殺された。
214:世界@名無史さん
10/11/30 08:53:00 O
>>194
親が親ならモコモコ
215:世界@名無史さん
10/11/30 17:53:13 0
_,,..:--─‐-=,,._
./;;,ィ''"´ ̄`゙゙ヾ;ミミミ;;、
./ミミ/゙ ゙:::゙iミミミ:l
iミミ′: : ..::::_;ミミ;ミ;リ
ヽ,! ゙ .,;;;..'' ''゙゙;;_ ゙:::ヾ;;;;;;/
. } :'゙::“:゙:. l::'゙.”:゙;.::'':;;゙irく
. | ヽ .,r ..:::、 ..::::;;;トl;| __________
|.. :' ''ー;^''::ヽ. :':::::;;;i::ソ /
. l、 ←‐'‐→、! ..::::;;;l゙´ < 昔の人簡単に人殺しすぎワロス
ヽ.. `゙゙゙.,゙´ '":::';;;ハ、 \
_,,/`i、 -:: -:::'::゙:::;;ツ'::::`;、_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_,...-‐''" | ゙;、 i":;;:::::;,/':::::::::;!::::`::-、.._
.l゙ ゙ヽ:;,ン'":::::::::::::/::::::::: : -ー `
l .,/;l ,r"
.ヽ /r;:ヘ、 ,,/;''
゙ ''::'`'´ ヽィ::'
216:世界@名無史さん
10/12/03 22:02:59 O
晋書のはなし
南燕の慕容徳は桓玄の敗北を知ると、慕容鎮を前鋒とし慕容【金重】を大都督として歩騎二万五千を授けて出発させようとしたが病気を発した為に取り止めた。
徳はその兄の子超を長安から迎えていたが到着した。
徳の夢にその父が現れて言った
「汝は子がないのに何故超を立てて太子にしないのか。そうしなければ悪人が異心を抱くだろう」
徳は目覚めると妻に言った
「先帝が夢においてこのように告げられたからには、吾は死ぬこととなるだろう」
書を下して超を皇太子として境内に大赦を施行し、父の後を嗣いだ者の爵を二級進めた。
その月のうちに死去した。
217:世界@名無史さん
10/12/07 01:33:36 0
↓易経を学ぶ人には有名な話。
元治元年のこと、佐久間象山は公武合体論と開国論を説くため、
一橋慶喜に招かれて上京することとなった。
象山は日頃、易占を行って行動を決していたが、今回は筮を立てようとしない。
不思議に思った弟子が尋ねても、象山はもっぱら
「易は心に惑う時にするものだ。今度のことは吉凶問うところでない」
と言うのみであったが、ついに弟子のたっての望みで占ってみた。
得た卦は、沢天夬の上爻変。易経には「无號、終有凶」とあり、
小人が泣き叫んでも遂には殺される、という明らかに最凶の卦。
しかし象山は動ぜず、駿馬を求めて京へと出立した。
途中、美濃国大垣にて知人、小原仁兵衛の邸に寄り、大いに歓談した。
その内、小原氏が象山にふと「今回は易占は立てましたか?」と問い、
象山が沢天夬の上爻変を得たことを告げると、その場で小原氏は黙してしまった。
小原邸を発して京都に上り、諸法を遊説して帰国しようとした矢先、
三条木屋町で、河上彦斎等の手にかかり暗殺された。
出典は象山の門弟で後の外務書記官、北澤正誠の談話を
高島嘉右衛門が聞きとったものらしい。
218:世界@名無史さん
10/12/09 19:42:49 0
>>易は心に惑う時にするものだ。今度のことは吉凶問うところでない
ふぅぅん。。
219:世界@名無史さん
10/12/09 19:54:03 0
高島嘉衛右門自身の易では、娘婿の伊藤博文(伊藤の妻は高島の娘)を朝鮮に行く前に占って、
そのとき出た卦は「艮為山」
凶だから行くなといった。そして、行くなら、「根」と関係のある人間は近づけるなと言った
って話が有名だな
220:世界@名無史さん
10/12/09 20:49:18 0
根? 恨でなくて?
221:世界@名無史さん
10/12/09 22:22:26 0
安重根だろ。
朝鮮語の”恨”は日本語とは意味がずれるから、復讐とかそういうのではないし。
そっちは朝鮮語では”怨”
222:世界@名無史さん
10/12/10 00:58:10 0
現代についてもいえることだけど、
易とか占い関係とか、気功とか超能力みたいな話って、
どれくらい信憑性があるのかの判断が難しいね。
>>217みたいな話はその場にいた弟子本人が言っている話だし
それが出版された時にはきっとまだ、当時を知る人がたくさんいたはずの時代だから
高島某の作り話であるはずはないんだが、、、
じゃあやっぱり、易ってすごいんだね!と思うか
たまたま当っただけだろ、と考えるか
北澤正誠さんが誇張して話たんだろ、と考えるかは
受け取る人個人の問題になる。
まあいずれにせよ、江戸末期までの知識人(儒学者)は
結構日常的に易占をしていたし、
佐久間象山みたいな開明的な人でさえも、それで行動を決めていた、
というのは、今から思えば、少し意外な事実だね。
よく考えれば易経って儒学の聖典だから、当り前といえばそうなんだけど。
223:世界@名無史さん
10/12/10 08:28:52 0
以前、高島嘉右衛門の小説(高木彬光著)を読んだことがあるんだが、
結局、易で出てくるのは、とても抽象的なもので、それをどう判断するかが重要
高島は、当時「易聖」といわれた人で、今でも易者が高島を名乗るのはそのせいなんだそうだが、
結局、当てたのは、本人の判断力、洞察力、決断力の方が大きいと思ったな
そして、高島自身が、「ことごとく易を信ずれば、ことごとく無きにしかず」なんて言葉を残している
224:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/10 12:51:19 0
>ことごとく易を信ずれば、ことごとく無きにしかず
相当のレヴェルまで達した人間の言葉であるな。
225:世界@名無史さん
10/12/10 13:17:07 0
【社会】 南京事件、日本兵の「300人殺す」日記見つけた…熊本大教授ら「これは国際法違反の『虐殺』だと判断できる」★2
スレリンク(newsplus板)
★南京事件の従軍手帳入手 熊本大教授ら
・1937年の日中戦争で旧日本軍が関わった「南京事件」で、熊本近代史研究会
(会長=小松裕・熊本大教授)は7日「中国人捕虜300人、全員を殺した」と
解釈できる書き付けがある熊本県出身兵の従軍手帳を入手した、と発表した。
会によると、手帳は九州出身者中心に編成された第6師団騎兵第6連隊の
伍長として南京戦に加わった故・牧野信人さんのもの。息子の久仁博(くにひろ)さん
(77)=熊本市植木町=が会に提供した。
手帳には、南京が陥落した37年12月13日に戦闘に参加したとの記載があり、
翌14日の箇所に「約三百捕領ス 全部殺ス」と書かれていた。会は「前日の戦闘での
捕虜300人を第6連隊が受け取り、翌日全員殺害したと考えられ、国際法上、
不法な『虐殺』とみなせる」と話した。
南京事件の犠牲者数や、戦争中の不法殺害(虐殺)の定義には諸説あり、立命館大の
北村稔教授(中国近現代史)は「捕虜として待遇すべきかどうかは状況によっても
異なる。そもそも一兵士の日記だけで『虐殺』の証拠とするのは危険だ」と話している。
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
226:世界@名無史さん
10/12/10 18:39:06 0
俺が以前テレビのワイドショーで見た易の教室みたいな所のレポートでは箱の中身を当てるんだけど、
卦はそれぞれ違うんだけどそれを各人がそれぞれに判断して石鹸という正解を導き出していた。
227:世界@名無史さん
10/12/10 18:41:35 0
Tv局の仕込みだろ
228:世界@名無史さん
10/12/10 20:25:27 0
>>易は心に惑う時にするものだ。
>>ことごとく易を信ずれば、ことごとく無きにしかず
めっちゃ納得したww
つまり易ってものは実は 「自分の心の中にあるものを見る為の手段、道具」 だってことだね。
他人に教えてもらわないと見えないこともある。
見えているのに見たくないこともある。
こりゃ、賢い人にしか出来ないわ。。
町中のよく流行る占い師ってさ。
水晶玉でも 手相診断でも 姓名判断でも タロットでも。
見てるのは水晶でも手相でも名前でもカードでもないw
相談にきた人間の姿を見てる。聞いてる。嗅いでいる。
そしてその相手の心の中にあるものを探り当てるんだ。
勇気がなくて踏み出せないこと。
止めるべきなのに踏ん切りがつかないこと。
でもだれかにぽんと背中を押してほしいんだ。
それを占い師達はさぐりあてて励ます。
易とはそういうものなんでしょう?
229:世界@名無史さん
10/12/10 23:17:50 0
まぁ、易経にはそうは書いてないけどな。
230:世界@名無史さん
10/12/11 00:03:22 0
適当に言っているだけなのに権威あるとでも思っているの? なんか週刊誌でおっぱい占いしていた易経のセンセいたじゃん
231:世界@名無史さん
10/12/11 02:07:54 0
おっぱい占いしていた易経のセンセは適当に言ってるだけかもしらんが、
だからと言って全てのセンセがそうだとは限らんな
232:世界@名無史さん
10/12/11 02:17:58 0
科学的に占いは実証できるのか?再現性はあるのか?
単なる与太だろ。
233:世界@名無史さん
10/12/11 02:22:53 0
>>232
そう思うなら、「おっぱい占い」が何だとか
まったく関係ないことを持ち出してくるなよ、って言ってるんだが。
234:世界@名無史さん
10/12/11 02:29:52 0
ていうか>>232
何でもいいが、あなたの初恋の相手を○○子さんとしよう。
あなたにとって、「自分は○○子さんが好きだった」という事実は
科学的に実証できるのか?再現性はあるのか?
もし再現性ないなら、それは単なる与太なのか?
もしあなたが、「科学的実験によって再現できる命題のみが真であり得る」
という種類の哲学説を信じているのだとしたら、
実際のところ、あなたがその説を守り通すのはかなり困難だと思うよ。
235:世界@名無史さん
10/12/11 07:55:29 0
>>228
町の占い師さんは未来予測じゃなくてカウンセラー的な部分あるからな。
いつか、占い師経験のある人に聞いたが、「この後こうなる」なんて
未来予測は絶対にしなかったそうだ。
寧ろ悩みを聞いてやって、決断のための背中を押してあげるとかがメイ
ンで、女子高生なんかに人気のある占い師さんは大抵そういうカウンセ
リング、心理的フォローが上手いから人気が出るらしい。恋の悩みなん
て、背中を押すこと、フォローしてあげるほうがずっと大事だからな。
236:世界@名無史さん
10/12/11 10:16:27 0
いつの間にやら占いスレにw
まあ、上にあるエクソシストの神父さんもそうなんだけど、
それが「できる」人とできない人がいるということでしょう
「できる」人というのは、本当に才能がある人が、厳しい訓練や学習に励み、「それ」を身につけた人
学校の家庭科や美術や音楽の授業を受けた人間が全員、料理人や芸術家になれないのと同じ
237:世界@名無史さん
10/12/11 11:34:51 0
理系の人間がこのスレをみたら思う存分に馬鹿にするな
238:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/11 12:36:44 0
真の理系なら、人間に与えられる情報と、それを知覚、理解、整理、応用できる能力が限られたものである事を承知している。
それを知覚、理解、整理、応用できる範囲を広げる事に取組むのが理系の仕事。
確かな裏付けを示せない事柄について、何らかの知見を得て話題にできるのは引退する年齢になってからだ。
まじめな理系は、裏付けを示せない事については積極的に語らないだけで、否定する訳ではない。
239:世界@名無史さん
10/12/11 12:47:41 0
コンピュータの二進法だって易経の陰陽論から来てるけどな
240:世界@名無史さん
10/12/11 19:14:27 0
精神科医が書いた「怪談の科学(講談社ブルーバックス)」というのがあるけど、面白かった
幽霊や占いなどを精神科医の目から分析した本
イラストは水木しげるで、脳みそが人間を追いかけている絵
そうです・・・お化けはいるのです・・貴方の心理の中に・・・
241:世界@名無史さん
10/12/11 19:46:34 0
>>237
で、理系の人間はそうおもうとして、おまいさんはどう思うんだ?
おまいさんのことを
他人を批評するのに、自分の言葉で言うこともできない能力の人間だと思っていいんだな
242:世界@名無史さん
10/12/11 21:49:43 0
典型的な詭弁だな 新興宗教と同じ匂いを感じる。
コンピューターの二進法は易経から来ている!とか馬鹿か。
>>238
相手にされてないだけ
子は怪力乱神を語らずだ。
243:世界@名無史さん
10/12/11 21:54:39 0
真の理系と言うと鳩山か
244:世界@名無史さん
10/12/11 22:00:35 0
ライプニッツが易経に親しんでいたことも知らんのか
245:世界@名無史さん
10/12/11 22:01:48 0
大体このスレは易経のスレではない。
別にスレを立ててやれ。
歴史板的には成立から発展に至る考察はそれなりに意義を
見出す人もいるだろうが、易経に興味ない人間にとってはオカルトじみた解釈を延々と
されてはたまったものではない。
別途にスレを立てて同行の士を募れば済む話だろう。
246:世界@名無史さん
10/12/11 22:05:37 0
歴史上の著名人が親しんだからどうしたというのだろうか?
ではコナン・ドイルがオカルティズムや妖精の存在を信じ、
傾倒していれば無条件に信じるのかね。
著名人が親しんだから僕も親しむということであれば、
それこそ、「自分の頭で考えることもできない能力」の人間だと思っていいんだな
とそういう話になるがね。
247:世界@名無史さん
10/12/11 22:21:57 0
悪魔の証明しようとしても、それこそスレ違いっす
248:世界@名無史さん
10/12/11 22:22:39 0
>>246
口調がバカっぽい。
249:世界@名無史さん
10/12/11 22:23:43 0
著名人を持ち出してきて権威付けを図るも失敗してバカっぽいと謗るしか
できなくなったとこういうことか。
250:世界@名無史さん
10/12/11 23:14:14 0
というか、「こんな不気味な話があるよー」って持ってきて幻想として楽しむのと、
その内容を信じるのとではかなりの隔たりがあると思うのだが。
ちょっと文脈や、意図しているところが違うがとある小説出典のこの言葉を思い出したよ。
「幻想を押し付けられた子供はいずれ大人になり、
自分が現実を知ったと信じる瞬間を味わう。
そして幻想をただ蔑むようなる。 現実は活用し、幻想は楽しむ。
いい歳をしてその程度のこともわからない堂々たる莫迦が完成する。 」
251:世界@名無史さん
10/12/12 00:13:38 0
はぁ。
次
252:世界@名無史さん
10/12/12 00:15:43 0
>>237
ニュートンが神学やオカルティズムに凝ってたのも知らないの?
253:世界@名無史さん
10/12/12 00:34:46 O
魏書張ショク伝より
宋氏滅亡の凶兆のはなし
張玄靖は宋混を驃騎大将軍・尚書令とした。
混が病死すると弟の玄安が代わった。
旱に際して帯石山を祈り、玄安が登ろうとするとその弟が言った
「世の人はこの山に登る者は家を破り身を亡ぼすと言っております」
玄安が言った
「そのようなことがあろうか」
馬を走らせて登ったが、馬が倒れて足を負傷した。
御史の房屋の柱がひとりでに燃え上がって折れ、ある人が言った
「柱の字は左に木、右に主であり、『宋』の字は木を含む。
木が燃えたことは宋が破れて主が存することを示していて災いの大なるものであり、異変を防がれますように」
乗馬五頭の中には一夜にして鬣と尾の毛が抜け落ちるものがあった。
ある人が言った
「尾の字は尸の下に毛があり、毛が尸を去るのは絶滅を示している」
玄安が言った
「吉凶は天にあって、知はどうすることもできない」
それから間もなく司馬の張ヨウが起兵して玄安を殺し、宋氏をことごとく誅した。
これより先謡があって言った
「宋を滅ぼす者は田土子である」
ヨウは一名を野という。
254:世界@名無史さん
10/12/12 01:21:53 0
そういえば・・・
北宋が元に滅ぼされたときの話だが、その時、皇帝はまだ幼く、太皇太后が政治を見ていた
そして、占い師から、目が100ある男が現れるときが、北宋の滅びるときであるといわれた
そんな人間などいるわけなく、太皇太后は安心した
そして、元が攻めてきたとき、その元側の司令官の名は、伯顔といい、百目の男という意味だった、
って話があるね
255:世界@名無史さん
10/12/12 02:21:47 0
>>252
だからさ、歴史の著名人有名人が信じていたからなんなの?
ドイルはそういう事を言い出して彼をまともに相手にする人士が急激に減ったんだよ。
おまえさんの論法だとバッジョやステービーワンダーが大作先生を信じているから
自分も信じるのかね?w
256:世界@名無史さん
10/12/12 02:27:24 0
>>254
バヤンか。
東方見聞録の愉快な誤訳だっけか。
257:世界@名無史さん
10/12/12 02:40:05 0
ニュートンにとって、錬金術とはまぎれもなく科学だったんだよ
と言うかまだそれらが未分明な頃の話と現代を一緒にしてもしょうがないよ
現代ではオカルトだと一笑に付すような事でも
当時は最先端の学説だったと言うこともあるですよ
258:世界@名無史さん
10/12/12 02:43:18 0
>>255
いや、お前が「理系なら・・・」って言うから理系のニュートンを引き合いに出した。ただそれだけの事だ。
草生やして馬鹿か、お前?
259:世界@名無史さん
10/12/12 03:12:03 0
>>257
>>252は「21世紀の日本において」ニュートンが信じていたと引き合いに出している。
その意図はあんたのような見解ではなくて○○が信じていたどうだすごいだろうと
その程度の発想でしかないだろう。
>>258
なんか錬金術と科学が未文化の時代の先人を引き合いにだして理系なら・・・と言い出してもっと質が悪いな。
あの時代の学者を理系と見なすべきか?否だろう。
な、この程度の見解しか持ちあわせていない御仁が怪力乱神を語っているんだ
まったくおはなしにならないよ。
このスレでは一字二次史料でみかけた不気味な話を愉しむスレであって、
オカルティズムな思考しかできない輩がマジ語りするスレじゃないの。
そういう話はオカルト板やニュー速でやってくれたまえ
260:世界@名無史さん
10/12/12 03:21:03 0
大体、学問板の住民なら〇〇がオカルティズムを信じていた? だからどうしたというのでしょうか?
我々は先人の業績には敬意を払いはするが、業績を上げた先人の主張の尽くを支持してはいない。
と普通は考えるものだ。
ニュートンは万有引力の法則を発見した業績が讃えられているのであってオカルティズム方面はまったく
今日の支持をうけてはいない。
その程度の道理ぐらいは常識として理解出来ているものだと思うのだがね。
261:世界@名無史さん
10/12/12 03:50:37 0
それはプラズマです
262:世界@名無史さん
10/12/12 10:20:33 0
もう双方とも止めとけ
理系の人間なら馬鹿にするだろうというのも、ニュートンがどうの、ライプニッツがどうのと言うのも、
自分の言葉に責任を持つだけの自信がないから、他人の言葉を借りる卑屈な態度にしか見えんぞ
263:世界@名無史さん
10/12/12 12:28:46 0
ワークワークは本当に倭国だったのだろうか?
264:世界@名無史さん
10/12/12 13:17:58 0
wktk!
265:世界@名無史さん
10/12/12 21:15:58 0
木から人間が成るという島ですか。
266:世界@名無史さん
10/12/13 00:09:05 O
魏書【冫馬】文通伝より
北燕滅亡の凶兆
太延二年、高麗がその将を遣わし、和龍城に入って迎えた。文通は城内の士女を引き連れて高麗に入った。
これより以前、その国の狼が夜大量に城において鳴くということがあった。
その末年には城の西に鼠が数里を満たす程に集まった。
西に進んで水に至ると前に進む者の尾を噛んで連なり、その上をあとから来た者が渡った。
宿軍において地面が燃え、一旬して消滅した。
地から蛆が生まれ出たが月余にしてこれが止まった。
和龍城において長さ一尺二寸の白い毛が生じた。
267:世界@名無史さん
10/12/13 06:53:47 0
稚拙な論争(言い争い)を始めるお子さまが来ると
一気にスレが劣化するからなー
いくつも前例を見て来たよ
268:世界@名無史さん
10/12/16 08:22:05 O
神奈川県で黒い砂が降ったらしいけど、昔だったら何の凶兆かと大騒ぎになっただろうな
269:世界@名無史さん
10/12/17 05:32:20 O
>>254
つっこむのも野暮だが南宋な
270:254
10/12/17 09:36:08 0
>>269
うぎゃ
そうだった
恥ずかしい
271:世界@名無史さん
10/12/18 15:34:47 0
>>268
むかしから魚がふったり、カエルがふったりすることがあるんですってね。
竜巻の仕業みたいだけど。
272:世界@名無史さん
10/12/18 15:37:58 0
富士山噴火の予兆だろ
273:世界@名無史さん
10/12/18 15:47:43 0
いや、黄砂も飛んできてるし。大陸からじゃないでしょうか?
ってマジレスごめん。
長白山がそろそろ噴火するかも?って噂はほんとなんですかね??
274:世界@名無史さん
10/12/18 16:04:20 0
出エジプト記のマナがふってきた話もじつは竜巻で説明できちゃうのだ。
275:世界@名無史さん
10/12/18 16:12:22 0
>>268
菅さんが、いつぞやの災害の時に「今必要なのは政権交代ではないか」って言ってたよ。
276:世界@名無史さん
10/12/18 16:13:43 0
>>274
カナは降らないのかな?
277:世界@名無史さん
10/12/18 16:16:39 0
>>276
ふりがな って言葉があるぐらいだから カナ だってふることがあると思います/
278:世界@名無史さん
10/12/18 17:13:24 0
ソドムとゴモラも竜巻で硫黄の火が飛んできた
恐竜絶滅の隕石も竜巻が原因
279:世界@名無史さん
10/12/18 17:53:25 0
竜巻は異世界への扉もひらきます
280:世界@名無史さん
10/12/18 20:30:55 0
オズか
281:世界@名無史さん
10/12/18 22:30:33 0
いいえ。
メジャーリーグのことです。
282:世界@名無史さん
10/12/18 23:19:32 0
>>273
>長白山がそろそろ噴火するかも?って噂
噴火自体は普通にあり得るだろうけど、
10世紀にあったようなVEI(火山爆発指数)7クラスの超巨大噴火の可能性は低いと思うよ
日本で同じ規模のVEI7クラスの噴火を最近10万年余に起こしている火山には、
鬼界(薩摩硫黄島)、阿多(池田湖&開聞岳)、姶良(桜島)、阿蘇、洞爺湖、支笏湖、屈斜路湖があるけど、
どこも数万年以上の間隔をおいてそういう規模の噴火を繰り返している
例えば、阿蘇山の場合は過去30万年間に4回
恐らくかなり長い期間力を貯めこむことが必要なのだと思われ、
まだ前回から1000年余りしか経っていない長白山はそんなに心配はいらないと思う
逆に既に10万年もフルパワーを出していない洞爺湖や阿多の方がよっぽど危ないかも知れない
そもそもVEI7クラスの噴火なんて世界を見渡しても、過去2000年間に恐らく3回~4回しか発生していない
1815年に世界に「夏のない年」を生じさせたインドネシア/タンボラ、
10世紀の長白山、
535年?か416年?のインドネシア/クラカタウ、
2世紀後半から3世紀前半(181年?)のニュージーランド/タウポ
283:世界@名無史さん
10/12/18 23:53:39 0
>>274
マナって正体不明じゃないの?
コエンドロの種に似てウェハースのような~って昔日曜学校で読んだ記憶あるけど
284:世界@名無史さん
10/12/19 01:03:25 0
神話の記述についてマジメに議論しても仕方ないっしょw
285:世界@名無史さん
10/12/20 18:56:35 0
マナの正体は カロリーメイト
286:世界@名無史さん
10/12/21 22:19:58 O
晋書呂光載記より
呂光が前秦の将軍としてクチャを攻めた時のこと
亀茲王帛純が光を防ぐと、光はその城南に布陣して五里ごとに一営を置き、深い溝を掘り高い塁を設け木に甲を被せて疑兵とした。
帛純が城外の人を城内へ移し、付属する侯王はそれぞれ城に拠って守りを固めた。
ここにおいて光の左腕の内側に脈が起こって「巨覇」という字をなした。
営外に夜になって頭に角があり目が電光のように光る黒い物体が出現したが、夜が明けると雲霧が発生してその物体は見えなくなった。
その物体の現れた場所を見ると、南北五里東西三十歩に渡って光が残っていた。
光が笑って言った「黒龍である」
突然雲が西北に発生して痕跡を大雨が消し去った。
部将の杜進が言った「龍は神獣であって人君が現れるという兆しです。
どうか将軍には励まれますように。
大きな喜びを招くことができるでしょう」
光はこれを喜んだ。
進んで亀茲城を攻めると夜に金の像が城外へ飛び出すという夢をみた。
光が言った「これは佛神が去るということであり、胡は必ずや亡ぶだろう」
帛純はカイ胡に救援を請うたが、光は城西において戦ってこれを大破し帛純は逃走した。
287:世界@名無史さん
10/12/22 21:09:49 0
>ここにおいて光の左腕の内側に脈が起こって「巨覇」という字をなした。
なんかここだけ少年マンガみたいでわろた
288:世界@名無史さん
10/12/22 21:12:33 0
少年漫画自体、草創期は、いや今もだけど、かなり色んな地域の色んな伝承から持ってきて作ってるからな。
289:世界@名無史さん
10/12/22 22:11:32 0
韋昭著『呉書』より
孫堅を母親が懐妊したとき、彼女は「自分の腸が飛び出して西の城門に巻きつく」という異様な夢を見た。
目を覚ましたが不安なので、隣のおばさんに相談すると「それは吉兆かもしれない」と言われた。
はたして孫堅は非凡闊達で、好んで他人には真似の出来ないことを行ったという。
290:世界@名無史さん
10/12/22 22:22:27 0
>>「自分の腸が飛び出して西の城門に巻きつく」
なんだそりゃ??
何のいみがあるんだろ?
291:世界@名無史さん
10/12/23 15:50:26 0
Applebee's Journal から
テムズ川には網が掛けられている。
毎日自殺する人がいるので、死体をすくいあげるためだ。
1720年のSouth See Bubble のときのおはなし。Defoeが書いたともいわれる(原文のままじゃなくて
記憶で書いてるけどw)
292:世界@名無史さん
10/12/24 21:19:11 0
海にながしてあげればいいのにさ
293:世界@名無史さん
10/12/25 20:56:12 0
『三国志』東夷伝・東沃沮の条より
魏の将軍が高句麗王を追撃して、北沃沮(今の北朝鮮北東部・咸鏡道)から海(今の日本海)に至った。
そこの老人に「この海の東にも人は住んでいるのだろうか」と尋ねると、様々な答えがあった。
「昔、ここの者が漁にでたまま暴風雨にあい、10日間も漂流し、東方のある島に漂着したことがあります。
その島には人がいましたが、言葉は通じません。その地の風俗では毎年7月に童女を選んで海に沈めます」
「海の彼方に、女ばかりで男のいない国もあります」
「一枚の布製の着物が海から流れ着いたことがあります。
その胴の長さは普通の着物と変わりませんが、両袖は三丈(約7m)もの長さがありました」
「かつて難破船が海岸に流れ着いたことがあります。
その船には、うなじのところにもう一つの顔のある人間がいて、生け捕りにされました。
しかし、話しかけても言葉が通じず、食物をとらぬまま死にました」
294:世界@名無史さん
10/12/26 05:42:47 0
子不語怪力亂神じゃないのか。
何で正史がオカルトまみれなの。
295:世界@名無史さん
10/12/26 10:45:44 0
>>294
起こってしまった事はそのまま記録するけど、それがなんなのか考察するのは君子のすることではないってことでは?
296:世界@名無史さん
10/12/26 15:21:29 0
全く知らないことを何の留保もなしにオカルトと断じてしまうのもオカルトだよ。
何が起こっても「プラズマです!」って叫ぶと流石に失笑を買うのと同じというか。
297:世界@名無史さん
10/12/27 02:15:55 0
易経は儒教の聖典だけど、正真正銘の占いの書物だしね。
中国では、予兆を信じることはオカルトとは考えられていない。
孔子だって「麒麟」を何かの予兆だと受け止めているし。
怪力乱神を語らず、っていうのを現代の感覚で捉えてしまうと、
かなり色々間違えることになると思う。
298:世界@名無史さん
10/12/27 04:07:49 0
ちゃんと読んだことないけど『晋書』ってこの種の話がてんこ盛りらしいね。
「(異常な天文現象とか変な流行とか)××の凶兆が現れたため○○の反乱が起こった」みたいな。
299:世界@名無史さん
10/12/27 08:03:03 0
怪力乱神を語っている別宗教があるから、怪力乱神を語るなと。
時系列おかしくねーかって言うかもしれないけれど、論語も後から色々足したり引いたりの書物だから。
そもそも無神論者なんて世界レベルで見たら現代でもこの世の人間の1%もいるかどうか。
古代なら尚更。
300:世界@名無史さん
10/12/27 08:47:11 O
晋書はなかなか面白いね
301:世界@名無史さん
10/12/28 01:51:33 0
>>13
大体夜中の白衣着た女って幽霊の定番だけど、
実際のところ女が白い服着て夜中に国道とかに突っ立ってたらどんな感じなんだろ?やっぱ怖いもんなんかな?
あんま露骨にそれっぽい格好してると、肝試しかテレビのロケでもやってんのかなってなりそうだが。
302:世界@名無史さん
10/12/28 12:24:24 0
>>301
なんか、1980年代に口さけ女伝説が流行っていた頃、
友達を驚かそうと、白い着物を着て、長い髪を解いて、口紅でメーキャップをして夜の国道を歩いている女性がいて、
警察に通報されたという笑い話があるらしい
303:世界@名無史さん
10/12/28 13:39:54 O
三国志呉書諸葛恪伝より
諸葛恪が誘殺されたときのこと
孫シュンは孫亮と計略を練ると酒宴を用意して諸葛恪を招いた。
恪は孫亮に目通りすることになった前夜、心が惑い胸騒ぎがして一晩眠ることが出来なかった。
夜があけて顔を洗おうとすると、水が生臭かった。従者が上着を着せようとすると、その着物も臭かった。
訝しんで衣服も水も換えさせたが、臭いは相変わらずで心が沈んで面白くなかった。
従者を従えて家を出ようとすると、犬が着物をくわえて引っ張った。
恪は「犬はおれを行かせたくないのか」と言い、内に戻って座った。
しばらくして再び立ち上がると犬がまた衣服をくわえた。
恪は従者に命じて犬を追わせると、馬車に乗った。
かつて恪が淮南の遠征に向かおうとしていたとき、喪中の者が喪服をつけたまま役所に入り込むということがあった。
その者に問いただしたが、「自分でも知らぬうちに中に入っておりました」と答えた。
このとき役所の内外には警備の者たちがいたが、誰もこの者が入るのを見ておらずに人々はみな不可思議なことだと思った。
恪が淮南の遠征に向かったあと、彼が平生執務していた役所の屋根の梁が真ん中から折れた。
合肥新城を離れて東興に軍を留めていたとき、白虹が彼の船に現れ、帰還して孫権の陵に参拝したときにも白虹が彼の馬車にまとわりついた。
孫亮に目通りすべく参内したが、孫シュンによって殺された。
のち孫シュンは諸葛恪に殴られる夢を見て、恐れのあまり病気を発して死んだ。
304:世界@名無史さん
10/12/28 21:52:10 0
死亡フラグ立ち過ぎてるのを見てストレスで死んだ、のか?
305:世界@名無史さん
10/12/29 01:45:35 0
魏晋南北朝ってその手の話大杉。
まぁいちいちその手の話を記録してる史官がいるからだけどね。
志怪小説集『捜神記』の作者(一応事実の記録のつもりなんだろうから編者か?)の
干宝も本業は史官だしね。
306:世界@名無史さん
10/12/30 01:12:29 0
受験とか意識すると途端に色んな物が落ちたり滑ったりするよな。
307:世界@名無史さん
10/12/30 10:42:15 O
魏書姚興伝より
姚興の弟姚平が柴壁において魏軍と対峙し、興はこれを救援しようとしたが救うことが出来ずに平の軍は壊滅した。
興が長安に帰還した後のこと
雀数万が廟において争い、死ぬ者が多数あったがこれが月余続いた。
識者が言った「今廟上で雀が闘ったことは子孫の中に争乱があることを示す」
また興の殿において牛が吼えるような声があった。
二匹の狐が長安に入って一匹は殿屋に登って宮に走り込み、もう一匹は市に入って探し求めても捕らえることが出来なかった。
興の存命中に子の弼が反乱を企てた他、興が死んで子の泓が立った後にも弟の懿や従弟カイが挙兵して長安を攻めた。
劉裕が長安を攻めると泓は敗れて降を請い、建康の市において斬られた。
308:世界@名無史さん
10/12/30 20:45:49 0
こういうのも昔は立派な科学だったんだからしょうがない。
309:世界@名無史さん
10/12/31 02:02:10 0
いや、どうなんだろう?
科学概念自体が近代の産物ってことはさておいても、
怪異現象を探求する学問って中国でエスタブリッシュなものだったの?
西洋でも錬金術とかは盛んだったけど。
310:世界@名無史さん
10/12/31 02:28:26 0
少なくとも天文学で言えば、天文現象と政治や社会の変動を関連づけるのが
当時においては天文の研究と信じられていた。
なので当時の天文学事典と言える晋書天文志にはこの手の話が満載。
311:世界@名無史さん
10/12/31 03:00:23 0
>>309
「天」の意思としての予兆を知るということは、
中国の思想の中では「エスタブリッシュ」中の最たるものだったことは明らか。
むしろ聖人こそが、それを真に知り得るものだった。
上で述べられている経典としての占術(易経)も、そうした思想の中で位置づけられるべきもの。
312:世界@名無史さん
10/12/31 03:05:26 0
エスタブリッシュって言えば、易経のみでなく、
インドの占星術も、ヒンズーの教えの中では重要な位置を占めるよね。
西洋では、占星術は結局はアンダーグラウンドの域を出なかったけれど。
313:世界@名無史さん
10/12/31 03:33:39 0
怪力乱神と当時の正統な「科学」の境目はどの辺なの?
314:世界@名無史さん
10/12/31 10:44:05 0
>>313
そもそも、「学問」=「科学」(Wissenschaft,Science)っていう言い方自体が
西洋の実証的な思想を背景としている。
中国とかインドの思想だと、まず形而上的な学問が最初にあって、
形而下の実証的な学問は、その後に来るレベルの低いものに過ぎない。
(中国の学問は、形而上とか形而下をすっとばして、いきなり倫理や政治思想から始まるように見えるところがあるが、
それでも形而上のものを根本に据えていたのは確かだし、宋学みたいにそれを体系的に表現しているものも、勿論ある。)
だから「正当な科学」っていう言い方はあまり正しくないと思うんだけど、
まあ学問的に許容されるものとそうでないもの、っていうことで言えば、
やっぱり正史に書かれているものと、たとえば三国志演義や聊斎志異に書かれているもの、
の違いじゃないだろうか。
予兆によって天命を知ることは正しいことであるが、
祈祷によって東南の風を吹かせ、敵軍を焼き討ちにするようなことは、
「怪力乱神」に属することだったと思われる。
315:世界@名無史さん
10/12/31 16:44:22 0
前者が儒家で後者が墨家道家。
宗教の差異で視点が変化するのかも知れん。
316:世界@名無史さん
10/12/31 17:26:59 0
西洋ってか近代では?
317:世界@名無史さん
10/12/31 18:59:26 0
近代西洋でも、占いとかオカルト類はあくまでアングラ扱いだが、
カトリック教会では公式に超常的な奇跡を認めてるよね。
・・・てことで、本題に戻って。有名な話を。すまんが適当にネット上から抜粋する。
1916年春頃、一人の少年がポルトガル中部のファティマという小さな村に現れ、
村の3人の子供(ルシア、ヤシンタ、フランシスコ)に祈り方を教えた。
1917年5月13日、ファティマの3人の子供たちの前に謎の婦人が現れ、毎月13日に同じ場所へ会いに来るように命じた。
子供たちは5か月の間、毎月彼女と会い、いくつかのメッセージを伝えられた。
婦人の姿と声は3人の子供たちにしか見えなかったが、
一緒に行った村人たちは卵型の光る物体が降下してくるのを見たという。
この話は次第に近隣の町や村へ伝わっていき、最後の出現の日である10月13日には、
国中から10万人もの人が集まった。
その日どしゃぶりの雨の中を一万人もの群集が聖母の現れるくぼ地の周囲に集まった。
熱心な祈りをささげる信者たちにまじって、∃-ロッパ各地からやってきた
新聞記者や学者、聖職者たちの姿も見られた。
昼すぎ、小さな白い雲が子ともたちの周囲にわき出て、ゆっくりと空中高く上昇していった。
と同時に激しく降っていた雨がピタリとやみ、
空をおおっていた雨雲が割れて銀色に輝く一個の光球が現れた。
それは急速に回転しながら、無数の光線を放射しはじめた。
光線は黄、赤、青、紫とさまざまに色を変え、7万の群集に降りそそいで、大地にあふれた。
「奇跡だ!奇跡が起こったんだ」という叫び声があちこちからあがり、
人びとの熱狂と興奮の中で一連の「ファティマの奇跡」は幕を閉じた。
これは、集まった10万人の人々に一部始終目撃された。
318:世界@名無史さん
10/12/31 19:00:16 0
そしていつもの婦人(聖母)はやはり3人の子どもだけに聞こえる声で、
この地に礼拝堂を建てるように言い、3つの予言を告げた。
1、悪魔と地獄の現存:多くの人々が悪魔によって地獄へ導かれている。七つの大罪などの罪、
特に肉欲の罪から回心しないままでいることにより人は地獄へ行く。
2、人類の危機:全人類の大半を数分のうちに滅ぼす武器が戦争で使用されることによって、
人類が瞬時に滅ぼされる可能性がある。
3、教皇暗殺の危機:これについては口外されなかった。
(現在のカトリック教会の公式見解では、1981年のローマ法王パウロ2世の狙撃事件の予言だとされている)
フランシスコとジャシンタの二人は、6月の聖母マリアの出現の際に、
もうすぐ天に召されると予言されていた。
実際にその後、第一次世界大戦終結後に病気で夭逝した。
最後の一人ルシアは、その後修道女になり、2005年2月13日、
97歳でコインブラの修道院で死去した。
ファティマでの事件はその後、カトリック教会によって
正式に「奇跡」として認められている。
URLリンク(www.cbcj.catholic.jp)