一次・二次史料で見かけた不気味な話at WHIS一次・二次史料で見かけた不気味な話 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト150:世界@名無史さん 10/10/24 23:16:15 0 アーサー王がなぜかシチリア島で魔王になっている話 ハイステルバッハのカエサリウス『奇跡をめぐる対話』より 皇帝ハインリッヒがシチリアを征服した頃、パレルモの教会に首席司祭がいたが、 彼は確かドイツ人だったと思う。ある日、素晴らしい馬がいなくなってしまったので、 彼は召使にあちこち探させた。途中で出会った老人が召使に尋ねた。「どこへ 行くのかね、そして何を探しているのかね」。「主人の馬を探しているのです」。 召使が答えると。老人は「わしは馬がどこにいるか知っておるよ」という。「では、 どこにいるのですか」と尋ねると、老人は答えた。「ギベル山だよ。私の主人の アーサー王がその馬をもっておられる」と。その山はエトナと同じく炎を吹き上げて いた。老人はいった、「お前の主人に、一四日目にあの山の宮殿に来るように いいなさい。もしお前が伝えないと、厳しい罰を受けるぞ」。 召使は戻って主人におののきながら、聞いたことを伝えた。首席司祭はアーサー王の 宮殿に招かれたことを聞いて笑いとばしたが、やがて病気になり、指定された日に 亡くなった。この話はボンの聖堂参事会員をしているゴットシャルクから聞いた話 だが、彼はそのときパレルモにいたという。 当時、火山は煉獄の入り口と考えられていた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch