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◆息子がオカマに…ムスコ返して!◆社会◆スポーツ報知
一人息子が性転換したことが理由で「家族のきずなが壊れてしまった」として、中国・福建省福州の夫婦が、性転換手術を施した同州の病院を相手取り、損害賠償と再性転換手術を求める訴えを起こしていたことが12日、分かった。
地元紙の羊城晩報などによると、一粒種の息子と連絡が取れなくなっていた夫婦は、偶然見ていたテレビ番組で息子を発見した。しかし、息子は“女性”として番組に出演していた。
夫婦は、息子が手術によって“ムスコ”を切断したことを知り、がっくり。息子が連絡を絶ち家族のきずなが断ち切られたのは「性転換手術が原因」だとして、訴訟を決意した。
夫婦は親類らとともに360万ドル(約4億2000万円)の賠償と再性転換手術を要求。息子のムスコを返せ!と、病院で、11日間にわたって座り込みも行った。警察によると、病院では数回にわたりもめごとが起きたという。
中国では、「一人っ子政策」により少子化が波及している。とりわけ農村部では、男子の出産が望まれる傾向にある。妊娠時に性別検査を行い、女子の場合は中絶手術を行うケースも多い。これらの影響で、中国の男女出生比率の偏りも指摘されている。
(2006年12月13日06時05分 スポーツ報知)
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