09/11/17 20:12:29 BlQvuICL
昔、結婚して数年後に骨髄バンクに登録した。
『本気』を読んで影響を受けたのと失業して時間があったという軽い気持ち。
妻は、「心配だけど登録だけなら」って感じで、
親も「奥さんが良いって言うなら」といった感じで、とりあえず承諾を貰う。
こどもが生まれて小学生にあがった頃に、ドナー候補のお知らせが来た。
会社はOKだったけど、妻と両親に反対された。ありがちかもしれんが、
「こどもが大きくなって手がかかるのに手術で何かあったらどうするの?」
といった理由だ。困ったなぁと思いつつ話し合った末、断りの電話をした。
コーディネーターさんに
「候補は複数いますし、今回断ったとしても自分を責めたりしないで下さい」
みたいな事を言われ『自分を責めない』という言葉に猛反応してしまった。
「自分を責めないってどういうことだろう?」
「自分を責めてみるべきじゃないのか?自己批判すべきじゃないか!」
「本当は候補は1人だけで、提供を待ってる人が亡くなったら・・・」
「なんでそんな軽い気持ちで登録したんだ!」
「簡単に断って、悪いと思わないのか?」
いろんな感情が(電話を切るまでの数十秒で)一気にこみ上げてきて、
呆然としてしまった。数年たった今でもトラウマとして残っている。
白血病で亡くなった方の話を聞くと、今でも思い出して涙を抑えられない。
スレチ・長文すいませんでしたm(__)m