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新人ではない堀北真希、朝ドラヒロインに起用された本当の理由 (夕刊フジ)
来年4月から始まるNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロインを演じる女優、堀北真希(22)。
同世代の若手女優では頭一つ抜きんでた堀北起用は何が狙いなのか。
「今までで一番、緊張とプレッシャーを感じる」と制作発表で武者震いした堀北。「みなさんの1日が笑顔で始まるように、
精いっぱい演じたい」と気合は十分だ。
この「梅ちゃん先生」、単なる朝ドラの1作ではない。東日本大震災を受け、テーマに「復興」を掲げているだけに、ヒロインは実力派しかありえなかった。
NHK岩谷可奈子チーフプロデューサーは「彼女の細い体からは想像のできない芯の強さとたくましさ、どこかなつかしさを感じるひたむきな演技が、
昭和の復興期を描くこのドラマには欠かせない」と起用の理由を説明している。
もともと朝ドラは若手女優の登竜門だったが、最近では演技力と人気を兼ね備えた“定番女優”の起用が増えてきた。「『純情きらり』の
宮崎あおいがきっかけで、放映中の『おひさま』の井上真央、次回の『カーネーション』の尾野真千子にいたってはテレビ界では
世界屈指の『イタリア賞』受賞作で主演。カンヌ国際映画祭でも知られた存在で、朝ドラヒロイン史上、最強の演技力の持ち主。
数字(視聴率)を取りにきてます」(テレビ誌編集者)。
井上の好演も手伝って「おひさま」は視聴率好調。尾野からバトンを受け継ぐ堀北だが、プレッシャーはどうか。
映画評論家の望月苑巳氏はこう分析する。「女優には『静』と『動』の人がいて、堀北は『静』のタイプ。ブレイクしたテレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』
でも笑わない無口な役だった。しかし芯が強くてけっこう器用な“カメレオン”女優で、NHK大河ドラマ『篤姫』の和宮役でのしっかりした演技は
素晴らしかった。朝ドラではさわやかな風のような笑顔が、エコの時代にぴったりかも」
活躍しだいでは、大河ドラマでの“単独ヒロイン”の道が拓ける。
[ 2011年7月4日17時00分 ]