11/02/01 12:54:36 0R8Oo/VF0
2011年。鉄塔の下でたたずむふたり。
里子「ねえ、あなたはどこの大学を受けるの?」
平太「俺は、○○大学だよ」
里子「あら、私も同じ大学なの。二人とも合格できるといいな」
平太「大丈夫。二人とも合格できるよ」
里子「えっ?どうして断言できるの?」
平太「う、うん。俺には予知能力があるからね」
里子「あなたって、不思議な人・・・」
平太「そうかなぁ」
里子「大学に合格したら、あなたのことをもっともっと知りたいな」
平太「えっ?」
里子「私、家に帰って勉強するから。じゃあまたね」
少し頬を赤らめながら、里子は去っていった。
平太は、未来の妻の後姿を見つめるのだった。