11/01/29 14:29:30 tSgwe5KX0
昨夜、東宝試写室にて、「神様のカルテ」を見てきました。
8月27日公開だそうで、まだ手直しがあるかもしれないとのことでした。
これ、本屋さん大賞作品ですよね。
それは知っていたのですが、原作はまだ読んでいなかったので
どんなストーリーか分からないまま観させて頂きました。
もちろん、まだまだ公開が先なので、ストーリーは語りませんが感想だけ。
この映画、ほのぼのというか淡々としています。
長野県が舞台。
地方の総合医療の現状と、大学病院の最先端医療。
末期がん患者の扱い方などがメインテーマに描かれています。
私は、医療関係に従事しているわけではないけど、
どちらの病院にも一長一短があるわけです。
もっと掘り下げて、それをテーマにしてもよかったのでは?
櫻井君の葛藤している演技は◎でした。
そして、登場人物が多いです。
夫婦愛を謳いたいのか、医療現場でのチームを謳いたいのか、
一緒に暮らしている人たちとの関係を謳いたいのか、
登場人物が多すぎて、いったい何にスポットを当てたいのか
明確にされていません。
全体を通して、ひととのつながりを見つけ出して欲しいという意図なのかも知れないけど
登場人物が多すぎるために起こる掘り下げの低さが残念でした。
これもまた、嵐の櫻井くん目当てのファンが行くんだろうなー。
私は、全く泣かなかったのですが、一緒に行った人は感動して泣いていましたよ。