10/11/24 08:17:13 W9tkraI5O
Q1
父はその会社で販売していた薬を服用中に死んだの。その薬はまだ日本では無認可のものでね。
だから徹底的に戦って、社長に罪を認めさせてやろうって誓ったの。…でも、社長に初めて会ったときに言われたの。
“うちの会社で働かないか。うちで働けば、君が知りたい事も今よりずっと分かるようになる…それに生活も保証される。
一石二鳥だと思わないか?”って。最初の頃はね、会社に入って中からボロボロにしてやるって意気込んでた。
でもね、働いているうちに社長を憎む気持ちが少しづつなのかな…薄れていくの。
社長にも家族があって、大勢の社員がいる。それを全てぶち壊す権利が私にあるのかなって…。
Q2
久しぶりに会ったからって何でそんなに他人行儀なわけさっきから~? (相手:高校の時もそれほど親しくなかったので…私たち)
もうちっとも変わってないんだから~。あんたさ、私の事嫌いだったでしょ? (相手:…どちらかというと)
気が合うよね~、あ~た~し~も~(笑)。あんたはいつも1人で本なんか読んじゃって、クラスで浮いてても全然気にしないって顔してた。
Q3
(相手:健ちゃんは、どうしてそこまであの人の事を…?)
自分が人にやれる事がもしあるなら、それはやるべきだと思うんだ。それに人のために何かやる事って、
結局は自分のためでもあったりするし…ほら自分の成長とかな。…これも何かの縁だ。
Q4
うちの工場、もうやっていけないなってとこまで追い込まれてるの…。
そこへ外国から風力発電の図面が来て、本当に嬉しかった。コンピュータじゃどうしても上手くいかないって、
うちの社長の手作業に任せてみたいって…“やります”って言った。10日以内に絶対にものにしますって。
取りかかる寸前に(社長が)倒れたの…脳梗塞。軽かったけど、右にマヒがあって…微妙な図面だけじゃない仕事はとても出来ない。
(だから)助けてってお宅に伺ったの…あれ3日目、今日6日目。あと4日しかないの…。
Q5
でも嬉しかった…“ガンバレ”…凄い嬉しかった。
(相手:いやあれはさ、仕事でマジック持ってて、ちょっとマジックちゃんと出るかな~って…)
私にはそんじょそこらのガンバレとは違ったのよ。でもなんで口で言わないのガンバレって…。
(相手:苦手で…) 調子いいこといっぱい言うくせに(笑)。