11/02/03 16:40:59
>>888
1次元ラインセンサによるプッシュブルーム方式で画像を取得するのはコピー機と同じで、
その意味で812ではシャッタ(電子シャッタの意味)と書きましたが、地表を高精細に
スキャンしようとするほど光量が問題になりませんか?
これが高速コピー機なら、光量を上げれば解決する問題ですけど。地表はそうはいかない。
だいちは70km幅を2.5mで分解。14,000画素(開口系30cm 横は60cmで集光増)
ALOS-3が50km幅を0.8mで分解。62,500画素(ALOSより大型化して軸外し3枚鏡+折り返し鏡で開発中)
ASNARO 10km幅を0.5m以下で分解。20,000画素(有効経66cm反射鏡を予定)
だいち→ALOS-3で1画素の面積が1/9
だいち→ASNAROでは1/25に縮小
一方で、光学系の集光力は4倍程度にしかなっていません。
対物鏡を大きくするか、CCDの感度を1桁上げないと口径66cmのASNAROで
集光出来るのだろうかという疑問です。
感度を稼ぐために、20,000画素x5画素ぐらいの2次元FT型CCDを登載して、地表スキャンに追従するように
16kHz水平転送して5回多重露光した後に垂直転送で読み出しをしているのかななどと愚考してました。