11/08/19 14:19:48.58 VuWGY8FN
超新星の際、星がその命運の終わりに着くと、500億度を超える高温高圧を保つ恒星の中心では鉄の光崩壊が行われる。鉄はその多くがヘリウムと中性子に分解される。
また、同時に電子捕獲も行われ、陽子が中性子に変化する。これらの結果、恒星の中心部は最終的に中性子の塊に変化していく。中性子の芯は冷え始め、中心部から外へ向かう圧力が減少し、収縮し始める。
そこに重力によって外部の鉄原子がなだれ込み、中心の芯と衝突する。このとき衝撃波が発生し、衝撃波は冷えた中性子の核から発せられるニュートリノで増幅され、これによって恒星は爆散する。