10/10/10 04:47:53 pBA0wxwZ
>w8HnCzoI
文章は上手いし、「はやぶさ」への想いが伝わってくるいい話だとは思いますが、
基本的なところで間違いが目について感情移入するまでには至りませんでした。
>担任の先生が星や宇宙が大好きで、ホームルームのとき僕たちみんなに君の
>出発のことを教えてくれたんだ。僕はそのとき初めて君のことを知った。
>イトカワという小惑星も初めて聞く名前だった。
イトカワが命名されたのは、はやぶさが打上げられてから数ヶ月後です。
>君は着地寸前にイトカワの地面が岩のように硬いことに気づいたはずだ。
>そして、直径1cmの弾丸を発射するくらいではとうてい採取不可能だと判断した。
弾丸を発射するのは、まさに小惑星の表面が硬い岩でも試料を採取できるように
するためです。弾丸以上の衝撃を発生させるような勢いで本体ごと岩盤にぶつかったら、
その時点ではやぶさは粉々になっていたでしょう。むしろ表面がレゴリスに覆われて
いたからこそ化学燃料スラスタが故障する程度のダメージで済んだし、舞い上がった
レゴリスがサンプルキャッチャーに到達した可能性もあるのです。