【PLANET-C】金星探査機あかつきPart4【明星】at SKY
【PLANET-C】金星探査機あかつきPart4【明星】 - 暇つぶし2ch102:名無しSUN
10/09/06 23:48:01 HVZJ0UZ3
>>99
IKAROS誕生秘話だよなぁ。

実証実験用の相乗り要望はたくさんあるけど、
ほとんどは地球周回軌道を望んでいて、
PLANET-Cの相乗り募集時に応募できなかった。

IKAROSは逆に惑星間軌道に投入されないと意味がないので、
H-2Aではなかなか機会が無く、PLANET-Cの打ち上げがH-2Aに変更になったのは
朗報だったと。

しかも、相乗りなのに500kg近い重量割り当てをもらうことが出来た。
運のいい実証機なんだってさ。


PLANET-Cの打ち上げまでに開発が間に合わなかったら、
死重としてそのまま搭載しないといけないので、
遅延が絶対に許されないことが唯一の懸念だったそうで。

しかし、メインの積荷の重量よりその他の積荷の総重量のほうが重いってのも珍しいよな。

103:名無しSUN
10/09/07 00:09:12 27k8iJb7
今日も19時ころ歩いていたら金星ちゃんは綺麗に輝いていたけど
どす黒い雲が金星ちゃんに襲いかかろうとしていて
金星ちゃんが「あかつきくん助けてぇ!」なんて言ってる場面を想像してしまった。

104:名無しSUN
10/09/07 00:57:15 Fy5awNhJ
>>102
もしM-Ⅴが廃止されず現在も運用中だったら、当初の予定通りあかつきは
M-Ⅴでの打ち上げだった訳で、余剰推力のないM-Ⅴではイカロスを搭載する
余裕はなかったはず。従ってイカロス打ち上げの機会はもっと先になり、
今年12月打ち上げ予定の米国惑星協会のソーラーセイル衛星に世界初の
栄誉を取られたはず。偶然とはいえ結果的にM-Ⅴ廃止がプラスの方向に
向いた事を思うと内心複雑な気持ちになってしまう

M-Ⅴ廃止には未だ異論は多いだろうけど、H-ⅡA打ち上げに変わった事で
惑星探査機打ち上げでの条件緩和や余剰推力を使ったデュアルローンチによる
ペイロード枠拡大は衛星・探査機ユーザー側には福音の方が大きいと思う
今とこれからの宇宙研の惑星探査や科学ミッションにはM-Ⅴはやっぱり中途半端
かといってH-ⅡAでは大きすぎて使い勝手が悪い
今は無きGXクラスのロケットか、1トン前後を惑星間空間へ飛ばせる程度の
M-ⅤのVerUP版ぐらいが、ジャストフィットだったんじゃなかろうかとふと思う
イプシロンとH-ⅡAの間を埋めるクラスで自由に「下手物」を打ち上げられる
ロケットが欲しい

105:名無しSUN
10/09/07 05:03:59 JOfX7d4c
あかつきをH-2Aに乗せるには「軽すぎる」という問題が
イカロスとイプシロンを産んだのはありがたい

106:名無しSUN
10/09/07 06:27:08 cZiLBj2n
>>104
イプシロンはM-Vクラスの性能向上Ver.が想定されているよ。
でも機種の多様化はコストを押し上げるからな。どうなるか。
H-IIAの2022や2024の打ち上げも、好きだったんだけど。

107:名無しSUN
10/09/07 08:25:33 nbrAS6eH
つまり日本の宇宙開発という面から見ても
あかつきくんがとってもいい子だということですな。

108:名無しSUN
10/09/07 08:25:44 ZT9N/+x/
ISASだと予算的に、大きいロケットは持て余すんじゃね?

でもM-Vクラスで開発してる衛星(まだあるのかな?)は
これからどうするんだろうね。

109:名無しSUN
10/09/07 08:41:40 Xiz87UWy
>>106
SSBの空中点火は神だよな…
SSB4つ搭載時の空中点火のかっこよさには鳥肌が立つ。

コストは、外国の打ち上げ需要をなんとか受け入れて多発化できれば…orz

110:名無しSUN
10/09/07 09:12:12 Fy5awNhJ
>>108
地球周回程度の衛星ならM-Vはちょうど良い感じだが
今後予定されている大型科学ミッションには力不足
特に惑星探査機打ち上げは、のぞみの頃からM-Vは力不足と言われていた
血がにじむような減量対策でようやく打ち上げに至ったのはいいが
過酷な減量で冗長性が犠牲になり、後は恐るべき旅路そのものになってしまった
はやぶさも、予算の影響も大きいがやはりM-Vの縛りは厳しかったと思う
しかし、H-ⅡAは宇宙研が実施するミッション規模では高価でオーバースペック
ここ10年ぐらいで地道に研究の規模が大きくなったが、
やる事に見合う乗り物がついていかなかった感がある

111:名無しSUN
10/09/07 09:24:12 Fy5awNhJ
>>109
日本も他の国を見習って単年度調達を止めて複数年複数調達契約にすれば
安くなるんじゃないかなと思う。20基ぐらいまとめて調達すれば
メーカーも下請けも生産ラインを維持して量産効果が出るよう工夫してくるはず

聞くところに依れば三菱的にはH-ⅡAは年間3基でようやく採算ライン
なんだそうで、そのうち2基は官需で残りは民間から受注というのが
目標だそうな

112:名無しSUN
10/09/07 09:53:24 Xiz87UWy
>>110
今後は、一機のH-ⅡAやH-ⅡBに2機以上の探査機を搭載するか、
潤沢に予算を確保して余剰ペイロードをあまり出さない大型探査機を開発するしか方策が無いねぇ

前者は2つの探査目標の選定が難しいし、後者予算確保の面で問題があるが…


>>111
海外に輸出できるとまた違ってくるんだろうけど、
買ってくれそうな国ってあったか…

113:名無しSUN
10/09/07 10:17:09 Xiz87UWy
ふと思ったが、H-IIAってSRB-Aなしじゃ打ち上げできないのかな
もしくはもっと極端に二段目無しとか…
でも、そういう風にペイロード削れるなら、とっくにやってそうだから、やっぱり無理なのかな…

114:名無しSUN
10/09/07 10:58:34 QTuyvyNr
>>113
前者では離床できず、後者では弾道飛行しか出来ない

115:名無しSUN
10/09/07 11:23:20 Xiz87UWy
>>114
げ、逆に打ち上げ能力不足ってことになるのか…orz

やっぱり現状では多機同時打ち上げか、大型探査機打ち上げしかないのね
その点ではあかつきは幸運だったなぁ
ちょうどいいところにイカロス計画が転がり込んできたんだから

116:名無しSUN
10/09/07 12:51:21 Fy5awNhJ
>>113>>114
下段をSRBのクラスタかM-Vの一段目にして二段目以降を
液体推進剤ロケットにして加速・誘導性能を稼ぐ事ぐらいか

例えばSSBを追加したイプシロンにLNG推進系を二段もしくは
三段目に採用するとか・・・

117:名無しSUN
10/09/07 13:12:36 jDi9nSBM
いつの間にかロケットスレになってる件

118:XY-?
10/09/07 17:20:22 yD/Csfg9
話題は火星探査に勝手に戻して、大気超循環と逆自転に移します。
個人的にはこの二つの現象を結び付けたくなるが、ここでは分ける。

先ず、大気の超循環は、金星以外に土星の衛星のタイタンの大気でもあるらしい。
それに、木星や土星等のガス惑星の表面大気も超循環と考えられる。
確か木星の大気は半日で一周し、土星も同様らしい。
木星の金属水素の固体表面がそんなに高速で自転しているとは思えない。
これらのことから、大気超循環は金星特有の偶然現象でなく、
何らかの普遍的な原理がありそうです。
それが何であるかは、残念ながら従来の知見では推し測れないです。


119:XY-?
10/09/07 17:22:10 yD/Csfg9

>>118 つづき

次に、金星の自転の異常さの話題です。

惑星  軌道傾斜角(度)  赤道傾斜角(度)

水星  7 0
金星  3.4 178
地球  0 23
火星  1.9 25
木星  1.3 3
土星  2.5 27
天王星 0.8 98
海王星 1.8 30

この各惑星の赤道傾斜角の比較から、金星の自転は異常です。
確か金星の自転は243日で1回転し、自転の向きが他の惑星とは逆です。

この表を別の観点から見れば、金星の赤道傾斜角は僅か2度であり、
自転は金星の1公転に対して逆向きに1回転あるかないかです。

太陽系の形成理論ではこの僅かな「逆回転」が説明し辛く、
自転軸が180度近くひっくり返ったとする必要があります。
しかし自転軸は金星形成当時から変わらず、
自転の向きが時代により順向逆向ふらついていると考えることもできる



120:XY-?
10/09/07 17:27:01 yD/Csfg9

>>119 の続き

多分、金星の表面に近い部分の地殻は入れ替わり更新が激しく、
また分厚い大気も手伝って太陽との潮汐力が大きいと推定できます。
その潮汐作用の結果、ほとんど太陽に同じ面を向ける状態になったと思われる。

潮汐作用は予想外に大きく、公転自転の同期状態を少しとおり過ぎたと考える。
それが、現在みられる火星の逆自転であるかも知れない。

これから徐々に逆回転速度が減り数百万年後に自転が公転と同期する。
その後更に数百万年かけて順回転への移行と減少が有って再び同期する。
このような過程を繰り返して最終的には自転は公転に同期する。
現在の地球と月の関係がその最終同期である。

ここで言いたいことは、現在の金星の逆自転は、公転自転の最終同期に至る
途中過程の一部を見ているに過ぎないことです。
もちろん大雑把な推測か妄想であって、真実は不確かです。


121:XY-?
10/09/07 17:33:20 yD/Csfg9

>>119 表の修正整理

惑星  軌道傾斜角(度)  赤道傾斜角(度)

水星  7       0
金星  3.4    178
地球  0      23
火星  1.9     25
木星  1.3      3
土星  2.5     27
天王星 0.8     98
海王星 1.8     30


122:名無しSUN
10/09/07 18:55:41 JOfX7d4c
>>106-109
2024より、204のほうが安いんだもんな~
そりゃ三菱重工もやってられないよな~w
SSBかっこいいけどさ~


>>112
H-2Aロケット進化の歴史

きく8で204に初成功
H-2Bで、SRB-A4本にさらに慣れる
かぐやで初めて、人工衛星ではなく探査機打ち上げ
あかつきで、低軌道で大学衛星分離、再着火であかつきイカロスを打ち上げ
ここまで来た

最終目標
204で大型衛星を2機相乗り打ち上げ、または本格的衛星と探査機相乗り打ち上げを無事成功させる




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