10/06/24 12:58:25 gV+Zc9uo
>>207
7×50で考えてみると、宮内アドラ(対物F:3.4)のような短焦点コンパクトタイプでの広視界化はどう考えても無理なので、
ぎりぎり対物F:4とした場合(それでも難しいだろうが)、F.L.200mm、接眼焦点距離28.6mmとなる。
28mm80度の接眼とは天体望遠鏡で言うところの2インチサイズで、これのペアのみで約1kgにはなるだろう。
さらにそのアイピースに光束を導くプリズムも当然2インチクラスに準ずるものが計4個必要となり、
それらを納めるようなプリズムハウスの大きさ・重さも想像が付くというものだろう。
>プリズムの大きさは変えずに、屈折率の大きな硝子とか、
>全反射しきれない部分は、誘電体多層膜コートで逃げるとか
残念ながら上記のような次第で、まず必要とされる接眼レンズそのものの大きさを想像してみるといい。
28mm80度の視界を満たす大直径の視野レンズとそれに見合った開口径の視野絞り環だよ。
従来機種と変わらないプリズムの大きさではどう逆立ちしてみても無理なことは明らか。屈折率云々の問題ではない。
あと可能性として考えられるのはミラー系の応用だが、今度は入射角の問題が出てくるのでこれも難しいだろう。
むしろ実現の可能性としてはダハタイプの方がずっとあり得る。当然、超高価だろうが・・・・。