10/06/24 08:42:17 gV+Zc9uo
>>199
よくこの種の書き込みをする奴いるけど、実視界を規定する理屈がわかっているのかね?
望遠鏡の実視界は倍率でも射出瞳系でもなく、接眼側の視野絞りの直径によって決まる。
ということは即ち、対物側から接眼レンズに向けて射出される
プリズムの光束直径に左右されるということになる。要するにプリズムの大きさ次第となる。
射出瞳系7mmを維持しつつ70~80度もの見掛け視界を得ようとするならば、
とてつもなく巨大なプリズムハウスとナグラー級の大型接眼レンズ系が必要となり、
手持ち用の双眼鏡としては殆ど実用をなさなくなる。(勿論相当に高価にもなる)
かつてニコンが10×70、宮内が7×50で頑張って広視界の機種を販売したことはあったが、
それでも見掛け視界は65度程度が限界だった。その後この種の製品が各社から販売されていない
ことからしても、機能的な無理とコスト上の無理が重なったものと思われる。
7×50:80度で重量3kg、価格50万円の双眼鏡をあなたは購入する意思があるのか?