09/10/24 22:04:56 mhxhMgOF
三鷹から帰還、途中の新宿で少々お遊びが過ぎてこの時間になっちまった。
講演の内容を箇条書きでつらつらと。
・最初の講演は家正則先生、望遠鏡の発達の歴史と関わった人物像、そしてすばる望遠鏡と30m望遠鏡について。
・今年の公開日のパンフレットの表紙は、その歴史上の天文学者の似顔絵。
これを描いたイラストレータの藤井龍二氏が講演会場に、家先生から紹介されて、ごあいさつ。
・今日、10月24日はティコ・ブラーへの408年目の命日。
・2001年、ティコの遺髭を調べた科学者が、髭から大量の水銀を検出。
弟子のヨハネス・ケプラー陰謀論。
・宇宙の謎、暗黒トリオ(物質、エネルギー、エイジ)。
正体が分かっている物質は4%、他は暗黒物質(23%)、暗黒エネルギー(73%)
科学分野の研究予算は正体不明なものを優先して、この構成比で割り振るべきだ!…
と、いう天文学者達のジョーク。
・天文者は水素とヘリウム以外は重元素、ヘタすると金属元素と呼んでいる。
こんなことを言うと、化学者に怒られそうだ。
・宇宙の夜明けの時期、原始銀河から放たれたライマンα輝線をもつ天体を探せ!
すばる望遠鏡に装備する、世界でたった一枚のフィルタが遠方銀河観測の最遠記録を作った。
以来今日で1136日目、まだこの記録は破られていない。
・遠方銀河観測のランキングは12位まですばるが独占。
(あれ、いつの間に?、ちょっと前までケックの記録が8位ぐらいに入っていたと思ったが…)
~続く~