11/06/13 17:50:41.50
>972
自己の限界を知っている人間は、そう多くない。
そもそもヤンが気にしていたのは人目じゃなくて、歴史的正当性に自分の
行動がかなっているかという事だし。だからラインハルトを殺したくなかった。
自由惑星同盟はともかく、帝国の人民にとってはとんでもない不幸を招く
訳だからね。
理想的には戦術的にチェックメイトである事を認めさせて、自由惑星同盟、
あるいはその一部の独立を保証させるなんて事ができたらヤンも満足だった
ろう。まぁ政治家が無能すぎて無理だったろうけどさ。トリューニヒトが
居なければ、ヤンに対し停戦命令を出さなかった可能性すらある訳で。
「例えハイネセンが滅ぼうとも、自由惑星同盟は滅びず」とか別の意味で
自己陶酔の極みだけどさ。