10/11/20 18:32:00
・ヤンの5000隻は正規艦隊ではなく、弱体だった
・ヤンの「帰宅」を看破したミュラーは、ヤンの回廊到達に先行して回廊全体を宙域管制(スペース・コントロール)下に置くことができ、戦闘開始前に既に戦術的優位
・ヤンには要塞駐留艦隊との合流を急ぐ(合流しなければ勝てない)戦術的命題という弱点があり、ミュラーらには無い
・ミュラーらには地理的に増援の自由という優位がある
その上でIFを考えてみると、
ミュラーは同盟方向から帰宅してくるヤンに備えて、回廊に伏兵と警戒網を形成
看破した通り回廊の有利な位置でヤン5000隻を捕捉したミュラーは、その位置で伏兵攻撃、その後戦場をその宙域に設定し防御専念、ヤンの移動を縛り付け
ヤンの位置・戦力の正確な情報を得た上で、ケンプはイゼルローンを牽制したまま、適量の増援を派兵
ヤン5000隻は史実の前後挟撃ではなく、単なる戦力分散という格好になり、各個撃破の好餌
なんて流れじゃないかな
史実と違うのは、ヤン5000隻との戦端が開かれた場所が、イゼルローン近辺ではなく、
もっとずっと早い時期、回廊入り口あたりになっただろうということ。
この位置では、要塞駐留艦隊との合流はかなり厳しいし、史実のような挟撃とはならなかっただろう。