11/07/02 23:25:02.30
20数年前に小学校の図書室で読んだSF短編集の中の1編です。
人を形成する原子には結構隙間があり、
その隙間を活用する事で
人とぶつからずに人ごみでも通り抜けられる身体になる、
という装置を使ってみたら重力の影響で下に向かってすり抜けてしまった、という話です。
残された仲間は、地球の反対側まで抜ければ、ふたたび重力の影響で戻ってくると考え、
その時を狙って装置を使えば助けられると考えて時間を計算したりして待っていました。
1度では成功せずに何度か行ったり来たりしてしまいましたが。
どなたか、おわかりになるでしょうか。