11/05/06 21:22:46.21
作者は光瀬龍や眉村卓といった渋い作家ではなく、
軽いノリを売りにした路線で行った人だと思う
コメディ色が強いファンタジー活劇
主人公の若者が大排気量の単車(外車)のオンボロを譲り受ける
車種としてはかなり貴重らしく、親しい自動車整備工に打ち明けると喜ばれる
しかし整備工がいざ実物を見ると、あまりの傷みっぷりにがっかりする
それでも月日をかけて整備を進めると、単車は次第によみがえっていく
走行可能な状態まで復元された頃、単車は意志を持ち、主人公に話しかけてくる
実は元々人格を持った単車だったものが、朽ち果てて仮死状態になっていた?
単車は、跨った主人公ごと自動車の国(異世界)へ跳ぶ
自動車の国では単車と四輪車が抗争を繰り広げていた
主人公と相棒の単車は、単車勢力に与し、四輪車の刺客を撃退していく