11/01/27 23:32:58
>>276-278
> つまり座標変換しても運動方程式は変わらず、物理の
> 法則は不変の形をとる。どんな場合でも相対的でなければ
> ならないということだが、これが非慣性系でも適用できると
> なれば、
ここが違う
「ガリレイの相対性原理」は相対性原理のひとつで、ガリレイの相対性原理は一般座標変換ではなく、
ガリレイ変換(で変換する慣性系間)に対して不変であれ、という要請
だから、
> 非慣性系の場合、ガリレイの相対性原理は成立しない。
の通りというか、そもそも非慣性系に付いて述べていない
ニュートン力学でいえば、慣性系では物体の加速と力の関係が、
運動方程式 ma=F で示される
これにガリレイ変換を施しても(別の慣性系で考えても) ma'=F と、同じ形になるから、
ニュートンの運動方程式はガリレイの相対性原理を満たしているという
これをたとえば慣性系に対して加速度がαの並進加速系に変換するとこの形を保たないで、
ma=F-mα のように異なる形で表せるということになる
列車の例では加速中は後ろへ、減速中は前へ向かって力を受けるように感じる
回転座標系でもまた別の形になる