11/02/10 19:34:26
>>216
質量dmの微小部分の角運動量の大きさはr^2ωsinθだけど、その向きは微小部分ごとにばらばらだよね?
だからその和(積分)であるところの全体の角運動量の大きさは、各角運動量の大きさの和にはならない。
そこで、全体の角運動量が自転軸の方向を向くことは容易に想像がつくから、微小部分の角運動量の自転軸方向の成分を計算して積分すればよい。
(r×(ω×r))・ω =(ω×r)・(ω×r)=ω^2r^2sin^2θ
よって自転軸方向成分はωr^2sin^2θ