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- 重慶:市民に「災いの前兆」の声…1晩に雷が5738回 -
重慶市の空が10日夜から11日にかけて、荒れに荒れた。同市雷被害防止センターによると、
10日午後10時31分に最初の電光を観測してから、約9時間後の11日午前7時33分までに、電光5738回、
落雷310回を観測した。市民の間には「災いの前兆では」との声も出て、市当局の専門家が否定した。
中国新聞社が報じた。
おおむね10秒間に1回の雷が、一晩中続いた。冬の雷は珍しく、古くから「立冬(11月6日ごろ)を
過ぎてからの雷は不吉」などの言い伝えがあるため、「災いの前兆か」と感じる市民も出た。34歳の
女性も「冬の雷は生まれて初めて。気象変動なのだろうか」と不安をあらわにした。
市の気象専門家は、「重慶市で冬の雷が珍しいことは事実」と述べた上で、「単なる自然現象。
不吉なことではない」と説明。重慶市は11月にしては、暖かい日が続いたが、「寒冷な空気が南下して
きた。今後は数日をかけて気温が徐々に下がり、寒冷な大気に上空が全面的に覆われると同時に
雷は少なくなる」との見方を示した。
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◆解説◆
中国共産党は「科学的社会主義」を理念にしている関係で、“迷信”の打破に力を入れてきた。
しかし庶民の間では、「天変地異」と人間界の動きを連動してとらえる感覚が根強い。例えば1976年
7月28日の唐山大地震を同年9月9日の毛沢東主席の死去や、同年1月8日の周恩来首相の死去と
結びつけて語る人が、かなりいる。(編集担当:如月隼人)
ソース : サーチナ 2010/11/12(金) 10:07
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