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フィリピン北部に台風13号上陸、農作物に壊滅的被害も
［マニラ １８日 ロイター］ 大型で非常に強い台風１３号が１８日、
フィリピンのルソン島北部に上陸し、停電や通信障害、航空便の欠航が発生
したほか、収穫が近い米作への被害も懸念されている。これを受けて、
州政府は同地域に災害宣言を発令した。
台風は同日午前１１時２５分にルソン島北東部のイサベラ州に上陸し、
夕方過ぎまでに西南西に進行。中心付近は風速は時速１８０キロに上ると
いう。
気象予報機関トロピカル・ストーム・リスクによると、台風１３号は最高
レベルの「カテゴリー５」で、同島北部の山間部では時速２５０キロの最大風
速も記録された。
災害当局は記者団に対し、「停電が起きているほか、収穫が近い農作物が
壊滅的被害を受ける可能性がある。天候の回復を待って調査をしたい」と述
べた。
この台風でこれまで１人が死亡したほか、けが人もわずかに報告されてい
る。一方、通信当局によると、イサベラ州では通信手段が最大９０％不通に
なっているという。
URLﾘﾝｸ(jp.reuters.com)
最大風速２５０キロって何？