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近く新規着工を判断 整備新幹線で国交相示唆
2011年11月26日
北陸新幹線の金沢－敦賀など整備新幹線の未着工区間について、前田武志国土交通相は２５日の記者会見で、
「安定的な財源見通しや投資効果などの検討を進めており、ほぼ最終段階まで来た」と述べ、近く新規着工するかどうかなどを判断する考えを示した。
新規着工する場合の５条件は
（１）安定的な財源見通しの確保
（２）収支採算性
（３）投資効果
（４）営業主体としてのＪＲの同意
（５）並行在来線の経営分離についての沿線自治体の同意。
北陸の場合、金沢－敦賀の建設費は８０００億円規模が必要とされている。
前田国交相は、沿線が新規着工を求める北陸と北海道、長崎の３路線について
「３区間で５条件の評価に多少の差異はあるが、それぞれ熱心に取り組んでもらっている。できるだけ早期に結論を得る。そんなに長くならない」と、判断が近いことを示唆した。