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<手りゅう弾>水道管工事現場で新たに299個 北九州
毎日新聞 6月16日(木)9時39分配信
旧日本軍の手りゅう弾が大量に見つかっている北九州市小倉北区浅野2の水道管工事現場で15日、
新たに299個が見つかり、陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地(佐賀県)の爆発物処理隊が回収した。
いずれも、同型(高さ約7センチ、直径約4センチ)で信管はなく、爆発の恐れはないという。
14日には832個が掘り出されており、計1131個となった。
福岡県警小倉北署によると、15日午前9時半ごろ、
作業員が重機で掘削中に大量の手りゅう弾を発見した。
市は16日、金属探知機を使って周辺の地中についても確認する予定。
市港湾局によると、現場は、大正末期~昭和初期、実業家の浅野総一郎が埋め立てた土地の一部。
戦前には住宅地が並んでいたとの資料もあるという。
また、現場の約1キロ南西には戦時中、陸軍の兵器製造工場(小倉陸軍造兵廠(しょう))がある。
市自然史・歴史博物館の日比野利信学芸員(近現代史)は
「造兵廠で製造した手りゅう弾を終戦直後に廃棄した可能性はあるが、なぜこの場所かは分からない」と話している。【高橋克哉】