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大相撲 夏場所開催を協会に要請 横審が臨時会合
毎日新聞 3月10日(木)20時57分配信
日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(委員長=鶴田卓彦・元日本経済新聞社社長)は10日、東京・両国国技館で臨時会合を開き、
全会一致の意見として、八百長問題で無期限中止となっている本場所を5月の夏場所(両国国技館)から再開するよう協会に要望した。
会見した鶴田委員長は、再開を要求した理由を
「八百長は『していない』と言われれば、それ以上、調べようがない。エンドレスの問題に関わっていては前に進めない。
不心得者が何人かいたかもしれないが、まじめに取り組んでいる大部分の力士を犠牲にしてはいけない。多くの国民が再開を待望しており、(再開しなければ)職場放棄になる」と説明。
「(調査は)幕引きし、5月場所開催に向けて全力を挙げてほしい」と、3月中に場所開催を決断するよう迫った。
会合で、放駒理事長(元大関・魁傑)は「努力する」と答えるにとどめたが、
村山弘義・副理事長は、全容解明を進める特別調査委員会が11日と18日に予定する会合で「何らかの結論を出すようなことがあるかもしれない」との見通しを述べたという。
また、鶴田委員長は、協会の大相撲新生委員会が再発防止策として掲げた、維持員が力士に敢闘精神があったか5段階評価する案に、「発想がくだらん。素人に分かるのか」と異議を唱えた。【藤野智成】