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巡査部長を懲戒免職 暴力団関係者から現金
大阪府警西淀川署の男性巡査部長(40)が暴力団関係者の元社長(41)に内部情報を
漏洩(ろうえい)する一方で金品を受け取ったとされる疑惑で、府警は27日、地方公務員法
(信用失墜行為の禁止)違反にあたるとして、巡査部長を懲戒免職とした。府警は、巡査部長を
同法(守秘義務)違反容疑で捜査しており、懲戒処分を先行させるのは異例。事案の重大性や
捜査の長期化などを考慮したという。
巡査部長は府警に対し「元社長を情報源にしようと思って接触を始めた」と話し、当初は
事実関係をおおむね認めていた。だが、後に「(元社長から)一切現金を受け取っていない」と
説明を翻し、一部事実関係を否定しているという。
府警監察室によると、懲戒免職の理由は、巡査部長が平成19年から今年にかけ、元社長側の
求めに応じ、車の所有者を照会し、警察車両十数台の情報を知人の自営業者を通じて伝達。約20回で
総額数百万円の現金を受け取ったほか、スーツ2着を贈られた。また、元社長の融資の連帯保証人と
なり、交際していた女性の就職を元社長に依頼したという。
巡査部長は、これまで主に暴力団捜査を担当。平成18年ごろ、暴力団が絡んだ傷害事件の捜査を
通じ、元社長と面識を持った。元社長は、約5年前まで指定暴力団山口組系組織に所属。違法風俗店を
経営しており、店周辺に警察車両がいないか確認するため情報を求めたとみられる。元社長は現在、
所在不明という。
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