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★組関係者に捜査情報、大阪府警巡査部長を懲戒免
暴力団関係者の元不動産会社役員(41)に捜査車両などの情報を漏らしたり、数百万円を
受領したりしたなどとして、大阪府警は27日、西淀川署に勤務する黒木晋平巡査部長(40)
を懲戒免職とした。
黒木巡査部長は、情報漏えいは大筋で認め、「情報源にするため、元役員に接触を図った。
間違った交際だった」と話しているが、金品授受は、「知人から預かった」などと否定している
という。府警は地方公務員法違反(守秘義務)容疑などで捜査を続ける。
元役員は違法風俗店を営業していたといい、府警監察室は、元役員が身辺に捜査が及んで
いないかを確かめるため、情報提供を頼んだとみている。
監察室によると、黒木巡査部長は、2007年1月~今年5月、元役員の知人男性(40)の依頼を
受け、捜査車両十数台の情報を府警内部の端末で調べて漏らした。06年8月~08年2月まで
約20回にわたり、自分の銀行口座に元役員側から3万~40万円の入金を受けた。さらに、
元役員が融資を受ける際の連帯保証人になったり、交際女性の就職先を元役員にあっせんして
もらったりしたなどとされる。
▽ソース:読売新聞 2011年10月27日17時58分
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