10/09/06 11:21:44
その人物は、登場時から独特のポリシーを有していた悪役であった。
その所業は道義的に決して許されるものではないが、彼には悪の魅力、悪の華というものがあった。
その彼が単なるヤラレ役、強敵の引き立て役で終わってしまうことはもったいないと思っていたが、
ここで活躍させる予想外の展開には舌を巻いた。
彼は最後まで自らの美学に沿って行動した。
もし彼が最後に改心して善人となる御都合主義的な展開ならば、彼の魅力を損なってしまっただろう。
しかし、彼は最後までブレないまま、それでいながらエドの戦いに影響を及ぼし、エドを深く理解していた。
集団主義的な日本社会では、他者に同調するか否定するかの両極端に走り、
異なる個性として他者を理解するということが不得手な傾向がある。
その点で自己の美学を保ちながら、相反する価値観の他者(エド)を理解できる彼は魅力的なキャラクターである。
URLﾘﾝｸ(npn.co.jp)
＞自己の美学を保ちながら、相反する価値観の他者(エド)を理解できる彼は魅力的なキャラクターである。
これが林田さんの自己評価であり、どんだけ暴れようが卑劣な裏工作をしようが御堂岡をおっぱらわない理由。
サヨク的博愛精神も多分に影響しているとみられる。
キチガイを受け入れてナルシシズムに浸ってる。御堂岡は林田の自己愛を「誠実さ」の表れと受け取っている。
御堂岡は相反する価値観を持つ他者。林田、北芝も同じくくり。
ブレまくりの悪役キャラこと御堂岡には最近失笑・食傷ぎみ。