11/01/25 22:08:33 0
俺も議論に参加させてー
やっぱり法律で規制されているからじゃないの、人を殺してはいけないってなってるのは!?
国(なり共同体)の成り立ちってのを考えると、
もともとは外敵からの安全と飢えからの逃避を目的として人が集まったのではないだろうか。
だとしたら、その国の長に求められるのは「富国強兵」、
現代的に言えば防衛力と経済政策(雇用の創出)がそこに集まってきた人達をまとめる鍵であり責任であると言える。
この両者の目的を達成するなり、水準を上げようとするならば、自国内で殺し合いが横行しているとマイナス要因になってしまう。
いざとなった時に兵隊が少なく、平時でも各産業の生産性が損なわれる。だから国は殺人に対しては罰則を特に重くしている。
生産性云々の関係でいえば、ギャンブルや麻薬関係も似たような理由で罰則を与えられているのではないだろうか、
ギャンブルで身を滅ぼしたり、麻薬で廃人になった人はそれほど他人に対し直接的な危害を加えていないにもかかわらず、
罰を受けなければならないことを合わせて考えてみるとヒントになるんでない。
同時に戦争で敵国の兵士を殺した場合正当化されるという話にも筋が通るんでないだろうか?
(私は今の憲法は変えた方がいいと思っている人間です)
また、道徳や倫理の側面からみると、こんなケースを考えるとどうでしょう。。。
「自分の愛する人を殺され復讐した」
復讐で殺人犯を殺すこと自体は悪として法律によって裁かれるだろうが、
その行為自体は、倫理的に、また、単純に悪と言えるだろうか。
「重病で苦しんでいる親を安楽死させた」
これも事実上、人を殺したことになると思うけど、果たして単純に人殺しとかたづけられるものだろうか。
つまり、状況によって、時には感情的に、時には理性的に殺人という選択肢を選んだとして、
その人が確固たる信念に基づいてとった行動なら、
その行動に対し、外野が倫理的・客観的に善悪の評論をしても意味が無く、
ただその本人が法律によって裁かれるというだけのことではないじゃない。