10/08/29 22:29:22 0
>>419
映画『東京島』を本日見て参りました。
まさに「その通り」の結末が予測され、結局「その通りになる」という
ストーリーです。
桐野夏生さんの原作本は読んでおりませんでしたが、映画だけで十分
面白かった・・と言えます。
「無人島に漂流した23人の男と1人の女」・・という設定自体が面白い
のですが、今時そういう無人島(救助どころか捜索も実施されない且つ「自給自足出来る)
があり得るのか?・・という「疑問」を括弧に入れたところで成り立つ「小説(フィクション)」
だとは思いますが、「例えばそういう状況に陥ったら人間はどう行動するか?」
・・・「法律も罰則も警察もないところで良心はどう機能するのか?」・・という
問題を考える(考える人にとっては)きっかけになります。
今話題の『今、「正義」について云々』という本と軌を一にするテーマであるかも
しれません。
本日は脳内睡眠物質の蓄積により就寝させて戴きます。