10/11/15 21:40:27
クマ射殺への反発ヒートアップ 「山に入る人間も片っ端から殺せ!」
クマの駆除に対する抗議がヒートアップしている。SNS「ミクシィ」では、人里に現れたクマを射殺したことについて、
自治体に抗議の電話やメールを送ろうという呼び掛けが始まった。コメント欄には「あいつらが嫌になるくらい電話
してやります」「山に入る人間も片っ端から殺せばいいじゃん」などという過激なものまで出ている。
畑や畜舎を荒らすクマの被害が2010年は全国的に続出し、人里に現れる例も後を絶たない。そうした中で、「ミクシィ」
内にある2010年11月10日付けの日記がネットで話題になっている。鳥取県内の熊が容赦なく殺され始めていて、
それを阻止しよう、という内容だ。
「動物の命を命とも思っていない」として該当の町役場の電話番号とメールアドレスを掲載。また、この抗議の文章を
コピーし、ネットで広めて欲しいと訴えている。熊が人里に降りてこないよう山に餌を撒き、針葉樹を間伐し広葉樹を
植える努力を行政はすべきだ、というのだ。
ターゲットにされているのは八頭町。鳥取県は07年から捕獲したクマを人間への恐怖心を植え付けて放す「学習放獣」
を進めてきたが、2010年8月にはツキノワグマに襲われた男性の死亡事故が起きた。また、「学習放獣」をしていない
ものが殆どのため、県内捕獲の6割を占めるという八頭町は射殺に踏み切った。
町役場は取材に対し、「出没するクマがあまりに多く、町民の命が奪われる前に射殺するのはやむをえない」と説明する。
しかし、同町がクマを射殺したというニュースが流れると、全国から100近い電話やメールの抗議が殺到。「クマがかわい
そう」というものから「ツキノワグマは絶滅種だ」というものまで様々だった。
「ミクシィ」の呼び掛けにコメント欄には、「抗議の電話します。転載だけでなく 自分が まず 行動ですね」「殺される熊さん
達を想うと俺が泣きそうになった」という賛同のカキコミのほか、「人里に下りてくるから殺す? だったら山に入る人間も
片っ端から殺せばいいじゃん」「手を変え品を変えあいつらが 嫌になるくらい電話してやります」
「吠え殺すのではなく、褒め殺すくらいの方が、相手は聞いてくれます」などといった物騒なものまである。
URLリンク(www.j-cast.com)