山怖 あそこに人が立つのat OUT
山怖 あそこに人が立つの - 暇つぶし2ch236:底名無し沼さん
11/08/11 22:59:40.78
足を踏み入れるサダ。

「それで、なんだけど。あの山の夜の事、聞いてもいいかな?」
「ん… あ、はい」
「夜中、いや明け方か、何も言わずに君が居なくなってしまって随分探したんだよ」
「… ごめんなさい。私、なんだか酷いことしちゃって、ホント申し訳ありません」
「何かあったの?」
「… いや、でも」
「あったんだね」
「… 」
「もし良ければ、教えてくれないかな。強制はしないけど」

俺の顔を見つめる彼女。目尻が下がり、泣き出しそうな顔をしている。
「ごめんごめん。君が無事ならそれでいいんだ。なんでもいい。ミヤビに会えて本当に嬉しいよ」
言ってしまった後、告白してしまったようで赤くなるサダ。

237:底名無し沼さん
11/08/14 23:39:35.39

彼女の唇が動いた。
「私、やばいかもって」
彼女が続ける。
「知らない男の人のテントに泊まっちゃうのって、ちょっとおかしいよね」
早口になる彼女。
「もしサダさんに襲われたとしても、私も半分悪いような気がしたんだよ」



238:底名無し沼さん
11/08/15 00:02:48.08
「あの時ミヤビは雨で大変な状況だったし、俺はそんな、変な事なんかしないよ」
サダの後、時間をおいてミヤビが言う。
「あの夜、夜中に目覚めた時、お酒の匂いがしたんだよね」
「あ、私、いつの間にか寝てたっていうのと、サダさんはその後お酒飲んだんだなってね」
「アルコールがどれほど人を変えるか、私にはよく分かるんだ。そういう親をずっと見てきたから」
「で、怖くなったんだよね」

「そんなに悪い奴に見えた?感じた?」
「そうではないけど…」
「俺はそんなことしないよ」
「じゃあ、変なことは一切考えなかった?」
「そんなこと聞くの?正直にいえば、ミヤビはとても魅力的だったよ。性的に。でもそれは頑張って自制出来たよ」

赤くなる二人。

239:底名無し沼さん
11/08/15 00:11:36.98
沈黙の後。

「私は怖くなったの」
「それで、逃げ出したの?」
「そういうことになるかも」
なんとも言えないサダ。

「俺はミヤビの幸せを願っているよ。これまでもこれからも。信じてほしい」
「ホントに?サダさんあの夜、その、ズボンがその…」
「うわっ!やめてよねー。見んなよー」

240:底名無し沼さん
11/08/15 00:17:49.67
「それは冗談かも」
「おいおい頼むぜ」

ミヤビが言えない話がある。
酔って寝ているサダの顔が、何故か馬だったこと。
似ているとかそういう話じゃない。
間違いなく「馬」だった。
更に、ショートパンツの股間が、尋常で無い程に盛り上がっていた事を。

241:底名無し沼さん
11/08/15 00:34:11.03
馬が、一緒のテントで寝ている。
ヘッドライトで照らし出される馬の首をもつ人間。

更に驚くべき事に、馬男は喋った。
「ミヤビさん、私はもう、我慢が出来ません。もうなんとも、仕方が無いですよね」

馬男がミヤビに馬乗りになった。

242:底名無し沼さん
11/08/15 00:43:21.10
言葉にならない悲鳴をあげるミヤビ。
視界の下方に、黒い馬の陰茎が揺れていた。

それを確認し、声を高めるミヤビ。
馬男はゆっくりと、その切先をミヤビの両大腿の中央に近づける。
全身で嫌がるミヤビが、逆に馬男を興奮させる。

243:底名無し沼さん
11/08/15 00:50:48.81
馬男は、抑え込んだミヤビの性器に、自らの硬いそれを先から押し込もうとする。

長いそれは、先からミヤビの複雑な部分に入り込んでいく。

しかし、ミヤビは反撃する。
長く刃を出したカッターで、硬い悪の肉棒を一刀両断するのだ。

244:底名無し沼さん
11/08/15 21:11:48.66
ミヤビは馬から逃れると、夢中で走って逃げた。

ミヤビは切り取った肉棒にそっと口づけしてつぶやいた。
「サダさん・・・・・。これってアベサダやん!」

245:底名無し沼さん
11/08/18 12:57:37.65
ミヤビの右手には歯の長いカッター、左手には半分に折られた木刀の様な陰茎が握られている。
何故か出血はない。
馬の顔をしたサダは横向きに倒れて悶絶している。
ミヤビは素早く荷物をまとめると、テントを飛び出した。

246:底名無し沼さん
11/08/18 13:08:40.89
「ミヤビ、大丈夫?顔色が悪いけど」サダが声をかける。

「大丈夫。ちょっと疲れてるみたい」目の前にはサダが居る。馬の顔をしたサダ、あれは夢だったのだろうか。


247:底名無し沼さん
11/08/18 13:24:19.15

「俺、あの夜に変な夢を見たんだ」
「夢?」
「ミヤビの夢なんだ。ミヤビが山道を走ってて、馬に襲われる夢だった。変だよな、山に馬なんかいないよね」

「え…馬って…」
ミヤビの表情が険しくなった。


248:底名無し沼さん
11/08/18 13:45:50.02
「最後に馬がミヤビを突き飛ばしちゃうんだけどさ、その時には馬の首がないんだ。ホントに変な…おい!ミヤビ!」

突然、テーブルに突っ伏すミヤビ。
弱い光の中で、サダの声が小さくなっていく。
肩を揺すられた気がしたのを覚えている。


249:底名無し沼さん
11/08/26 04:57:31.45
もっとエロくしろ!

250:底名無し沼さん
11/08/26 13:40:31.19
病院へ向かう救急車の中で、ミヤビの意識が戻った。
頭のCT検査が終わり、救急外来のベッドで点滴を受けているミヤビ。
ベッド脇の椅子にサダが腰掛けている。

「つるまきみやびっていうんだね。救急隊員に聞かれて焦ったよ。姓は知らないって言ったら、ご関係は?なんて凄まれてさ」
ミヤビが少し笑う。
「サダさん、迷惑かけてごめんなさい。そしてありがとうね。救急車なんて乗ったのはじめて」
「気分、大丈夫?」
「少しぼーっとするけど、もう大丈夫みたい」


251:底名無し沼さん
11/08/26 17:59:48.93
アナルプラグを取り付け逆さ吊りにされたミヤビの前には
リモコンバイブのボタンが置かれてる。
舌を伸ばしてスイッチを押した瞬間・・・

252:底名無し沼さん
11/08/28 15:58:08.45
何このスレ・・・
AA略

253:底名無し沼さん
11/08/28 20:12:04.33
>>252
エロ小説を書きたい人が各自勝手にエロ小説を書くスレ

254:底名無し沼さん
11/08/29 10:16:18.48
しかも面白くもエロくもない件

255:底名無し沼さん
11/10/22 19:12:11.88
で、結局どうなったんだよ!

256:底名無し沼さん
11/10/25 12:33:32.61
サダの背後から、白衣を着た髪の短い男が現れた。

首には「医療用」と書かれた赤い携帯ストラップを下げている。
「加藤と言います。検査結果を見ましたが、今のところ大きな問題は無いようです。点滴が終わったら、今日は帰って貰って結構ですよ」


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