10/08/03 22:54:05
■テンプレ/高山病の予防、対策(あくまで参考資料です。判断は自己責任でお願いします)
高山病は体力は関係なく、体質に起因するといわれ、年齢や性別もあまり関係ないようです。
自己の体力を過信せず、登り始めはゆっくりと身体を慣らしながら登りましょう。
ゆっくりと深く呼吸して、より多くの酸素を取り込むように意識することが大切です。
水分を定期的に摂ることも効果的なので、行程の時間から逆算してあらかじめ必要量を算出し、
それに基づいて、計画的に摂取すると良いでしょう。
下記HPによると、1時間あたり、体重kg×5mlを4回ぐらいに分けて飲むのが良いそうです。
(HP通りに計算すると必要量が結構多くなるので、間隔や量を自分なりに調整してください)
●Yutaka Miura's home page:私の高山病の治療方針
URLリンク(www.med.nagoya-cu.ac.jp)
山小屋に泊まると、高山病になりやすいとの報告が多く寄せられています。
睡眠中は呼吸が浅くなるため、充分な酸素が取り込めないからと言われています。
山小屋に泊まる場合でも、なるべく低い高度で泊まるのが良いでしょう。
ただし、その場合はご来光を頂上で拝めなくなる可能性もあるので、ご注意ください。
ツアー登山は、スケジュールが決められているために自分のペースが作り難く、無理について
いこうとすると、高山病を誘発する場合もあり、あまりお薦めできません。
特に、登山自体の経験が少なく、自分でペースが作れない方は避けた方がいいでしょう。
どうしても心配な方は、個人ガイドや、少人数のツアーをご検討されてください。
▲重要:もし高山病になったら(あくまで参考資料です。判断は自己責任でお願いします)
もちろん、下山するのが一番の解決策です。
症状としては、まずは頭痛、息切れ、むくみ、不眠症、食欲不振、吐き気など。
さらに、激しい頭痛、嘔吐、空咳、脱力感、意識障害(トンチンカンなことを言う、問いかけに
反応しないなど)になると、とても危険な状態です。
登山を諦めて、付き添いの人と共にすぐに下山してください。
高山病は、肺水腫、脳水腫など、最悪の場合、死に至るということを忘れないでください。