11/11/06 20:16:38.33 agHSx7Wk0
●愛媛・石鎚山温泉・京屋旅館(四国の白濁泉)
半月ほど前にレポした同じ西条市の湯之谷温泉と、どちらに泊まろうかと悩んだ宿です。
結局こちらは後日立寄りで利用させてもらいました。日帰り入浴は500円。入浴時間等は要確認。
一人泊も可能で、1泊2食で8,500円程度。予約は直接電話しか方法がないようです。
◆交通
西条駅からバスで50分弱。加茂川沿いにひたすら山奥へ入っていきます。舗装はされていますが、
最後の5kmはすれ違いも難儀しそうな狭い道となります。ここは四国の最高峰、石鎚山の登山口。
ロープウェイ乗り場のすぐ手前に宿があります。
◆外観
ボロ宿に慣れている私でも、泊まるとなればいささか逡巡せざるを得ないような雰囲気…。
朽ちかけたようなアーケードの下にある土産物屋兼食堂が京屋旅館。まあ、それなりに立派な
旅館入口もあるのですがw 宿泊の場合は、この食堂が食事場所となるらしいです。
◆風呂
男女別の内湯のみです。宿はボロいがお湯は極上の部類でしょうか。四国で白濁泉に入れるとは!
3×1,5mの石組みの湯舟には、透明度10cm位の白濁泉が満たされています。この日はやや控えめの色。
ジャグジーのようにブクブクさせているのは、そうしないと湯の花が大量に沈殿してしまうからだそうな。
源泉は16℃の「含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物炭酸水素塩冷鉱泉」。成分総計が8,067mg/kgといったら、
秋田の日景温泉と同じくらいじゃないかw 浴槽内は適温。お湯が減ると加熱湯が供給される仕組み。
循環もしてるのかな? 硫化水素泉ではないので、匂いはほとんどしません。浴後はいつまでも指の間が
こそばゆいようなツルツル感。シャワーつきカランが5ヶ所くらい。シャンプー等常備。
成分がこびりついていたりしますが、風呂場は案外こざっぱりとしています。窓からの眺めもなかなか。
URLリンク(album.yahoo.co.jp) 内湯
◆その他
以前「自遊人」に載った「京屋旅館別館・歓喜庵」は同系列の宿。ただし、ここから10キロ以上離れているし、
コンセプトも全然違うようなので、お間違いなく。お湯は京屋旅館からローリー運搬しているようですが。