11/03/19 01:20:07.40 In6yGqAQ
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環境被曝の経過
ラップランド人では、大気からコケなどを経てトナカイに入り、トナカイに入っている放射性セシウムを摂取する過程が経路である。
ふつうは、土壌から野菜や穀物を経て人が摂取する経路が重要であり、大気中から葉菜への沈着も問題になる。
土壌の中での挙動は土質によって異なる。粘土質の土壌ではよく吸着され、植物には取り込まれにくい。
水圏での挙動は単純ではない。淡水には溶けにくく、湖底堆積物に含まれることが多い。海水には溶けて、魚などに摂取されやすい。
再処理工場からの放出
セシウムは水溶液中で揮発性化合物をつくらず、排気中に入らない。
排水中の量も低くできるはずであるが、実際はある程度の量が入っている。
フランスのラ・アーグ再処理工場からの2003年の排水中への放出量は419億ベクレル(4.19×1010Bq)だという。
134Cs /137Cs比は0.055であったが、この減少はセシウム-134の崩壊によっている。