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県が制作を進めているオリジナル観光PRアニメーションのヒロイン「サクヤ」のデザインが決まった。
県は「県民参加のアニメ」を目指し、サクヤなど物語に登場するキャラクターのせりふを吹き込む声優を
募集することにした。アニメは来年3月から県のホームページなどで公開され、観光案内施設でもDVDで
上映される。
県観光課によると、物語にはサクヤのほか県のマスコット「コバトン」など県内自治体の「ゆるキャラ」が登場。
サクヤやコバトンらが、埼玉の観光資源やB級グルメなどを支配しようとする謎の組織から守るストーリーという。
ヒロインのサクヤは、古事記などに登場する女神「コノハナサクヤ姫」にちなんだアニメ用のキャラクター。
竜神と人間との間に生まれた半神半人の美少女で、巫女(みこ)の姿に近く、勾(まが)玉のネックレスを
しているのが特徴。神社の絵馬に描かれた絵を呼び出し、実体化させる不思議な力を持つという設定になっている。
サクヤのデザインは一般公募で決まった。県内外からプロを含む61点の作品が寄せられ、県内在住の
ペンネーム「みやの」(本名非公表)さんの作品が採用された。
アニメは1話5分程度の4話で構成。募集する声優はサクヤをはじめ、埼玉の観光資源などを乗っ取ろうとする謎の
組織のボス、アナウンサー役の3人。ほかのキャラクターの声優を兼務することもある。男女、プロやアマチュア、
年齢は問わない。県外からの申し込みも可能。12月中旬、さいたま市内でオーディションを開く。来年1月と2月に
それぞれ2日間程度の収録がある。申し込み受け付けは30日まで。
ヒロイン「サクヤ」デザイン決まる 県観光PRアニメ
URLリンク(www.saitama-np.co.jp)
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