10/11/22 12:40:33 u2380KoM0
Q.性犯罪被害などの発生率を国際的に比較できますか?
A.国際犯罪被害実態調査(ICVS)では,犯罪被害の実態を世帯犯罪被害と
個人犯罪被害に分けて調査している。
これらの犯罪被害は,国際比較を可能とするため,当該被害の実態に
共通の要素を基準とした国際標準の定義に基づいて調査しており,
特定の国の法律上の犯罪類型とは必ずしも合致しない場合を含んでいる
よって国ごとに出している犯罪件数では国際的に比較することができない。
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なおOECDによるICSVが定期的に発表されているが、成人女性への軽い性犯罪
(Sexual offences against women)という定義で行われており、
強姦(Sexual assaults)や未成年への性的虐待(Child sexual abuse)、
児童ポルノ所持などは含まれていない。
URLリンク(lysander.sourceoecd.org)
またその他の国連などの国際機関などが出している性犯罪統計でも、日本では
男性へのレイプは性犯罪としてカウントされない、
妻へのレイプもカウントされない、
痴漢や盗撮が迷惑条例違反と処理されて性犯罪にはカウントされない
という特殊事情を考慮していないものが多く、
数字上では日本は性犯罪が少ないと誤解されている