10/11/23 08:20:38 JziS1gMN0
窮民革命論
窮民革命論(きゅうみんかくめいろん)とは、日本の新左翼の政治思想の一つ。
■概要
従来の共産主義理論において、革命の主体たりえる者は「労働者階級」とされてきた。
そして最下層階級は極貧すぎてその日暮らしが精一杯であり、革命に対する意欲が
薄いことから「ルンペンプロレタリアート」として軽視していた。
ところが新左翼活動家の竹中労・平岡正明・太田竜らは、新たに「窮民革命論」を唱え、
注目を浴びた。これは「一般の労働者は革命への意欲を失っており、革命の主体には
なりえない。疎外された窮民(ルンペンプロレタリアート)こそが革命の主体と
なりえる」という理論であり、日本における窮民の具体例として、アイヌ、
在日韓国・朝鮮人、琉球民族、日雇労働者を挙げている。
この理論は、全共闘運動の行き詰まりを感じていた新左翼活動家に強い影響を与え、
日本の民族問題に関心を持つ者が増えた。やがてその中から、反日テロを行った
東アジア反日武装戦線が現れることになった。そして、思想を更に先鋭化させて反日亡国論が
台頭することになった。
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