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仏教だってエンターテインメント!。広島の若手僧侶たちが23日、
県立総合体育館(広島市中区)で「坊さんフェス2010」を初めて開催する。
仏壇に葬式、法事……。地味な印象がつきまとう現状を変えたいと、知恵を絞っている。
県西部の40歳までの浄土真宗僧侶約100人でつくる広島青年僧侶春秋会の主催。
「ショットバーで語る法話」など、若者に仏教文化を伝える活動を続けてきた。
しかしここ10年、企画した催しに若者が来ない。昨年も吉本新喜劇と組んで芝居を上演したが、客足は伸びなかった。
会長の南秀和さん(38)は「若い人の宗教離れは深刻」と痛感した。仲間と話し合い、市民との交流の場として定着していた
識者による仏教講演会を、「子どもたちでも気軽に親しめるイベント」に改革すると決意した。
若手の僧侶たちは、年配の門徒が日頃から「子どもの頃は、寺が一番安心して遊べる場所だった」と話すのが気になっていた。
勉強や盆踊りの会場になるなど、文化的要素の強い場所でもあった。
「現代は文化や娯楽の機能がいろんな施設に分散している。寺でもその役割は果たせるはず」。
そんな思いから、往時の盛況ぶりを再現するイベントの開催を思い立った。
メーン企画は、一般の人たちが合掌している姿の写真を3万枚以上はり合わせ、
阿弥陀如来(あみだにょらい)像を描き出す巨大な「フォトモザイクアート」(縦9メートル、横5メートル)。
約50人の僧侶が県内外に足を運んで撮影した努力の結晶だ。
浄土真宗の宗祖・親鸞(1173~1262)がよく食べていたという小豆がゆの屋台や、僧侶と一緒に数珠をつくるブースも設ける。
フェスの実行委員長、宮武大悟(たいご)さん(32)は「ニュートラルな気持ちで仏教を見て、
奥深さを知るきっかけにしてほしい」と意気込んでいる。 (以下略、終)
ソース 朝日新聞
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写真 阿弥陀如来像やお坊さんをあしらったポップなTシャツやポスター、ポストカードなどグッズも続々と完成している=広島市西区
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