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>>1関連の続き
<開かれた社会に>
流された情報は確かなものなのか、流言飛語の類ではないか、人権を侵害する恐れはないか、何のために、
だれが流しているのか、情報に何か操作が加えられていないか-。こうした疑問を持ちつつ、判断する受け手の側の
眼力が問われている。われわれは新聞を通じて、そうしたネット情報を識別する判断材料を提供したいと考える。
何より重要なことは、情報を受け止める社会が開かれ、オープンな論議や異議申し立てが自由に行われて
いるかどうかである。例えば、日本や米国、韓国、中国、欧州といった各地域の政治とネット情報との関係に
目を向けてみるのも、ネット社会とのかかわり方を考えるうえで一つのヒントになるだろう。
開かれた自由な社会では、批判的な判断力は自然に高まるはずである。不平不満が、不確かなネット情報を通じて
暴走するリスクは少なくなるだろう。市民参加の政治実践の積み重ねが、ネット社会をはぐくむことにもつながる。
(終わり)