10/11/19 19:08:24 0
>>1の続き
海上保安官が投稿したことは当初分からなかった。中国漁船が巡視船に衝突する映像とともに、
「sengoku38」という投稿名が流れた。取りようによっては「仙谷」や「戦国」を連想させる形で、
世論をあおった。ネット上の匿名情報については、一般の視聴者には真偽を確かめる手段がない。一度流された
情報はまたたく間に広がる。一歩間違えば、無責任な情報に振り回されかねない。一方、今回の映像流出によって
国民は結果的に知りたいと思う情報に接することができた。各メディアはネットに流れた映像を後追いし、
繰り返し放映したり、検証したりした。インターネットの普及によって、人々はだれもが情報の発信主体になり、
それを世界中が共有できるようになった。だが、使い方に定石はない。ここにネット社会の光と影が潜んでいる。
>>3以降に続く