10/11/19 18:08:58 cQEVhqwV0
悪いことは言わんから、分かってない奴は以下の URL 参照しとけ。
Wikipedia 日本語版の「暴力」の「概説」:
URLリンク(ja.wikipedia.org)
長いが該当部を引用する:
> 暴力は人間の尊厳や人権をおびやかすものであり、人道主義や平和主義の立場では
> あらゆる対立は非暴力的な手段によって理性的に解決されるべきという社会の規範が
> しめされる。しかしながら、その規範が実施されるとはかぎらない。そのために暴力に
> 対抗することが必要となる。
>
> しかし、これは暴力と非暴力、善悪の対立ではありえない。暴力に実質的に対抗できる
> のは同等の暴力だけである[4]。つまり、暴力を統制するためにはより強力な暴力、
> すなわち組織化された暴力(Organized violence)が社会の中で準備されなければ
> ならない。軍隊、警察がこれにあたり、社会学者のマックス・ウェーバーはこれらを
> 暴力装置と位置付け[5]、権力の根本にある暴力の独占において行使されるものだと
> 定義した。ロシア革命を主導したレーニンも著書「国家と革命」の中で警察や軍隊を
> 指して「暴力装置」と表現している。しかし、ウェーバーが警察や軍隊の社会機能と
> しての側面を「暴力装置」と表現したのに対し、レーニンは階級闘争の仮想敵として
> 警察や軍隊を「暴力装置」と揶揄的に表現した。警察や軍隊を「暴力装置」という同じ
> 語彙で表現した両者だがその解釈には差異がある。日本の自衛隊が軍隊かどうか
> の法的性質は自衛隊を参照。
>
> 4. 山崎正一・市川浩 『現代哲学辞典』 講談社、1970年、559頁。
> 5. 『職業としての政治』
> 「the state is the source of legitimacy for any use of violence.
> The police and the military are its main instruments, but this
> does not mean that only public force can be used: private force
> (as in private security) can be used too, as long as it has
> legitimacy derived from the state」