10/11/19 07:57:15 0 BE:205753032-PLT(12556)
閣僚メンバーの国会答弁の乱れが止まらない。十八日の参院予算委員会では仙谷由人官房長官の
「自衛隊は暴力装置」発言に加え、蓮舫行政刷新担当相、岡崎トミ子国家公安委員長が従来と
食い違う答弁や「迷言」を展開し、野党側の攻撃の標的になった。いずれも謝罪したが、
柳田稔法相の国会軽視発言に続いて閣僚の答弁能力の弱さを露呈した。
「暴力装置でもあり、ある種の軍事組織でもある」。防衛省が政治的発言をする第三者を
行事に呼ばないように行政通達を出していた問題をめぐる質疑の中で、仙谷由人官房長官が
自衛隊をこう表現すると、委員会室は騒然となった。
仙谷氏は直ちに「実力組織」と訂正。さらに、野党から発言の撤回を求められると
素直に応じ、「法律上の用語としては不適当だった」と頭を下げた。
蓮舫行政刷新担当相は国会内でのファッション誌の写真撮影が再び、攻撃されて答弁に苦労。
これまで、国会に提出した撮影許可願の目的欄に「議員活動の記録のため」と記入したのは、
衆院事務局の「示唆によるもの」と説明していたが、この日は発言を一転、撤回。
従来の答弁について「自分の誤解だった」と説明し、野党側に謝った。さらに蓮舫氏は
独立行政法人に関する答弁でも野党側に事実誤認を指摘され、再び、発言を撤回し、謝罪した。
岡崎トミ子国家公安委員長は二〇一〇年度補正予算案に盛り込まれた警察車両の配備先について
十分に答えられなかったほか、質問に合わない答弁を続け、審議がたびたび中断。
岡崎氏も答弁を撤回し、陳謝した。
閣僚答弁の迷走について自民党の谷垣禎一総裁は「まさに政権末期状況だ」と述べた。
*+*+ 東京新聞 2010/11/19[07:57:15] +*+*
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