10/11/18 23:43:39 EZA+Vdna0
リアルタイムで予想してみました。
「クソッ…、畜生…ッ、産経ごときが…、二度と狭山茶など飲まんぞ…ッ」
男は歯ぎしりを繰り返し、爪を噛みながらつぶやいている。
（こんな夜は…、あそこに行こう）
運転手に「いつもの場所」に行けと伝える。
マンションの下で、男は車を降りた。無作法な自衛官や、自分への尊敬も知らない新聞記者、そしてけばけばしい赤スーツの女への怒りが、血流になって流れて行くのを感じる。4階でエレベーターを下り、いつもの部屋に入る。
「ひぃっ！」
女はすでに寝ていたのだろう。ずるずると格闘するように、ベッドから転げ落ちた。
「きょ、今日はやめてください…。まだ、傷が…、ああっ」
女の哀願など、右から左へ抜けて行く。
ベッドに押し倒すと乱暴に女の服をはぎ取った。自分もすばやく、頭を含めて裸になる。
「せめて…、せめて今日は口だけでっ」
そう言いかけた女を押し倒した。
「うるさいっ、俺を誰だと思ってるんだ」
相手が腰をかばって動けずにいるのをいいことに、
「それとも、またベランダで、携帯のバイブで責めてやろうか、ああっ？」男はゆっくりと女の中心を貫いていく。
「ああっ…深いっ、そのまま、抜かないで…」
「一方通行のはずがあるか。交互通行だっ」
激しいタッチ&ゴーを繰り返すと、女の中心からモラルの滴があふれだした。
「あんっ、あなたの羅針盤の角度をもっと変えてぇ…」
甘えた声にも、男が耳を貸すことはない。半開きに蕩けた唇が男の被虐心をさらにあおぐ。
「どうだ？ しびれてアンアンいいながらコントロールされる気分は？ 略して…っ」言い終わらないうちに、部屋の玄関が閉まる音がした。
「!!」男は震え上がった。
振り返ると、闇のような人影が立っていた。眼鏡のフレームがきらりと光った。
「こんなところで何をしているんだ…？ 暴力装置を発動するぞ？」
冷たく、低い声が部屋に響く。
「こ、これは…、あのう…ぅ」男は慌てて服をまとめ、部屋から飛び出して行く。靴を履く余裕すらない。
ドアが閉まる寸前に、彼をあざけるようなつぶやきが聞こえてきた。
「二度と来るな」
もちろん彼はツイート拒否だ。