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肺を持つことで知られる「肺魚類」としては史上最大となる古代魚の歯の化石が米国
中部で発見された。
推定全長は約4メートルで、現在生息している肺魚の2倍以上に達するという。
化石は最長部分で約12センチ。ネブラスカ州の住民の収集品として、70年間、同州立
博物館に保管されたままになっていた。最近になって、米デポール大学の島田賢舟准教授らが化石を
調べ、現在も近縁種がオーストラリアに生息する「ケラトダス」という肺魚のものと判明。米
古脊椎動物学会で報告された。
歯の形などの特徴から、約1億6000万~1億年前(ジュラ紀後期~白亜紀前期)に生息した
と推定される。西隣のワイオミング州に、肺魚化石が発見されることで知られる同時期の地層があること
から、同州の化石が川に運ばれるなどして、ネブラスカ州で発見されたのではないかとみられている。
(2010年11月18日14時45分 読売新聞)
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